麦畑のセッカ
4月最後の週末はお天気下り坂の予報。土曜の午後から雨が降り、日曜の朝までしっかり降るという。風の予報を調べると、土曜日の午前中はそれほど強い風は吹かないようである。1週前の土曜日の午後は大麦畑に出向いたが、その時は強風で麦穂が大きく波打っていて穂先にとまるセッカなどは到底と撮れる状況ではなかったので、終始ツバメを撮っていた。今回は風がそれほど強くないということなので今季最初の小麦畑のセッカを撮影すべく毎年出向くエリアへと出かけた。
今回出かけたエリアは大規模農業生産法人が毎年決って栽培している麦畑を除き、米作と麦作とを輪番制で栽培している。そのために麦畑の場所は毎年微妙に変化する。目的地について最初にやることはその年の麦の栽培されている場所を確認すること。その次にやることはできるだけたくさんのセッカを見つけること。
麦畑のセッカはとにかく麦穂に頻繁に頭出ししてくれる個体を見つけ出すことが最も大事で、すぐに潜り込んでしまう個体しかいない畑でどんなに粘ってもまともな写真は撮れない。そのためにはできるだけたくさんの個体を見つける必要がある。広大な麦畑エリアでは探せば10個体ぐらいのセッカはあっという間に見つかるので、その中で麦穂の先端によく頭出ししてくれる個体を見つけ、そういう個体が見つかったらその個体に集中することが大事です。
麦穂の先端にとまって囀るセッカ。
叫んでいるわけではありません。
動きのあるカットを。
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