2023年5月28日 (日)
2023年5月19日 (金)
2023年5月17日 (水)
2023年5月16日 (火)
ツバメの飛翔
連休中のノビタキの写真のあと、ブログの更新が滞ってしまいました、
連休前から連休後にかけて、ノビタキ以外の鳥も合間をぬって撮影していますので、少しづつアップしたいと思います。
先ずは、大麦畑や春蒔きの蕎麦畑を飛ぶツバメから。
4月中旬過ぎに撮った大麦畑を飛ぶツバメ。
麦穂の立体感を出すために敢えて逆光や半逆光で撮っています。
麦穂はまだ青々としていましたが、撮影から1か月近く経った今の時期なら黄金色に近くなっているでしょうね。
翼と尾羽全開で。
こちらは花がようやく見ごろを迎えた春蒔きの蕎麦畑。既に今季3度目の訪問です。
春蒔きの蕎麦は6月末から7月中旬頃にかけて収穫されます。
この畑はツバメがよく飛んでいましたが、雑草が多めで少し残念でした。
本来の目的のセッカは今年も今のところ声すら聞かず。春蒔き蕎麦に取り組みはじめて3年目ですが、なかなか思惑通りに事は運びませんね。
2023年5月10日 (水)
カラマツの芽吹きにノビタキ
落葉針葉樹のカラマツは秋になると黄色く色づき、晩秋には葉を落として、春にはまた芽吹き出します。
近畿圏の低山ではゴールデンウィーク頃だと既に新しい葉が随分と出てきていて「芽吹き」と呼ぶにはやや遅くなっていますが、ノビタキが繁殖する高原では5月の連休頃がちょうど芽吹きの季節。高原にレンゲツツジが咲き誇る頃にはカラマツもしっかりと緑の葉をのばします。
というわけで、今回は芽吹きはじめたカラマツどまりのノビタキを何枚か集めてアップします。
横に枝が張り出さず、縦にすっと伸びてゆくカラマツは縦位置カットが似合いますね。
八ヶ岳連峰とノビタキでもアップしましたが、権現岳と一緒にカラマツどまりの縦位置カット。
こちらはかなり背の低い若木です。カラマツには警戒心なくとまるのでかなり近づいてもノビタキは逃げません。
近づきすぎるとカラマツの先端が画角に入らないので無暗に近づきはしませんが。
カラマツ林をバックに。止まり木からできるだけ遠ざかって撮っていますが、これ以上後ろに下がれないので先端は少し空に抜けてしまいます。
豆粒ですが背丈の低いカラマツの若木の先端にノビタキ。バックにモミの木の林と更にその背後に北アルプス。
この時間帯、気温がかなり上がって陽炎がもやもやしているので写真はシャキッとしません。
左側に槍ヶ岳、右側に常念岳が入ってます。
夕刻に月が姿を現したのでカラマツにとまるノビタキと一緒に。
先端にとまるノビタキと月を重ねるにはカラマツの木にかなり近寄らなければならないので、月面の模様を出すためにしっかりと絞って撮影しています。本当はあまり絞りたくないんですが、絞らないと月面の模様は出ないので仕方なく。
連休中のノビタキの写真のアップは今回でお終い。
次はいつノビタキに会いに行けるかな。
2023年5月 9日 (火)
北アルプスとノビタキ
昨日に続いて高原での初夏の雪山背景のノビタキをアップします。
毎年この季節は八ヶ岳連峰の山々をバックに撮影を行うために八ヶ岳連峰が順光で見渡せる午後から撮影を行いますが、今回は北アルプスの山々を背景としたノビタキも撮影しました。北アルプス側は午前中に順光となるため、高原で一泊し、早朝からお昼ごろまでの撮影となりました。
同じ日の午前中に北アルプス側、午後から八ヶ岳側の撮影をすれば1日で済むのにと思われそうですが、自宅から高原に向かう道中でコマドリの森に立ち寄ったので、雪山背景の撮影は二日に分けて行うことになりました。
撮影当日は早朝の5時台より北アルプスの全景が見渡せる丘に上がって撮影に臨みましたが、ノビタキはなかなか都合よく山を背景にできる位置にはとまってくれず、撮影は大変苦労しました。午前11時を回った頃には気温の上昇で陽炎が酷くなり空気の揺らぎで写真が解像しなくなってきたので、2日間にわたる高原でのノビタキ撮影は終了となりました。
北穂高から常念岳まで。
北穂高から槍ヶ岳まで。
ノビタキ君のちょうど後ろが北アルプス屈指の難所の大キレット。
キレットとは山の稜線が切れ込んだ部分を指す山岳用語で漢字で書くと「切戸」です。
外国語じゃなくて日本語です。
こちらは丘の上からではなく、別のポイントから撮影した常念岳バックのノビタキ。
木々はモミの木でノビタキはモミの梢にとまっています。
2023年5月 8日 (月)
八ヶ岳連峰とノビタキ
今年も雪山背景のノビタキを撮りに初夏の高原に出かけました。
毎年撮影する八ヶ岳連峰バックの写真は、午後から順光となる場所なので、午前中はいつものようにコマドリのいる森に立ち寄りましたが、今年のコマドリ君は昨年以上に出が低調でまともな写真は撮らせてもらえませんでした。
午後から予定どうりに高原に到着すると、さっそくノビタキが出迎えてくれました。昨シーズンは枯れススキが冬季の雪で皆倒れてしまっていてススキの先端にとまったノビタキを雪山背景で撮る構図が実現しませんでしたが、今期は何とかススキが残っていました。
しかし、ノビタキは全然ススキの先端にはとまってくれません。ススキの根元にとまることはありましたが、それでは雪山バックと一緒に撮っても絵になりません。仕方なく、今シーズンも昨年と同様にカラマツどまり中心に撮影することになりました。
権現岳背景にカラマツどまり。
例年あまり撮りませんが、こちらは横岳バック。ギザギザした稜線の所が横岳です。
カラマツの後ろは八ヶ岳連峰最高峰の赤岳です。
こちらの低い木にも毎年とまります。
赤岳と阿弥陀岳(中央の山)バックの飛翔。
カラマツから飛び出し、権現岳バックの飛翔へと。
上空の虫を捕るための飛翔ではなく囀りながらのディスプレイフライトが中心になります。
北アルプス背景のノビタキに続く。
2023年5月 1日 (月)
麦畑のセッカ
4月最後の週末はお天気下り坂の予報。土曜の午後から雨が降り、日曜の朝までしっかり降るという。風の予報を調べると、土曜日の午前中はそれほど強い風は吹かないようである。1週前の土曜日の午後は大麦畑に出向いたが、その時は強風で麦穂が大きく波打っていて穂先にとまるセッカなどは到底と撮れる状況ではなかったので、終始ツバメを撮っていた。今回は風がそれほど強くないということなので今季最初の小麦畑のセッカを撮影すべく毎年出向くエリアへと出かけた。
今回出かけたエリアは大規模農業生産法人が毎年決って栽培している麦畑を除き、米作と麦作とを輪番制で栽培している。そのために麦畑の場所は毎年微妙に変化する。目的地について最初にやることはその年の麦の栽培されている場所を確認すること。その次にやることはできるだけたくさんのセッカを見つけること。
麦畑のセッカはとにかく麦穂に頻繁に頭出ししてくれる個体を見つけ出すことが最も大事で、すぐに潜り込んでしまう個体しかいない畑でどんなに粘ってもまともな写真は撮れない。そのためにはできるだけたくさんの個体を見つける必要がある。広大な麦畑エリアでは探せば10個体ぐらいのセッカはあっという間に見つかるので、その中で麦穂の先端によく頭出ししてくれる個体を見つけ、そういう個体が見つかったらその個体に集中することが大事です。
麦穂の先端にとまって囀るセッカ。
叫んでいるわけではありません。
動きのあるカットを。
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