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2023年2月25日 (土)

チュウヒ


2023年に入ってから撮影したチュウヒの写真が随分と溜まってきたのでアップします。
年が明けてから、チュウヒの鳴き声をよく聞くようになりました。2月に入ってからは、2羽でディスプレイフライトと思われるような飛び方をしているところも見られました。猛禽の世界でも徐々に春が近づいてきているのを感じます。

 

正面から。

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雪山バックに。

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伊吹山と。

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霊仙山。

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これぐらいの色合いの個体まで大陸型と称するバーダーもいるが、こういう個体は普通に国内繁殖しているので大陸型などと呼ぶ意味は全くないと思う。

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ディスプレイフライトと思われるような飛び方をしていた2羽。
頻繁に鳴き交わしていた。

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こちらは昨年の秋口からよく見ていた風切り羽が1枚抜け落ちた個体。
なお、シーズン初めにはよく見かけた頭の白い個体(最低2羽はいた)は年明け後はほとんど見ない。
日没後、真っ暗になった時間帯には10羽ぐらいのチュウヒが塒に集まってくるので、その中にはいるかもしれないが、その時間には暗すぎて個体識別がほぼ不可能になっている。

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青空バックで頭上を通り過ぎてゆくチュウヒ。

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登ってきた月をかすめて。

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2023年2月19日 (日)

雪とルリビタキ(第1回冬羽雄)


1月末の降雪時には山だけではなく、平地でもかなりの雪が積もりました。
平地に雪が積もった時にルリビタキを撮影に行く候補の場所が数か所あるのですが、その中から1か所、チュウヒやハイイロチュウヒのフィールドに向かう道中で立ち寄れる都合のよい場所があるので、今回はそちらに出向いてルリビタキを探してみました。

フィールドについて探索を始めるとすぐに雌タイプが1羽見つかりましたが、警戒心が強くて茂みの中や枝込みなど、あまり良い状態で撮影できる様子がなかったので、その個体には固執せずに別個体を探したところ、同じく雌タイプで枝にたっぷりと雪が乗った雰囲気のよい場所にも出てきてくれる個体を見つけることができました。秋から冬のルリビタキの撮影では地鳴きの声を頼りにできるだけたくさんの個体を見つけることが第一で、警戒心の強い個体に無理に固執せずに撮らせてくれる個体が見つかるまで探索を続けることは非常に重要です。

今回はフィールド内の積雪が30センチ近くあり、そのすべてが踏み跡のない新雪状態だったので歩き回るのにも結構労力がいる状態でした。そのため、撮らせてくれそうな雌タイプを見つけてからはその個体に集中し、お昼を回るまでずっと同じ個体を撮り続けました。見た目は雌ですが、時折、高木のてっぺん付近まで行って繁殖期と変わらないイントネーションで囀っていたので間違いなく第1回冬羽の雄個体です。

雪とルリビタキの撮影をたっぷりと堪能させてもらった後、ハイイロチュウヒのいる葦原へと向かいましたが、こちらは日没前に雌タイプが一度至近距離を飛んだのみで、塒入りの乱舞は残念ながら見られませんでした。

 

 

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2023年2月18日 (土)

雪山のミソサザイとルリビタキ


1月末の大雪のあと、今年2度目の雪山に登った。
お正月休みに雪の登山道で撮影した雪の中でのミソサザイの囀りをもう一度しっかりと撮りたいと思い、今回は下山時ではなく登りの時にミソサザイを待ったが、前回と同じポイントで姿は見せてくれたものの、囀りは全く見られず、目論見は見事にはずれてしまった。まあ、まだ1月なのでいつ行っても囀っているようなことはあり得ないのだが。

ミソサザイの動きを目で追っている時、雪の登山道脇の側溝からひょっこり鳥が出てきたので、ミソッチと思ってレンズを向けるとルリビタキの成鳥雄だった。

前回、ミソサザイの囀りを撮ったのは下山時の午後4時を回った時刻で、非常に暗くて露出が厳しかったので、今回は朝の登りの時にと考えたのだが、登山道は左右が高木の杉木立で覆われていて光が十分に届かず、夕刻であろうと朝であろうと暗いことに違いはなかった。
今回もISO感度をISO3200まで上げてもシャッタースピードは激遅。機材軽量化のために開放f値5.6のズームレンズを使っていたが、最低でも開放ニッパチぐらいのレンズは使わないとどうにもなりませんね。

 


前日の夜にも雪が降ったので、登山道わきには雪はたっぷりとあったのだが、残念ながら囀りはなし。

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杉の木の幹のところで。こういう場所は特に暗い。
ISO3200でSS1/20秒。

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突然姿を見せたルリビタキの成鳥雄。

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2023年2月17日 (金)

ハイイロチュウヒ


2023年に入ってから撮影したハイイロチュウヒ。
雌タイプは年明け前から何度も見ている個体ですぐ近くを飛ぶこともあるが、成鳥の雄は塒帰りが非常に遅くて距離も途方もなく遠い。
2枚の写真は同じフィールドでも撮影地点が全く違うので光の方向も違います。

 

雌タイプ。瞳の外の虹彩は暗色。暗褐色というよりも小豆色と表現した方がぴったりと思う。

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成鳥雄。山バックに飛んだタイミングを。

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2023年2月16日 (木)

ケアシノスリ


チュウヒやハイイロチュウヒの葦原に撮影に出向いた際に飛んでいたケアシノスリです。今シーズンは全国的にケアシノスリの目撃情報が多いようですね。近畿でも北西部に出ていた個体には大勢のカメラマンが押しかけていたようです。
今回撮影した個体は、周囲に何人かのカメラマンがいましたが皆普通のノスリとしか思ってなかったようですが。

 

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目の前の葦原上空でよくホバしてました♪

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2023年2月15日 (水)

雪山のヒガラ


昨年のクリスマス寒波の時に雪山に登った際には出会うことが極端jに少なかったヒガラ。
年が明けて1月末の大雪のあとに同じ山に行くと、個体数はそれほど増えた印象はないものの、見かける頻度はずいぶんと増えた感じがしました。
ヒガラは冠羽がツンと立っているのが特徴で、モヒカン頭のような姿はとてもユニークで可愛いですね。

 

 

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下のカットは昨年のクリスマス寒波の時にワンチャンスだけ撮らせてもらったものです。

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ヒガラちゃんに次に出会うのは亜高山帯の夏山でかな。それとも、この冬もう一度会えるかな。

 

 

 

 

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2023年2月14日 (火)

雪山のオオアカゲラ


2023年になってから2回登った雪山で撮影したオオアカゲラ。1度目はお正月休みに、2度目は1月末頃の大雪のあとに。

コロナ禍でこの山での撮影は随分と遠ざかっていたが、以前はオオアカゲラもいるにはいても簡単には見つけられなかったように記憶している。

しかし、今シーズンはどういうわけか、いつ登ってもいとも簡単にオオアカゲラが見つけられる。オオアカゲラの餌となるキクイムシが増えたせいではないかと思われるが、その分ナラ枯する木も増えていてオオアカゲラが簡単に撮影できると喜んでばかりはいられない。

 

1月5日撮影。この日は木々の枝に霧氷がついていたが枝の上の雪はなかった。

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1月29日撮影。積雪は30センチほどあり、木々の枝の上にも雪がたっぷり乗っていた。

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2023年2月13日 (月)

近くの山のルリビタキ

 

ブログの更新をさぼっている間に前回更新から1か月が経過してしまいました。撮影にはそれなりに出かけていたのですが、やはりブログの更新はSNSに比べるといろいろと手順が面倒で、ついつい更新が滞ってしまいます。

既に撮影時からかなりの日数が経過してしまっていますが、少しづつアップしてみます。
今回は、1月に平地で大雪が降った時に、家の最寄りの山に行って撮影したルリビタキ。午後からだったので雪はかなり少なくなってしまってました。

 


青いルリビタキ君。
第2回か第3回冬羽あたりのまだ若い個体ですね。

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