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2022年12月30日 (金)

ゴジュウカラ

 

クリスマス寒波の雪山の鳥の第2弾はゴジュウカラ。
ヤマガラやシジュウカラと違って標高の比較的高い場所に出向かないと見られない鳥なので雪道を苦労して登った時には是非とも会いたい鳥の一つですね。

 

 

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2022年12月28日 (水)

雪とカケス

 

2週間以上更新が滞りましたが、久しぶりの更新です。

クリスマス前の23日ごろから寒波がやって来て九州や四国の平地でも大雪となりましたが、大阪でも高い山ではかなりの積雪がありました。そこで、数年ぶりに雪山の野鳥を撮影すべく、急坂のある雪道をアイゼンをつけて登ってきました。

山上はかなりの積雪で、登山道などは踏み固められていましたが、人があまり立ち入らない入らない場所は踏みあとが全くない30センチほどの深さの雪でした。木々の枝の上にも期待どうりにたっぷりと雪があり、カラ類を中心に撮影を楽しませてもらいました。

思えば、今回の山で最後に雪と野鳥の撮影をしたのは日本でもコロナが大流行し始める直前の2019年2月でした。それから約4年近くが経過し、世の中のいろいろなことが随分と変わったように思います。
今回の山で一番変化のあったことと言えば、4年前には山上へ上がる交通手段としてロープーウェイがあり、子供連れの家族でも簡単に山上まで行けたのが、ロープーウェイが完全に廃止になって、山の上に向かうには自分の足で登る以外の手段がなくなったことでしょうか。
ロープーウェイが運行していたころも、重い三脚とレンズを担いで山道を登ったことは何度もありましたが、今回は、できるだけ機材を軽量化するために三脚なしで、レンズもできるだけ軽量のズームレンズで臨みました。


さて、写真の方ですが、まずは、雪の山での出会いが楽しみなカケスをアップさせていただきます。

 

 

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2022年12月12日 (月)

ベニマシコ

 

週末、土日とも所用があってあまり遠くまで出かけられないので、比較的近いフィールドに短時間だけ撮影に出かけました。

土曜日は午後の遅めの時間よりセイタカアワダチソウの群生する場所にベニマシコを探しに出向きました。秋のノビタキ撮影の頃にも何度か出向いた場所ですが、今シーズンはセイタカアワダチソウの背丈が高すぎて普通に撮ると見上げの空抜けになってしまいます。空に抜けないように水平ないし少し見下げで撮るには2メートル近くまで伸ばせる三脚と踏み台が必要となります。

肝心のベニマシコは赤い成鳥の雄を含め、数羽が出てきましたが、真っ赤な個体は警戒心が強くてほんの僅かしか先端には出てきませんでした。朝の方が出がいいかもと翌日の日曜日の早朝にも同じ場所に出向いてみましたが、ベニマシコは若い個体も含めて全く姿を見せませんでした。

オオジュリンはアワダチソウやオギの群生の中に大量に潜り込んでいましたが、こちらもほとんど頭出しせず。アワダチソウの綿毛が全部風で飛んでなくならないうちにまた出向いてみたいと思います。

 


1羽だけ姿を見せた真っ赤な成鳥雄。
やはり冬のベニマシコはセイタカアワダチソウの綿毛を食べいる姿が似合いますね。

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こちらもセイタカアワダチソウですが、実のついた綿毛はほとんど風に飛ばされてなくなりかけています。

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もぐもぐ。綿毛の基部に実がついていて、それを食べています。
一見すると綿毛そのものを食べているようにも見えますね。

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2022年12月 7日 (水)

ハイイロチュウヒ雌タイプ・その3


約2週間置きで観察に出向いているハイイロチュウヒ。期間を置くことで、本格的な冬への移行により猛禽類の生息状況も変わって期待のハイイロチュウヒの成鳥雄もやって来てくれればとい思っていたのですが、今回もあまり状況は変わらず、遭遇したのは雌タイプのみでした。

今回出会った個体は虹彩が暗色だったので、約ひと月前の11月上旬に出会った個体と同一だと思います。2週前に見た虹彩が明るい黄色の個体は今回は出てきませんでした。

12月に入って一時的に冬型の気圧配置が強まったものの、実際に冬らしい天気になったのは僅か2日間程度だったので猛禽類の出現状況もそれほど大きな変化はなかったように感じます。
灰色の成鳥雄が出ている地域ではもう随分前から姿を見せているので、このフィールドの情況が大きく変わるためには暴風雪警報が出るくらいの強烈な寒波がやってくる必要があるかもしれません。

 


日没前の午後4時過ぎに1回目の登場。この時点では明るさは十分です。

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以下は日没後に登場した際のカット。
ISO1250でシャッタースピードが1/40秒から1/50秒しか出ていません。
明るい日中だとISO1250でもノイズはそれほど目立ちませんが、暗くなると非常にノイズが目立つようになりますね。

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SS1/40秒。旋回時で横移動が少なくなるタイミングだからかろうじて見れるが、旋回を終えて完全に横移動になるとほとんど像が流れてとまりません。

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更に暗くなってISO感度を一気にISO3200まで上げてみました。SSは若干上がったものの、ノイズは更に増えます。

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2022年12月 6日 (火)

チュウヒ


週末の葦原のチュウヒの続き。
今回は雪山背景以外のカットを。風のほとんどないコンディションでしたが、午後からチュウヒはよく飛んでくれました。

 

少し紅葉の残る山を背景に。

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良いコースを飛んでくれます。

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西日を受けて。

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木の上で。

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2022年12月 5日 (月)

雪山背景のチュウヒ

 

12月に入り、一時的に冬型の気圧配置となって近畿北部でも多くの山で初冠雪が見られた。土曜日に2週間ぶりに出向いた葦原では雪化粧した遠くの山を背景にチュウヒが飛翔する姿が何度も見られた。

夕刻近くになってからはハイイロチュウヒの雌タイプも姿を見せたが、チュウヒとは違って葦原すれすれを低く飛び、あまり高度を上げることはないので遠くの雪山がうまく背景になることは残念ながらなかった。

 

 

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雪山背景だと、たとえ鳥までの距離が遠くて豆粒にしか写らなくともそれなりに絵になるので、積極的にシャッターを切ります。

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こちらは白い頭の個体。

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カラスにしつこくモビングされるチュウヒ。

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2022年12月 2日 (金)

セイタカアワダチソウの冬枯れにノビタキ

 

ノビタキ定期観察。月が替わって12月に入ったが、某所のノビタキは移動することなく滞在を続けている。

黄色い花をつけていたセイタカアワダチソウも徐々に冬枯れし出して白い種子が目立つようになってきた。秋のノビタキ撮影ではセイタカアワダチソウとの取り合わせは欠かせないが、冬枯れしたセイタカアワダチソウは冬の季節感を表現するのにピッタリで秋の黄色いセイタカアワダチソウとは全く違った趣がある。

枯れた白くなったセイタカアワダチソウというと、通常は、その種子を好んで食べにやってくるベニマシコなどとの組合せが一般的だが、越冬の可能性のあるノビタキがいるときにはノビタキが格好のモデルとなってくれるのでセイタカアワダチソウが冬枯れしてくるのを楽しみに待っていた。
まだ、葉っぱが緑で完全な冬枯れの雰囲気にはなっていないが枯れて白い綿毛となったアワダチソウの上にとまったシーンを中心に撮影した。

 

 

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未だ残っている緑の葉も枯れてくると、より冬のノビタキらしい雰囲気が出るようになるので、そのころの撮影をまた楽しみに待ちたいと思う。それまでノビちゃん、いなくならないでね。

 

 

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