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2022年11月28日 (月)

紅葉とルリビタキ


2022年の紅葉も終盤に差し掛かってきましたが、週末の土曜日も、先週と同様、毎年アトリを撮るフィールドに出向きました。

相変わらず、アトリの姿はほとんど見られませんでしたが、今回は紅葉の中でルリビタキを見つけることができましたので、ルリビタキばかりに集中して撮影してきました。2羽のルリビタキのメスタイプを別々の場所で見つけましたが、どちらの個体も時々囀っていたので、第1回冬羽の雄個体です。

残念ながら今回は成鳥雄の青い個体には出会えませんでしたが、翌日には青ルリ君も別のフィールドで見ることができました。これからの季節は数多くのルリビタキを見る機会が増えますね。

 

 

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来週末は12月。紅葉が終盤でも遠めから見る山肌は12月第1週辺りが一番綺麗なので、猛禽狙いによい季節の到来ですね。

 

 

 

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2022年11月23日 (水)

ハイイロチュウヒ雌タイプ・その2


午前中の紅葉とアトリの撮影のあと、午後から前回出向いた葦原に約2週間おいて再度出かけてみた。

ハイイロチュウヒの成鳥雄の到着を期待したが、出会えたのは前回と同じく雌タイプのみ。但し、前回とは明らかに別個体。2週前の個体は虹彩が暗色だったが、今回の個体は明るい黄色で細部の羽模様も異なっている。

個体数が増えたのは嬉しい限りだが、成鳥雄にもぜひ来てほしい。
西に少し遠出すれば灰色の個体もいることはわかっているが、今回は自重しておいた。

 

 

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2022年11月22日 (火)

紅葉にアトリ


毎年楽しみにしている紅葉にアトリ。今シーズンはカエデへの寄り付きが悪く、苦戦しています。先週末は全くアトリを見ることができませんでしたが、先日の週末にようやく少数ながら撮影できました。写真の方はあまり満足には撮れませんでしたが、2週連続の空振りだけは何とか避けられました。

 


紅葉したイロハモミジの横枝で。

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この付近の木だけ実が比較的たくさんついていましたが、他の場所のカエデは相変わらずほとんど実がついていませんでした。

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カエデの実が不作なためか、サルスベリの実を食べに来ていました。

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すっきりとした背景で。

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色づき途上のモミジを背景に太い枝の上で。

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11月も下旬に差し掛かり、紅葉シーズンも終盤です。
今年の秋は紅葉と鳥、あまり撮れていませんが、もう少し頑張ってみます。

 

 

 

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2022年11月17日 (木)

ノビタキ定期観察


秋のノビタキ撮影に一区切りをつけて、紅葉と鳥の撮影にシフトしましたが、現時点でノビタキがまだ残っている場所を近畿圏で数か所把握しています。11月も中旬を過ぎたので、ノビタキが残る場所の中で自宅から一番近いポイントにノビタキの定期観察目的で出向きました。

昨年は年末も押し迫った12月28日にもノビタキの撮影をしていますが、果たして今シーズンは6年ぶりの年越し撮影ができる個体が現れるでしょうか。11年前のように春まで継続観察できる個体がいてくれるのが一番の希望ですが。

 

 

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一瞬でトンボをとらえました。可愛い顔したノビタキですが、トンボにとっては恐怖の存在なのでしょうね。

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定番の見返りポーズ。初列雨覆の羽縁にはっきりとした白斑のある第1回冬羽個体です。

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今回撮影のポイントは近いうちに確実に草刈りがされるので、草が刈られたらノビタキは生息場所を変えて見つからなくなる可能性が高い。
草刈りがされる前に、もう一回ぐらい定期観察に出向きたいが、その前に突然刈られてしまうかも。

 

 

おまけ画像。
2017年2月の雪の日のノビタキ。

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2022年11月15日 (火)

青モミジにヤマガラ


色づいたモミジの横枝にヤマガラちゃんを目論んだが、やってきたのは全く赤くなっていない青モミジ。

背後の日当たりのよいモミジは赤くなっているけれど、この場所のヤマガラちゃんは薄暗いところの方が好きなようだ。もう少し期間を置いてからまた撮りに行ってみよう。

 

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オシドリ


紅葉(黄葉)の水面映り込みの中を移動するオシドリ君。

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2022年11月14日 (月)

桜の落葉とハクセキレイ


桜紅葉はすっかり終わっていましたが、紅葉した桜の落葉の中をハクセキレイが採餌のためにひょこひょこと歩いていました。毎年見かける恒例のシーンです。

あと10日から2週間ほどすると、イチョウの葉の真っ黄色の絨毯の中を歩くシーンも見られるようになりますね。

 

 

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2022年11月13日 (日)

紅葉にエナガ

 

秋のノビタキの撮影が一段落したので、紅葉と鳥の撮影にシフトです。
既に11月中旬に差し掛かった時期とあり、サクラの紅葉やナンキンハゼの紅葉はほぼ終了していました。変わってカエデ(イロハモミジ)が見頃近くとなり、真っ赤に色づいた木もいくつも見かけました。

例年のこの時期に撮影の中心となるアトリの姿を全く見かけなかったので、代わりにエナガを中心に撮影してきました。
アトリに関しては、餌となるカエデの種子が極端に少なかったのが気になります。

 


真っ赤に色づいたイロハモミジの木の枝にやってきたエナガちゃん。

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少し空抜け。

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こちらはサルスベリの紅葉。さすがにもう花はついていない。

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さて、来週以降、アトリがやって来てくれるだろうか。今回のカエデの実の情況からすると来週も期待薄かもしれない。どこか別のフィールドを探した方がよいのかな。

 

 

 

 

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2022年11月10日 (木)

薬師寺と月

 

皆既月食の日の翌日は薬師寺と月を。
11月のこの時期、ライトアップされた薬師寺の東塔と西塔のちょうど間からほぼ満月の月が昇る日が訪れます。
薬師寺と月といえば、入江泰吉さんの写真がやはり有名ですね。

 


水面の月明かりの反射を入れて。

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ズームレンズのテレ端でアップ気味に。

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2022年11月 9日 (水)

月食とお城

 

昨日の皆既月食を撮りに、山城のある場所へ。
部分食が始まる時刻が月の出時刻からかなり時間が経過していて月の高度が高くなっているので、月食が始まってから月と天守を一緒に撮るためには天守にかなり近づく必要があります。皆既食の状態になった時刻には月が天守からかなり離れて行ってしまいます。
月食とお城を撮るのには、昨年11月の部分月食の時の方が遥かに条件は良かったですね。この先、2030年頃までで、城と一緒に月食を撮れる条件のよい日はやってこないようです。

 

 

部分食の月が天守に近づいた状態。撮影ポジションをもっと右のもっと前にすればぎりぎり天守と重ねることができたかもしれませんが、撮影者が多すぎて身動きとれませんでした。

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徐々に月が天守から離れてゆきます。天守にこれ以上近づいても木々に遮られるのでこれ以上は近づけません。

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ほぼ皆既食の状態になった時には天守からこれだけ離れてしまっています。
単焦点の望遠レンズでは月と天守が一緒に入らないのでレンズをズームに変えました。

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月食とお城の撮影を終えたああと、皆既食の状態の月だけをアップで撮りました。
月の左下の方に写っているのが天王星ではないかと思われますが、天王星食の時刻には既に帰路についていたので天王星が月に潜入する直前の状態は撮っていません。

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2022年11月 7日 (月)

ハイイロチュウヒ雌タイプ

 

今日は立冬。暦の上ではいよいよ冬の始まりです。今の季節、晴れた日の早朝は放射冷却で冷え込み、日中は気温が急上昇、一日の寒暖の差が激しく、体調管理が大変ですね。

写真の方は、久しぶりにノビタキ以外の鳥をアップさせていただきます。11月に入って、そろそろ葦原にハイイロチュウヒが飛来しているのではないかと思い、ノビタキ撮影のあと、日没の約1時間前ぐらいに葦原に行ってみました。

この日はお天気がよく、風もそれほど強くない日だったので、チュウヒやハイイロチュウヒの出はあまり期待できないかもと思っていましたが、葦原に到着して機材をセッティングした後、5分も経過しないうちに雌タイプが登場し、比較的近くを飛んでくれました。

成鳥雄の塒帰りは日没後の薄暗い時刻になるので、日没を過ぎるまでいつものように粘ってみましたが、灰色の雄の姿を見ることは今回は叶いませんでした。今後に期待です。

 

 

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日没後、満月二日前の月が綺麗に見えていました。
明日は皆既月食。今回の月食は好条件が揃っているので、最初から最後まで雲がかからず綺麗に見えるといいですね。

 

 

 

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2022年11月 6日 (日)

11月のノビタキ


11月に入って最初の週末、今シーズン最後になるかもしれないノビタキを求めてほぼ先週と同じコースでフィールド巡りをしました。
先週は合計16羽を見つけて、一番多いポイントでは7羽のグループがいましたが、今回見つけたのは3か所で合計5羽のみでした。先週7羽いた場所には2羽だけが残っていました。越冬個体でも見つけない限り、いよいよ今年のノビタキも終了のようです。

大阪の大きな一級河川の河川敷にもまだ残っている個体がいることは知っていますが、鳥の数よりカメラマンの数の方が多いような場所にはなかなか出向く気がしませんね。

 

 

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来週あたりからは紅葉と鳥にシフトかな。

 

 

 

 

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2022年11月 1日 (火)

10月最後の週末のノビタキ


今日から11月。雨のスタートとなりましたね。

10月最後の週末もノビタキを求めてうろうろしました。土曜日はいくつかのフィールドで合計16羽のノビタキを、日曜日は先週出向いたネギ畑で1羽だけ残っていたノビタキを撮影しました。土曜日に出向いたフィールドでは、本当はもっとたくさんのノビタキを見つけられると思っていましたが、北風が非常に強い状態で、ノビタキがあまり先端に出てこなかったために期待していたほどの数は見つけることができませんでした。何はともあれ、10月最後のノビタキを無事撮影することができてよかったです。

4月最初の撮影もそうですが、この時期は、綺麗に撮ることや素敵な状況で撮ることよりも、いてくれること自体が重要なので、どんなシチュエーションでもありがたく撮らせてもらいます。

 

 


蕎麦畑の脇のススキに。蕎麦は収穫時期を迎えて黒い実が目立つようになっていますが、周辺には綺麗な真っ白な花を咲かせた蕎麦畑がまだたくさんありました。

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棚田の中の休耕田で。ここは室町時代からの棚田で、米作されているのは再生棚田なので作付けされていない場所を休耕田(耕作放棄地)と表現することが正しいかどうかはよくわかりませんが。

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上と同じ棚田エリアで。

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ノビタキの背後に写る白いのは畑の脇のお地蔵さん。この付近の秋の田園風景は風景写真家にも人気のエリアなので、この写真だけで場所を特定できる人がいるかもしれない。

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豆畑で。

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豆の葉が黄葉していてノビタキが非常に見つけにくいです。

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大豆。

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セイタカアワダチソウの先端で。

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こちらは日曜日の田園地帯。ネギ畑の横のまだ稲刈りが済んでいない田んぼのノビタキを夕暮れ時の逆光で。

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1週前に10数羽のノビタキがいたネギ畑に1羽だけ残る子。

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さて、11月のノビタキは撮れるのかな?

 

 

 

 

 

 

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