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2022年5月29日 (日)

ミソサザイ


3年ぶりにマイナスイオン溢れる天然の森にミソサザイを探しに行きました。マミジロに会うことも期待していましたが、峠に続く沢筋に沿って次々と現れるミソッチに順番に挨拶していたら、いつの間にかお昼になってしまい、マミジロの囀りの時刻はとっくに終わってしまっていました。
森の入り口付近ではジュウイチが大きな声で鳴いていましたが、姿を確認することはできません。峠に向かう途中でかすかにアカショウビンのキョロロ~という尻下がりの鳴き声も聞こえてきましたがもちろん姿は見えません。オオルリはいたるところで囀っていましたが、5月も下旬となると低いところには全く降りてこないので森の中から見上げで見つけるのは困難でした。
春以降、ミソサザイの囀りはいくつかのフィールドで聞いていましたが、やはり撮影するなら今回の森が一番です。脳みそに突き刺さるようなミソッチの囀りをたっぷりと堪能できた一日でした。

 

 

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2022年5月25日 (水)

コアジサシ・その2


コアジサシの続き。前回縦位置カットばかりだったので、今回は横位置カットを。
縦位置構図の場合と同様、基本はグリーンバックで飛翔高度が高くなった時には山の稜線などを入れて背景構図に変化を持たせるよう工夫しながら撮影しています。

 

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急降下の過程を撮ると、結果的に飛び込みシーンも撮ることになる場合もありますが、飛び込みシーンは撮影ポイントが鳥任せで構図もへったくれもなくつまらないので意図的にはあまり狙いません。

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2022年5月23日 (月)

コアジサシ


コアジサシの季節。先日、自宅から5分程の池に偵察に行ってみましたが1時間待ってもコアジサシは全く姿を表しませんでした。近くに適当な営巣場所となる羅地がないからかもしれません。数年前は自宅から1分の区画整理地で営巣していましたが、現在は日通の巨大物流センターが完成してしまいました。
しかたがないので、自宅から車で30分の池のコアジサシを撮影にゆきました。こちらはすぐ近くの工場跡地にまだむき出しの土となっている場所が一部だけ残っているので、かろうじて営巣場所は確保できているようですが、いつまで来てくれるかはわかりません。

 


コアジサシの撮影では緑の背景を飛翔するシーンを基本に撮影します。

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餌とりのための急降下シーンは着水の瞬間そのものよりも急降下の過程の方が魅力的なシーンが多いと思っています。

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縦位置カットばかり並べましたが、次回は横位置カットをアップします。

 

 

 

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2022年5月15日 (日)

大麦畑のツバメ


強風の大麦畑でツバメ撮り。麦穂の上を飛ぶツバメの撮影は通常でも難易度高いが、風の強い日は飛翔スピードがいつにも増して速くなるのでより難易度が高い気がする。麦穂にとまるセッカは強風のため全く出てくる気配すらなかった。
この場所には大麦も小麦も栽培されているが、小麦はまだ緑色をしている。対して大麦の方はあと少しすると麦秋と呼べる黄金色になりそうだった。

 

 

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緑色をしているのは小麦畑

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2022年5月13日 (金)

麦畑のセッカ


毎年決まって撮影する麦畑のセッカ。今年も4月後半と5月の連休中の2回、撮影に出向きました。いずれも小麦畑ですが、まだ麦穂は青々としていました。これから徐々に色が変わってきます。また時間を見つけて大麦畑も含めて出向いてみたいと思います。

 

4月24日の雨降りの日の撮影

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5月7日の晴れ日の撮影。

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飛翔

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オクラレルカの花とオオヨシキリ


オオヨシキリが続きます。今回はアヤメ科の植物のオクラレルカと一緒に。オクラレルカの花といえば沖縄が有名ですが、沖縄のオクラレルカにはセッカがやってくるのでずいぶん以前よりいつかは撮りたいと思っていました。しかし、沖縄でオクラレルカの花とセッカが一緒に撮れるベストな季節はちょうど春のノビタキ撮影の時期と重なってしまうので未だに実現できていません。3月末までに花が見ごろとなれば春ノビタキの前に行けそうですが、花の情況を気軽に偵察に行くことができないだけに難しいです。

今回は、ゴールデンウィーク後半に遠出した最終日に本土でオクラレルカが栽培されている場所に寄り道してオオヨシキリを撮影してきました。この場所は過去にも何度も訪れていて、周辺にはセッカも多いのですが、残念ながらセッカは寄り付く気配がありませんでした。昨年の同時期にも高原のノビタキの撮影の帰り道に立ち寄りましたが、その時の方がセッカはよく囀っていたように思いますがやはりオクラレルカの方には寄り付きませんでした。もしかしたらオオヨシキリが幅を利かせているのでセッカが寄り付かないのかも。
撮影は午前5時前に現地入りして行いましたが、この日もお天気が良すぎて、昇ってきたばかりの朝日の赤みが強い光が少し目障りでした。

 

 

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来季は思い切って3月末の沖縄にでも行ってみようかな。3月末だと花の状態は微妙でかなり運に左右されるけれど、ザトウクジラの撮影と掛け持ちだとよいかも。

 

 

 

 

 

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2022年5月11日 (水)

菜の花とオオヨシキリ


湿原でノジコの囀りを堪能したあとは、これまた3年ぶりとなるオオヨシキリのいる菜の花畑を目指して移動した。当初予定していたポイントには予期に反して菜の花がなかったので、予定していた場所とは川を挟んで対岸となる別のポイントでオオヨシキリを探すことに。最初全く見つけることができず、ここにはオオヨシキリはいないのかと諦めかけた頃に遥か遠くの方からオオヨシキリの濁った囀りの声が聞こえてきた。こうなると意地でも見つけなければならない。重い三脚とカメラを担ぎ、相当な距離を歩いてようやくオオヨシキリを菜の花畑の中に見つけることができた。

 

 

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囀るノジコ


ノビタキのいる高原に行った翌日、とある湿原を訪れました。コロナ感染拡大の影響で、ここを訪れるのも3年ぶり。ノジコが非常に多い場所ですが、早朝5時少し前に湿原に到着すると、既にノジコが盛んに囀っていました。朝一にはクロツグミの囀りも聞こえましたが、その後ぱったり。結局クロツグミの姿は見ることができませんでした。
今年は新緑の葉の展開が早く、囀るノジコを良い雰囲気で撮る条件は揃っていたように思うのですが、実際には枝被りの位置ばかりで囀っていて、すっきり抜けた写真は残念ながら撮れませんでした。それでも3年ぶりにノジコの囀りを近くでたっぷりと堪能できてよかったです。

 

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湿原の中央付近から見える絶景。
豆粒でもいいので、いずれかの木の梢にクロツグミがとまって囀ってくれれば最高だったのですが、鳥はカラスが飛んだだけでした。

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2022年5月10日 (火)

初夏の高原のノビタキ


早朝からのコマドリ撮影のあと、予定どうりに光が順光となる午後からノビタキのいる高原へと向かう。雪山バックを背景とした撮影にはもってこいの晴天で、高原に近づくにつれ、遠くからも雪化粧した八ヶ岳連峰の山々が綺麗に見渡せた。
目的のポイントにたどり着くと、既につがい形成済と思われるノビタキのペアが出迎えてくれた。例年だと枯れススキの先端にとまるノビタキを遠くの雪山バックに撮影するが、今シーズンは冬の雪の多さでススキが押し倒されてしまったのか、とまってくれるススキがほとんど残っていない。代わりに芽吹き始めたばかりのカラマツの梢には何度もとまったので、カラマツどまりのノビタキを中心に撮影させてもらった。

 


八ヶ岳連峰バックにカラマツの梢にとまるノビタキの雄

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梢からの飛び出し

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こちらは別のカラマツ

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赤岳と阿弥陀岳

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権現岳

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飛翔

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舞い上がる

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カラマツにとまる雌個体

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カラマツは芽吹き始めたばかり

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とまり木の後ろはカラマツ林

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昨年も初夏のノビタキまでは撮影できたが、高原に花が咲く季節は人との接触を避けるべく撮影を断念した。
2年続きで夏の花の時期にノビタキの撮影には出向けていないが、果たして今年は? 当面の目標はズミやエゾノコリンゴの白い花だろうか。

 

 

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2022年5月 9日 (月)

コマドリ


ゴールデンウィーク後半の3日間、高原のノビタキに会いに繁殖地まで出かけてきました。いつも撮る八ヶ岳連峰バックのノビタキは、午後からが順光となるので、午前中は早朝よりコマドリを探しに熊さんもよく出没する森へと向かうことにしました。森の中に入ると、お目当てのコマドリは時々思い出したように囀ってはいましたが、クマザサの茂みや地面を這いまわっていて、新緑の木の横枝にとまって囀ってくれるようなことはなかったので写真の方は残念な結果になりました。数年前の個体はとてもよかったのですが、やはり個体によるのかな。
このフィールドはやや標高の低めの繁殖地ですが、多くのコマドリはより標高の高い場所で繁殖するので6月に入ったら亜高山帯まで標高を上げてまたコマドリを探しにゆきたいと思います。数年ぶりに梢で囀るコマドリに会えるとよいのですが。

 


尾羽を広げて囀ってくれる個体だったのが唯一の救いでした。

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ヒバリ


葱坊主にとまるセッカは普段あまり目にしないシーンかもしれませんが、個人的に葱坊主に一番似合うと思っている野鳥はヒバリです。昨シーズンは葱坊主にとまるスズメとセッカは撮影できたものの、一番撮影したかったヒバリは撮れなかったので、今年は是非リベンジしたいと思っていましたが、何とか撮影することができました。
ゴールデンウィーク後半には綺麗に咲き始めた春蒔き蕎麦の花の上を飛ぶヒバリも撮影できたので、併せてアップします。

 

 

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以下は、春蒔きの蕎麦畑の上を飛ぶヒバリ。春に蒔かれた蕎麦は5月中旬から6月初旬にかけて綺麗に花を咲かせ、6月末から7月上旬頃には収穫期を迎えます。今回訪れた蕎麦畑は昨年6月にロケハンしておいた場所で、蕎麦の花には少し早いかなと思いながら様子を見に行ったところ、背丈はまだ低いものの花はとても綺麗に咲いていました。この場所での狙いはヒバリではなく蕎麦の花にとまるセッカだったのですが、残念ながらいくつかあるどの畑でもセッカの鳴き声はしませんでした。

 

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2022年5月 2日 (月)

葱坊主にセッカ


昨シーズン初めて撮影した葱坊主にとまるセッカ。今年も何とか撮ることができました。セッカがとまってくれる葱坊主畑を見つけるのは想像以上に大変なのですが、今シーズンは最初に出向いた畑の比較的近くの休耕田の草っ原でセッカが囀っていたので、葱坊主の方までやってくる可能性があると思ってじっと待っていると何度かとまってくれました。

葱坊主にとまるセッカのシーンは昨年自分自身で撮るまで、ネットなどでも一度も見たことはなかったけれど、2年続けてこうやってブログにアップすると人真似しか能のないバーダーがそろそろ真似し始めて、数年後には麦穂のセッカの場合と同じように猫も杓子もになってるかもしれないな。

 

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