雪上の鳥

コハクチョウの撮影に出向いた際に、一面雪原状態となった田園地帯で撮影した鳥の写真をいくつかアップします。いずれの写真もクリックで1500×1000ピクセル表示に拡大します。
1枚目、２枚目、４枚目、５枚目の写真の撮影場所は積雪量が半端でなく多く、車では近づくことができないため、徒歩でポイントまで向かいましたが、歩くのも大変でした。

ダイサギ

ツグミ

ジョウビタキ

セグロセキレイ

コハクチョウその２

先週末、再びコハクチョウの撮影に出向きました。
塒立ちしたコハクチョウが飛んでいく方向を一望できるように塒から離れた場所で待機してその日の餌場を特定した後、餌場の近くまで移動しました。餌場に向かって飛んでくるコハクチョウを雪山を背景に撮れる地点を厳選して待っていると、次々とコハクチョウがやってきます。コハクチョウたちが目指す目的地で待つことで飛翔シーンも後追い写真にならず、正面から向かってくる姿も数多く撮ることができます。
午前８時頃から塒立ちを始めたコハクチョウたちが餌場の田んぼに全部移動を完了するまで２時間弱。少しずつ分散して餌場に移動してくれるので、シャッターチャンスの時間もたっぷり確保することができました。
コハクチョウたちがほぼ全て餌場に降り立った後は、餌場のすぐ近くまで行って鳴き合いシーンなどの動画を少し撮らせてもらってこの日のコハクチョウ撮影は終了です。
この日は午後から雨の天気予報で、午前中も曇り空だったために綺麗な青空は望めませんでしたが、目論見どうりの正面物をたくさん撮れたので、今回は正面から向かってくるシーンを集めてアップします。

これから、コハクチョウたちは続々と北帰して行きます。寂しい気もしますが、春が近づいていろんな花が咲き出すと春らしい違ったシーンが見られるようになるので、新たな楽しみがやってきますね。

オオヒシクイ

コハクチョウの撮影と同じ日に撮影したオオヒシクイです。この地域はオオヒシクイの国内での南限越冬地とされている貴重な場所です。

日没後、塒に向かうオオヒシクイ

コハクチョウ

建国記念日の祝日、お天気が良さそうだったので、雪山背景に飛ぶコハクチョウを撮りに少し北まで出かけました。アスファルト道の雪は綺麗に除雪されていましたが、川沿いの堤防や農道には雪が多く、早朝は雪も固く締まっているため四駆じゃない車はスタッドレスでもスタックしかけているのを何台か見かけました。
午前７時頃から塒となっているビオトープの横で待機していると、８時を過ぎた頃から小グループごとにコハクチョウが餌場の田んぼに向かって飛び立ち始め、旋回しながら上昇すると、この日の狙いどおりに遠くの雪山を背景とした飛翔を見せてくれました。

塒からの飛び立ち

雪山背景に旋回

綺麗な青空バックの飛翔

伊吹山

山肌がとても綺麗

アメリカコハクチョウとコハクチョウのファミリー

本当は立山連峰バックに飛ぶコハクチョウを一番撮りに行きたいのですが、お天気が全く読めないので遠征するにはリスクが高すぎて二の足を踏んでいます。

河津桜とメジロ

早咲きの河津桜の中でも特に早く咲く木の様子を見に行きました。この木は毎年１２月頃から開花し始めますが、訪れた時は僅かに蕾が残っていたものの満開に近い状態でした。本場、伊豆の河津町の河津桜もまだ１分か２分しか咲いてませんので、この木は特別早咲きですね。

周囲は住宅街で緑とピンクのグラデーションボケの背景を作れるような場所ではなく、メジロがやってくるのもほとんど空抜けの位置ばかりなので、良い絵作りは期待できないですが、多少なりともピンクの背景ボケが作れる場所にメジロがやってくるのをじっと待って撮りました。

今回は特別早咲きの木を見に出かけましたが、２月末から３月初めには他の木々も綺麗に花を咲かせると思いますので、また時間を見つけて訪れたいと思います。

ラクウショウの気根とルリビタキ

ラクウショウの気根（呼吸根）の先端にとまるルリビタキ。数羽のルリビタキがラクウショウの群落周辺を縄張りにしていて、時々、気根の先端にとまってくれました。
ラクウショウの群落が見られる場所は家から１５分か２０分ぐらいの範囲に２か所あり、１か所は時々トラツグミも出てくるので、以前から気根の先端にトラツグミが乗っかってくれないかなと思っていましたが、今回はトラツグミではなくルリビタキでした。いつかはトラちゃんも。

同じ場所には青い子もいましたが、今回は気根の上には来てくれず。
また時間があれば覗きに行ってみようかと思います。