ススキやオギとノビタキ
秋のノビタキと言えば、ススキやオギにとまるシーンも欠かせません。ススキやオギとノビタキ、そして昨日アップしたセイタカアワダチソウとノビタキ。この二つは秋のノビタキの撮影では欠かすことのできない代表的な2大シーンであり、これを撮らずして秋ノビタキを語ることはできません。
先ずは近畿ではかなり有名なススキの大群生地で撮影したススキとノビタキ。
逆光でススキの穂が立体的に浮かび上がるシーンを撮りたかったので、できるだけお天気のよい日を選んで出かけました。
こちらはススキではなくオギ。オギはススキよりも小穂の基部から伸びる毛の毛足が長く、小穂の先端にはススキにある芒(のぎ)がない。小穂から伸びる毛もススキよりもずっと白っぽいので穂全体は銀色に輝いて見えます。「金色に輝く」といわれるススキとは対照的ですね。
こちらは番外編でノビタキがとまっているのはヨシ。ヨシの周りにあるのはオギ。
ススキとオギがイネ科ススキ属なのに対して、ヨシはイネ科ヨシ属です。因みに、ヨシにはススキと同じく芒があります。なんだかとってもややこしいですが、イネ科ハンドブック(文一総合出版)にはこのあたりのことは全部書いてます。
さて、今週末で10月も終わりですが、果たしてこの週末もノビタキはいてくれるかな。ノビタキがいてくれる限り、ノビタキ撮影をずっと続けます。日曜は選挙の投票日ですが、既に不在投票を済ませてます。
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