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2021年9月29日 (水)

ガマの穂とノビタキ

 

秋のノビタキが続きます。このところ毎年撮影しているガマ(蒲)の穂とノビタキ。アースカラーなガマの穂の色と冬羽のノビタキの色とが絶妙にマッチしてとても好きな取り合わせですが、今年の秋も無事撮影することができました。

昨年の秋にこの場所でガマの穂とノビタキを撮影していた時、ガマが群生している休耕田の周囲の田圃に測量用のものらしき杭がいくつも建てられていたため、田園地帯が盛り土されて消失してしまうのではと心配していました。このために今年はノビタキがまだ繁殖地にいる8月末にロケハン目的でこの場所を訪れてフィールドの状態を事前確認していましたが、その際、田園地帯もガマの群生も昨年以前と変わらず残されているのを見て安心しました。

例年だとこの場所での撮影は10月中旬頃に行いますが、今年は9月の撮影でいつもの年よりも半月以上早かったのですが、ノビタキの数はやや少な目なものの(それでも10羽ほどのグループがいました)、ガマの穂には次々ととまってくれました。光の状態が良くなる午後3時過ぎから約2時間ほどの撮影でしたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。

因みに、昨年自宅からすぐの場所に新たに見つけたノビタキがやってくるガマの群生は今年は残念ながらガマの穂が全くと言ってよいほど出ていません。自然環境というのは人の思う通りには行かないと改めて痛感します。

 

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2021年9月28日 (火)

彼岸の頃のノビタキ


超久しぶりのブログ更新です。繁殖地での夏のノビタキの撮影は狭い遊歩道や木道からの撮影になり、花のある場所には人がどうしても集中するので、今年も夏のノビタキの撮影は残念ながらお預けでした。来年の夏の状況は未だ予測不能ですが、何とか良い方向に向かって行ってくれればと願っています。


秋になり、すっかり冬羽に変身したノビタキが近畿圏を通過する季節になったので、誰とも会わずに撮影できる場所を選びながら秋のノビタキの撮影をしています。今回アップするのは1週間ほど前に撮影した彼岸の風景のノビタキです。今年は8月下旬に梅雨を思わせるほどの長雨が続いたこと、9月に入ってからの気温がそれほど高くならなかったことなどから、彼岸花の開花が例年よりも少し早く、彼岸の中日頃には既に見頃のピークを過ぎてしまって枯れかけの花も目立つようになっていました。まだ花の綺麗なうちにノビタキの撮影ができてよかったです。

 

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