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2021年4月27日 (火)

コミミズク


ノビタキを撮影していたときに、足元の草むらの中から突然飛び出したコミミズク。ノビタキの警戒心が強い場合に備えてテレコンを付け三脚の足を短くして低い姿勢でそろ~っとノビタキのいる方へと接近した時に、コミミが飛び出したため、ファインダーにコミミを導入するのもままならず、AFもほとんど効きません。山背景に旋回後、川側のこちらに向かって飛んできた時にようやく数カットシャッターを切ることができました。目の前を通過した後、堤防を超えて河川敷の河畔林のある方へと飛んで行って見えなくなりました。ゴールデンウィークも近いという今の時期にコミミを見るとは思いもしませんでした。

 

旋回して山バックに。

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こちらをガン見しながら川の方に。

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2021年4月26日 (月)

春のノビタキ・その4


先週に比べて一気に数を減らした春のノビタキ。週末にかろうじて雄1羽、雌1羽を見つけました。雌が僅かであれば残っているかなと予想していましたが、4月第4週目に雄が残っていたのはこれまでの経験からすると異例です。
先週撮影した写真と合わせてアップします。春のノビタキも今回見かけたのは最終通過組みと思われるので、今後は繁殖地まで出かけないと会えません。

新型コロナウイルスの感染拡大が続いていますが、変異株への置き換わりは大阪でこそ80パーセント以上が変異株に置き換わっているものの、東京を含めた他の地域ではそこまで置き換わりが進んでいません。このことが意味するのは、今後、変異株への置き換わりを原因とする感染急拡大が地方を含めて益々続くということだと思います。春のノビタキ撮影は人がやってこない場所で誰にも会わずに撮影が可能ですが、繁殖地となると花目的で人が多くなるのに加えて、ノビタキなどの野鳥の撮影では営巣ポイント周辺に撮影者が集中するので誰にも会わずに人知れず撮影ということは極めて困難だと思います。

 

先週はこの場所だけで20羽近くいたので個体によっては警戒心の低い子もいたが、今回は数が減って警戒心強めでした。

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曇り空だったが、急に雲間から太陽が出てきて強い逆光に。

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以下は1週前の撮影分。

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春ノビ・その5はありません!
今回、ノビタキを撮影していたとき、足元の草の中から突然コミミズクが飛び出しました。その写真は後でアップします。

 

 

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2021年4月20日 (火)

春のノビタキ・その3


春のノビタキ第3弾。4月に入って3回目の週末なので雌個体の割合が圧倒的に増えているだろうと予想し、ノビタキの女の子を撮影すべく出かけてきました。今回も自宅を出てからは人との接触を避けて、誰一人やってこないフィールドでの撮影です。
2カ所のポイントで合計20羽以上のノビタキを見ましたが、予想に反して雄個体がまだたくさん残っていて、雌雄の割合は半々ぐらいでした。今年の春はノビタキの通過のペースが早いと思っていましたが、実際にはむしろ反対で、もしかしたら次の週末もまだ近畿での通過個体が見れるかもしれません。

 

セイヨウカラシナが僅かに見られるポイントで、雨降る中の撮影。

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こちらは4月第1週にも撮影したハマダイコンの群生。

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花の先端からの飛び出しシーン。

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スイバにもよくとまっていました。

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セイヨウカラシナにつかまりどまり。

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カラシナバックにギシギシどまり。

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最後はまだまだたくさんいた黒ノビ君。雄個体もこの日たくさん撮りましたが、今回は1枚だけのアップです。

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さて、春ノビ・その4はあるのかな?

 

 

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2021年4月14日 (水)

カラシナの上を飛ぶハイイロチュウヒ雌タイプ


セイヨウカラシナが群生する川辺でセッカを撮影しているとき、ハイイロチュウヒの雌タイプが川筋に沿って何度か行き来してくれました。
あまりにもお天気が良すぎて陽炎がメラメラと立ち込めていたため、マニュアルフォーカスでもピントがシャキッとせず、証拠写真しか撮れませんでしたが、関東だけじゃなく西日本でもカラシナの上を飛ぶハイチュウが撮れるってことで、数枚だけ証拠写真をアップしておきます。ハイチュウだけでなく、チュウヒやハヤブサもカラシナの群生の上を飛んでいました。

 

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陽炎で空気がメラメラ、ウネウネ。ピントリングをぐりぐり回してもピントの山が全く来ませんね。

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2021年4月13日 (火)

セイヨウカラシナにとまる春のセッカ


昨シーズンは春のノビタキを全く撮影できませんでしたが、春のセッカについても探しに行くことすらできませんでした。今回、ノビタキの撮影で訪れた地域にはセッカもたくさんいるので、たとえノビタキの出が低調でも、久しぶりに春のセッカが撮影できるのではと大いに期待していました。
セッカがいるはずのセイヨウカラシナの群生する河川のすぐ脇の未舗装道路を車で流してみると、独特のセッカの雄の鳴き声があちらこちらから次々と聞こえてきます。たくさんの個体が既に活発に活動をしているようなので、そんな中からセイヨウカラシナの先端にも頭出ししてくれる個体を探し出して撮影させてもらいました。

 

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たくさん撮影させてくれたセッカ君たちに感謝です。

 

 

 

 

 

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春のノビタキ・その2


白いハマダイコンの花にとまるノビタキに続いて、黄色い菜の花にとまるノビタキを撮るべく、大きな菜の花畑のある場所へと出かけてみました。この場所は、昨年は訪れることすら出来ませんでしたが、通い始めて今年で10年目になります。
日の出前に到着後、少しづつ明るくなってくるのを待って、広大な菜の花畑を隈なく探してみましたが、残念ながらノビタキの姿はありません。どうやら今年はノビタキのこの場所への移動と訪れるタイミングがずれてしまったようです。
諦めかけたころ、菜の花畑のすぐ脇のアルミ柵にとまっているノビタキを1羽だけ発見しましたが、菜の花畑に入ってくることはなく、枯草ばかりの場所へと行ってしまい、その後は2度と菜の花畑の方に近づいてくることはありませんでした。

菜の花畑でのノビタキは諦め、セッカがたくさんいる河川の両サイドにセイヨウカラシナが大群生する場所に移動したところ、偶然にもカラシナの群生の中にノビタキが1羽出てきてくれました。この場所でノビタキを見ることは10年通って今回が初めてです。ノビタキはほんの一瞬だけ姿を見せたあと、すぐに姿を消してしまいましたが、かろうじて黄色い花に取り囲まれたノビタキを撮影することができました。


菜の花畑の周りの柵に姿を見せたノビタキ

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カラシナをバックに枯草どまり

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河川のセイヨウカラシナにとまるノビタキ

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縦位置で

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前回も今回もノビタキは雄個体しか見ていません。繁殖地を目指して雄が先行して移動する春のノビタキの特徴からすると、雌の移動のピークはこれからやってくるはず。次の週末もまだノビタキに会えるチャンスは十分ありそうです。果たして可愛らしいノビタキの女の子たちにたくさん出会えるだろうか。

 

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2021年4月 7日 (水)

春のノビタキ

 

新型コロナの感染拡大を原因とする最初の緊急事態宣言発出から今日でちょうど1年になる。昨シーズンは春のノビタキにも繁殖地での夏のノビタキにも一切会うことはできなかった。現在も、新型コロナ感染の終息は先が見えない状況が続いているが、今年はどうにか春のノビタキに会うことができた。
訪れた場所は、人がほとんどやってくることがない河原。食べ物や飲み物は全て自宅を出る際に予め用意し、フィールドについてからは食料等の調達のために動き回ることがないように対策をしての訪問である。例年だと4月の最初の週にここでノビタキが見つかることはほとんどないのだが、今年は春の訪れがとても早く、ソメイヨシノも3月中に見ごろを過ぎてしまうほどであったせいか、ノビタキの移動も少し早いようで、2羽のノビタキの男の子がいてくれた。毎年、春のノビタキとの再会では、1羽目を見つけるまで不思議な不安感と緊張感があるのだが、今年は2年ぶりの黒ノビ君達との再会とあって、見つけた時はいつもの年以上に嬉しかった。

 

ハマダイコンの白い花の大群生。まるで白い海のような中にノビタキが小さく豆粒状にポツンと1羽。鳥が小さすぎるじゃないかと言われようが、僕はこの豆粒感が大好きなのです。

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川岸のワイルドな形の枯れた止まり木

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河畔のヤナギの木の緑をバックに

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開けた場所へ出てくるのは早朝の短い時間だけ

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川面を入れて

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縦位置ポートレート

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前後をボカして

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ハマダイコンの花は本当に綺麗です

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突き出たセイヨウカラシナにも

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次の週末もノビタキを探しに行けるだろうか。
ノビタキは既に繁殖地にも到着しているようです。

 

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