ルリビタキ
亜高山帯に出かけたとき、一番よく囀りの声を耳にするのはルリビタキとメボソムシクイ。この2種の声はどこにいてもすぐ近くから聞こえてきます。声はどこでも聞こえるんですが、簡単に姿を現してくれるかは全く別問題。樹冠部の一番高いところよりもほんの少しだけ下に降りたあたりで囀っていることが多いように思います。天辺まで出てきて囀ってくれたときはやはり嬉しいですが、ここ数年はあまり愛想のよい個体にはめぐり会えていない気がします。今年はシラビソの球果も大外れの様相なので今後もいい写真は期待できませんね。いつもの年とは趣向変えてカラマツどまりのルリ君でも探しに行こうかな。
松の梢で囀るルリビタキ
毎年のように撮影する遥か遠くのシラビソの梢。このシラビソも昨年の球果の果軸が残っているだけで、今年開花した雌花は皆無です。
次回も亜高山帯の鳥が続きます。
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コメント
隊長さん、こんばんは。
リクエストにお応え頂きありがとうございました。
きっちりと撮られていたのですね。
山鵜は、ジュウイチは夜中に飛び回るイメージしか有りません。当地周辺はしばらく行っていませんが、何度拝見しても天辺シリーズは素敵です。球果があるのとないので随分イメージが変わりますね。
投稿: 山鵜 | 2019年6月15日 (土) 19時37分
山鵜さん、こんにちは。
こちらのジュウイチはいい感じで写真が撮れるかどうかは別として、時期さえしっかりと選べばかなりの高確率で遭遇できると思います。コルリ、オオルリ、ルリビタキといった托卵対象となる青い鳥が多いということもありますが、ジュウイチは青い鳥だけではなくコマドリなどもかなりの確率で托卵対象にするようですね。このフィールドはジュウイチにとってはもってこいの場所なのかもしれません。
シラビソ、今年はほんとうに不作ですよ。長年通っていますが、ここまで外れの年はかつてなかったと思います。同じ山の反対側がどうなのかまだ見ていませんが、反対側も昨年とても球果の状態が良かったので、今年は多分だめだろうと思ってます。丸々と太った青い球果がたくさんついていると、写真の雰囲気ががらりと変わりますよね。
投稿: 探検隊隊長 | 2019年6月16日 (日) 10時40分