大麦畑
毎年、セッカを撮影にゆく近畿の麦畑は小麦がメインですが、一部に大麦が栽培されているエリアがあります。小麦畑に比べると大麦畑で営巣しているセッカの数はとても少なく、仮にセッカがいたとしても大麦は小麦に比べて芒(のぎ)がとても長いのでセッカが芒に埋もれがちになって撮影が非常に難しくなります。それでもセッカ好きとしては大麦にとまるセッカも避けては通れないので、今回は難しいのを承知の上で大麦畑にセッカを探しに行きました。
セッカ以外にツバメやヒバリもいたので大麦畑の鳥として一緒にアップします。今回の撮影では途中から風が非常に強くなってセッカが穂先に全く出てこなくなったため、日を改めて再挑戦に出向く必要がありますが、風が強くなる前でも大麦畑のセッカは思ったとおり難しかったです。
セッカ。麦秋の雰囲気を出したくて逆光ぎみに撮りました。本当は真逆光を狙っていたのですが、真逆光方向の大麦畑には残念ながら入ってくれず。
ごく近くにも。小麦に比べて針のように伸びた芒(のぎ)がとても長いのがよくわかります。
大麦畑に一番たくさんいるヒバリ。
濃い緑は小麦畑。小麦はまだ麦秋と呼べる色になるまで半月以上はかかりそうです。
風が非常に強くなるまではツバメもよく飛び回っていました。
風に乗った時のツバメの飛行速度が半端でなく速くて、撮影が普段のツバメの飛翔よりも難しかったです。
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コメント
確かに大麦の芒はかなり長いですね。
この長い芒をセッカと絡めて雰囲気良く撮るには
大変難しいと思いますが撮る価値のあるものだと
思いますが天候に左右されて撮れるチャンスが少なそうでうが撮れると良いですね。
投稿: chikuwapan46 | 2019年5月24日 (金) 09時46分
小麦畑のセッカを自在に撮れるようになるにも10年近くかかりますからね。大麦畑は小麦畑と違った魅力がたっぷりですが、難しさも一味違います。焦らずじっくり取り組みますよ。ひとつのテーマに何年も費やすことは僕はそれほど苦ではありせん。
あともう少ししたら大麦は一番よい色になりますが、大麦は油断していたらすぐに刈られてしまうので、刈られないうちにあと1回ぐらい出向ければなあと思います。
投稿: 探検隊隊長 | 2019年5月24日 (金) 11時59分