ミソサザイの囀り
オオルリ、キビタキ、ノジコ、コマドリ。初夏の森で心地良い囀りを聞かせてくれる鳥はたくさんいますが、囀りといえばミソサザイもはずせませんね。小さな体から発せられる声量と透明感のある囀りは、一度聞いたらしばらくの間脳みその中を駆け巡って離れません。変な表現ですが本当の話。
昨シーズンはこの森に行く機会を失してしまいましたが、今年は2年ぶりで訪れてみました。沢沿いに峠を目指して登ってゆくと、次々とミソ君がご挨拶してくれます。今回はじっくりとミソ君を撮ろうと思っていたので先を急ぎません。ゆっくりじっくり。おかげで、6時台に誰よりも早く森に入ったのに、あとから来た人たちに次々と追い抜かれ、峠に着いたのはお昼を完全に回ってました。
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コメント
こんにちは!
わかりますよ、とても。
ミソとクロツはたまりません。私的には別格です。
好きな囀りトップは、上からクロツ・ミソ・・・コマ・サシバ・アカショウビンです。
投稿: Kankan | 2018年5月23日 (水) 12時59分
Kankanさん、こんにちは。
ミソもクロツもどちらも素晴らしいですよね。
僕にとってはミソよりもさらにクロツグミがダントツ。
印象的なさえずりという点ではミソと同格なんですが、あの名人級の節回しには惚れ惚れします。クロツの囀り、何時間でも聞いていたいです。
今年は姿は見ているもののまだまともに綺麗な囀りが聞けていません。
そうそう、この前の日曜日にお近くまでお出かけしましたよ。
何年ぶりかで例の森に尾羽の長い子を探しに。何羽か確認したものの、どういうわけかあまり鳴いてくれません。そのため、枝ごみの中で尾羽をちら見しただけで終わっちゃいました。
投稿: 探検隊隊長 | 2018年5月23日 (水) 13時56分
隊長さん、こんにちは。
いわゆるハゲ同ですねー。クロツグミにはやられます。
地域や個体によって、かなりフレーズが変わるってのもいいです。
私はジャズ好きなので、クロツの上手いソロはたまりません。
ミソの超絶技巧のタンギングにもやられるのです。
私も今年1度だけ、その森に行きました。
この数年は、地元の方々が増えていて、あまり行かなくなっちゃいました。
あと、意外に絵にしにくいんですよね。
その尾羽の森にもいいフレーズ満載のクロツがいますね。
フレーズが変わるといえば……。
家のベランダに水浴び用の植木鉢トレイを置いていて、よくイソヒヨドリたちが来るのです。
うちでは1日中鳥の囀りを流しているからか、イソヒヨの囀りがバリエーション豊かに!
オオルリの半音階のフレーズや、似てないですがコマの真似まで取り入れて、いい感じですよ。
あれはモテますね。
投稿: Kankan | 2018年5月24日 (木) 10時02分
Kankanさん、こんにちは。
そうなんですよね。数年ぶりにあの森に出向きましたが、地元の鳥屋さんがかなり増えていました。以前も出会うことはあったのですがごくたまにで出会ってもお一人とかでしたが、土曜日は5人ぐらいいらっしゃいましたね。
イソヒヨはうちの家でも毎朝さえずりが聞こえますよ。自室の窓を開けると視界の範囲内で必ず見つかります。たまに自宅の屋根のアンテナの上で囀ってます。
オフィスにくると市内のオフィス街の高層ビルでも囀ってますね。
投稿: 探検隊隊長 | 2018年5月24日 (木) 12時11分