春のノビタキの撮影が一段落したので、自宅近くの低山にノビタキ以外の夏鳥を探しに行きました。きっかり1年前に同じ場所を訪れた時にはまだ桜が咲いていましたが、さすがに今年は全部葉桜になっています。
毎年訪れるカエデの新緑がとても美しいポイントにたどり着くと、今年もセンダイムシクイが盛んに囀っていたので、この日のモデルさんはセンちゃんに決定です。センダイムシクイも他のムシクイ類と同様、忙しく枝移りを繰り返す鳥なので、ファインダーに捉えるのにも苦労しますが、エゾムシクイなんかに比べたら遥かに簡単です。むしろここでの撮影で難しいのは露出とホワイトバランス。森の中と外で明暗差がとても大きく、カエデの新緑の葉が眩しいくらいに生い茂っているのでちょっと気を抜くと写真がすぐに緑かぶりしちゃいます。この日も森の外はピーカンのよいお天気。本当に難しいですね。
途中で森の奥の方からこの場所では珍しくコマドリ君の囀りの声も聞こえてきましたが、目の前に新緑の横枝で囀ってくれる素敵なモデルさんがいるので、この日の撮影はセンちゃんだけに集中しました。次回訪れる時はもう少し森の奥まで進んでイケメンのキビタキ君を探してみようと思います。
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