8月のシラビソとルリビタキ
今年の亜高山帯の山は数年ぶりにシラビソの球果が大当たりの年でした。6月の時点で今年は雌花(雌花が受粉して球果となります)のつきが良いのがわかったので、球果が丸々と太ってくる8月には素敵な写真が思う存分撮れるだろうと期待していましたが、肝心の鳥さんの方がなかなか思ったところに来てくれませんでした。
掲載の写真は8月上旬に撮影したシラビソの梢で囀るルリビタキ。シラビソの球果についている白いものは球果からあふれ出したヤニです。球果は十分に成長していますが、この木は球果の数が期待したほど多くはないです。一番狙いの木が別にあったのですが、そちらの木の梢には残念ながら来てくれませんでした。やっぱり自然写真は人の思うようには行きませんね。
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コメント
隊長さん、おはようございます。
鳥の登場は自然を相手ですから運も有りますね。ただ、同じ自然でも天気が悪いと現地に行くことすら出来ません。先日、当地を目指しましたが岐阜地方の豪雨で長良川SAまで行って引き返して来ました。この作品を拝見するに羨ましさがこみ上げて来ます。
投稿: 山鵜 | 2017年8月23日 (水) 08時07分
山鵜さん、こんにちは。
豪雨で足止めくらいましたか。僕も中央道の土砂崩れでお出かけ中止しました。
この場所へは十数年前に比べると、道路が整備されて行きやすくなりましたが、それでも近年のゲリラ豪雨なんかの時には土砂崩れしてもなんら不思議じゃない場所がたくさんあるフィールドですので引き返す勇気はとても大切ですよね。
ルリ君撮影した日は朝からかなりガスっていて何にも見えない時間も相当ありました。一番狙いの木にやってくるまで粘りたかったのですが10時半頃から本降りの雨となって撤収でした。
投稿: 探検隊隊長 | 2017年8月23日 (水) 09時24分