亜高山帯の山までオオルリが上がってくるのは気温が上昇して餌となる羽虫が多くなる頃。毎年出向く山ではおおよそ6月10日前後がその頃に当たるが、今年の山はどこも春の訪れが遅く、初夏の気温も長い間低い状態が続いたため、オオルリが亜高山帯で盛んに囀りはじめるのも随分と遅かったように思う。
現在は気温も上昇し、餌となる羽虫がこれでもかというほどたくさんいるので、木々の先端でオオルリの姿を簡単に見つけることができる。
早朝に聞くコマドリの囀りはもちろん気持ちよいですが、亜高山帯の朝のオオルリの囀りも格別です。さすがは日本三鳴鳥。
深い谷の上にそびえるトウヒの木で。
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