堀田明さん、ありがとう。安らかに。
3月26日、大先輩であり親しくお付き合いいただいていた自然写真家のbirdさんこと、堀田明さんが亡くなられました。突然の訃報は翌27日のお昼過ぎに届きました。亡くなられる直前までFacebookやメールを介して交流させていただいていただけに、悲しい知らせを聞いたときは愕然としました。新緑の季節になったらまたどこかのフィールドでご一緒できると信じていたのに、本当に残念でなりません。
堀田さんには直接、間接にたくさんのことを勉強させていただきました。長年にわたり、日本の野鳥写真界を牽引されてこられた方ですから、僕とお付き合いいただいた期間など堀田さんの生涯の活動期間の中ではごく僅かな期間に過ぎません。それでも、北海道の凍てつく寒さの中で一緒に赤い鳥を撮影した時のこと、山でのバーベキュー中に突然の雨に降られて皆であわてて軒下に避難した時のことなど、ふり返ると様々な思い出がよみがえってきます。僕の自宅近くのフィールドまで遠路はるばる足を運んでいただいたことも何度かありました。
堀田さん、本当にありがとうございました。きっと今頃は堀田さんの大好きだった青い鳥たちに取り囲まれてにこにこしておられるんじゃないでしょうか。どうぞ安らかにお眠りください。
写真は2013年8月12日に堀田さんと一緒に撮影したハリオアマツバメ。フィールドでご一緒したのは結局この時が最後となってしまいました。
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コメント
隊長さん、おはようございます。
そうでしたか、突然の訃報本当に残念です。
運営されていた掲示板はとてもレベルが高く投稿できませんでしたが、
ブログは時々拝見して勉強させていただきました。
10年ほど前に私のブログに突然コメントをいただき、リンクを張らせていただき望外の喜びで私自身撮影にのめり込んでいったように思います。
本当に有り難うございました。どうぞ、安らかにお眠り下さい。
投稿: T.M | 2015年4月 2日 (木) 04時18分
T.Mさん、こんにちは。
堀田さんのサイトとは随分前から互換リンクされてますが、約10年前にそんなことがあったのですね。
birder誌なども写真家の世代交代がどんどん進んでますが、写真の背後から撮り手のどや顔が見え隠れするものが多くてなかなか好きになれません。堀田さんの撮られた写真は今でも輝き続けてますね。撮影技術だけにとどまらない豊富な経験をもっと後進に伝えていただきたかったなとつくづく思います。
投稿: 探検隊隊長 | 2015年4月 2日 (木) 13時21分