2015年1月26日 (月)
2015年1月22日 (木)
ハイイロチュウヒ成鳥雄
日没時刻を過ぎたあとの撮影です。西側の山の稜線に太陽が沈んだのは日没時刻よりもずっと前で、残照もほとんどなかったので撮影時には鳥がどこを飛んでいるかほとんどわからないほど暗くなってます。ISO1250、SS1/60で撮影したものをRAW現像時にノイズリダクションを完全オフにして現像しているのでノイズも多いひどい写真ですが、あえてアップします。
このフィールドに成鳥雄がやってきたのは4年ぶり。全国的に見ると、ハイイロチュウヒの成鳥雄は他のフィールドでは例年とそれほど変わりなく毎年継続してやってきていたのに、ここには3年間全く姿を現してませんでした。昨シーズンは東京出張の折に、関東のハイチュウの聖地を初めて訪問して、個体数の多さやフィールドのスケールの違い、いろんな意味での環境の良さを強く感じましたが、同時に思ったことは、どんなに遅くて暗い時間にしか姿を現さなくても、毎年継続してフィールドにやってきてくれること自体に感謝しなくちゃいけないということでした。
というわけで、4年ぶりにやってきてくれたハイチュウ雄さんを結構頻繁に撮影に行ってます。撮影条件は決してよくありません。塒への帰還が非常に遅い上に、塒位置の関係から本当に暗いですから。多くのカメラマンで賑わっている某所の猛禽とはまるで違って、綺麗な写真などは望むべくもないですが、そんなことは関係ないんですね。このフィールドに戻ってきてくれたことに感謝。
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