雄に求愛されていたセッカの幼鳥
距離が遠かったために写真が鮮明ではありませんが、今年巣立ったと思われるセッカの幼鳥です。巣立ち後かなりの期間が経過しているようですが、等倍拡大して見ると頭頂部には成鳥雌よりもかなりくっきりはっきりとした縦筋が四本ほど入ってます。冬羽になると頭の縦班は成鳥、幼鳥を問わず、どの個体もはっきりしてきますが、肩羽などを見ると、この個体はまだ冬羽に換羽してないようなので、幼鳥と判断されます。
この個体に対して、近くにいた成鳥雄が猛烈に求愛アタックしていました。幼鳥は姿態だけからは雌雄の判別が困難ですが、この子は幼鳥の雌のようです。
セッカは巣立ち後、ひと月半ほどしか経過していない個体も繁殖できます。昨年も8月末頃に同じようなシーンを見ましたが、繁殖期末期になるとこのようなシーンに出くわす機会が多くなります。
セッカの幼鳥雄が幼鳥時に繁殖活動に参加するのかどうかは僕にとってもまだ謎です。幼鳥の姿態の個体が巣材を運んでいるのを見たことはまだありません。
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コメント
こんばんは
稲穂が頭を垂れて 緑色一面だった風景が
あちこち黄色めいて来ました 朝夕の風も心地よくて
そんな中のセッカさんを期待して行ってきましたが
以前の様に上手くいきません・・
数羽はまだ子育て中のもいるのですが 難しくなりました
じじじじと雛の声は聞こえるのですが・・・・
警戒してる様子が見えるので そう長くいてはカワイそうに思い 早々に帰途に着きました
やさしい色の幼鳥ですね・・・
じいっとこちらを見て あいらしい・・・・
投稿: rinn | 2013年8月28日 (水) 19時36分
rinnさん、こんばんは。
昨シーズンは巣立ち後間もない個体も含め、幼鳥をたくさん見ましたが、今年はなかなかタイミングが合わず、幼鳥に出くわすことが少ないです。
低気圧が通過してからだいぶ過ごしやすくなりました。秋の風景の中のセッカも見れるといいですね。
投稿: 探検隊隊長 | 2013年8月29日 (木) 00時05分