露出補正
先日の山でのキビタキ君より。山に行くとあたりは木々に覆われてはいるのですが、実際には太陽は燦燦で、ちょっと風が吹くと枝葉の間から漏れる木漏れ日の状況が一瞬にして変化し、露出がたいへん難しいですね。数連写の一連のカットだけでも露出状況が大きく変化している場合が多々あります。
掲載のカットは撮影時にプラス1.0の露出補正をしていますが、現像時にはさらにプラス側に0.5ほど補正しました。撮影の現場で1.0以上の思い切ったプラス補正をするのって結構勇気が要りますね。躊躇なく思い切った露出補正を一発で決めるには何十年と言う経験の積み重ねが必要だと思いますが、そういう意味では僕なんかまだまだ経験が足りませんので、どうしてもやや控えめになってしまいます。
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コメント
私は露出補正は+1 2/3~2絞りは良く使います(^^)。
思い切りが良いのかどうかは、わかりませんが・・・(笑)。
失敗することも多々ありますが、失敗しながら補正術を習得するというスタンスでやってます。
う~~む! あほかなぁ・・・(^^;)。
キビタキ、良い色合いに仕上がりましたね。
背景が明るいと、どうしてもメインの鳥がアンダーになってしまうので、補正は必要ですよね(^^)。
投稿: bird | 2013年5月 9日 (木) 21時23分
birdさん、ありがとうございます。
birdさんのお写真を拝見していると、やはり経験の違いをひしひしと感じます。露出の技術だけでなく、もっと広い意味でしっかりと鮮やかに色を出すための光の捉え方がやはり素晴らしいですね。
空抜けの飛翔なんかでは迷いなく思い切ったプラス補正をするのですが、木々の生い茂った明暗差の激しい中での露出補正は本当に難しいなと感じます。
投稿: 探検隊隊長 | 2013年5月 9日 (木) 21時39分