単調な麦畑
麦畑のセッカはただ普通に撮ると意外と単調なんですね。カメラ位置がほんの数十センチ違っただけで麦穂が手前にかぶってしまったりするので、ただ撮るだけでも見た目以上に大変なんですが、単調さを避けるために上部の空いた空間にどんな背景を持ってくるかまで考え出すと撮影は半端でなく難しくなります。
突き出した止まり木などがある場所ではないので特定のよくとまるソングポストのようなものは麦畑には存在しません。たまたま降りたところを撮るしかないですが、セッカがとまってからカメラの最適位置を左右上下とも毎回模索するので、シャッターを押すまでに飛んだり麦穂の中にもぐりこんだりしてしまうことは数え切れないくらいにあります。
麦穂とセッカも取り組み始めてもう5年目になりますが、本当に満足ゆくものが撮れるまでにはあと数年はかかりそうです。
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