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2012年4月 3日 (火)

喉元

ノビタキの喉元。嘴の下の白い部分の面積がかなり小さくなりました。この写真は3月31日なので、1週間経過後の今週末には喉元の白いエリアがなくなっているかもしれません。

Dsc_7773

横顔です。黒くなった部分も先端に少しだけ白い羽が残っています。白い羽がめくれ上がったところは、中間付近から根元が黒いのがわかります。嘴に近い方の上側の白い羽が覆いかぶさると根元の黒い部分が隠れて見えなくなります。

Dsc_7774

この個体は若い個体なので、この場所から繁殖地へ向けて移動を開始する頃でも肩羽の茶色い羽は残ると思います。

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コメント

隊長さん、こんにちは。
喉元にはずーと注目していたのですが、ここまで黒っぽくなってきたということはもう雄と判定してもいいでしょうね。
お腹もダイブ白っぽくなってきたようですね。

投稿: T.M | 2012年4月 4日 (水) 17時03分

T.Mさん、こんばんは。
春に見るノビタキの中にはいろんなタイプがいて、ほぼ完全な夏羽状態で渡ってくるのものもいれば、不完全な夏羽のものもいますね。
この個体はご指摘のとおり喉元の変化だけでなく下腹付近の色も徐々に薄れて白っぽくなってきています。これらの変化は、雄だと同定することに矛盾する変化ではありませんが、囀りでもしない限り、いくつかの要因の総合的な判断にならざるを得ないと思っています。
側頚から後頚にかけての変化が思ったほども進んでいないのと、上尾筒の変化があまり進んでいないので、その辺りの変化をあと一週間ばかり観察する必要があるかと思っています。
ただ、早ければ明日、明後日にも渡りの個体が到着してしまうので、この子の観察は他の方がお撮りになられる写真も含めて分析させていただくつもりです。

投稿: 探検隊隊長 | 2012年4月 4日 (水) 20時24分

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