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2012年3月19日 (月)

昨日のノビタキ

ノビタキの定期観察。午後4時過ぎに出向き、ごく短時間で150カットほど記録してきた。大きな変化は見られないが、画像を仔細にチェックしていると、アイリング(コチドリなどで黄色いアイリングと言われる部分とは違って、その外側)の部分の白が消えてきているのに気がついた。目の上の方はまだ白く覆われているが、目の下の方は白い部分が途切れ途切れに点在して残っているだけで、ほぼ消えている。1月14日にアップした写真と比較すると、その違いは明らかだ。3月第1週時点とも明らかに違ってきている。
秋の移動の初期に見るノビタキの写真をチェックすると、成鳥雄で顔に黒さが多く残る個体ではこの部分は黒く、その他の個体(第1回冬羽個体を含む)ではこの部分は白か白に近いごく薄い茶色である。繁殖期の成鳥雄では、この部分は黒く、繁殖期の成鳥雌では白っぽい。8月中旬から下旬頃の巣立ち雛はこの部分は白い。
この違いは過去の観察例を客観的に分析しただけで、そこからどのような評価・結論が導かれるかはなんとも言いがたい。

Dsc_6785

因みに、上の写真を撮影したとき、繁殖地で聞かれるような歌声は聞こえてこなかった。

(以下、参考画像)

Dsc_3247
2012年2月19日撮影

P1360081
2011年7月9日撮影

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コメント

隊長さん、こんにちは。
これはやはり興味深いですね、1個体だけとはいえ。
少年だったようですね。
繁殖羽になる春の換羽期。顔まわりはかなり換わるのでしょう。
頭は擦れて黒くなると言いますが、喉は換わっているようにも思えますね。
こういう観察ができていることは、何者かから贈られた機会のように思えてしまう今日この頃です。ありがたし。年をとると考え方がおかしくなりますな(笑)。

そうそう、5D3手に入れました。

投稿: Kankan | 2012年3月23日 (金) 16時03分

Kankanさん、こんにちは。
夏羽から冬羽への換羽が2~3週間の期間で急激に進行するので、春の姿態変化も春分の日あたりからの2週間くらいが一番変化が大きいんじゃないかと予想しています。でもこの予想が外れることもありえますね。そうなったらそうなったで、春の移動時に見るノビタキははっきりと雄とわかる個体以外を雌と考えるのも危険だという新たな発見につながります。

喉元に関しては、喉元に意図的にピントを持ってきたカットなどで細部を拡大して見ると黒く見えている部分の羽は白い部分とつながっており先端が白で途中から黒となっているようです。なので、喉元も先端が擦り切れて変化してゆくと思います。オオジュリンの雄が夏羽の姿態に変化して喉元を含む頭部が黒くなってゆくのも先端の羽の磨耗によるものです。

5D3入手されたのですね。なかなか私は新しい機材に手が届きませんが、このノビタキなんかは是非D800で撮ってみたい素材です。

投稿: 探検隊隊長 | 2012年3月23日 (金) 17時20分

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