2011年12月29日 (木)
2011年12月27日 (火)
カンムリカイツブリ
カンムリカイツブリはミコアイサに比べて遥かに警戒心が低く、常時近くを水面移動している。雪の降り方が穏やかな時間帯にもシャッターチャンスが巡ってくるので雪と絡めて撮るのはずっと容易。ミコアイサもこれくらい愛想がよければね。
撮影はNikon1 V1にゴーヨン単体で35ミリ換算1350mm。めったに使わないプログラムオートで撮影したので絞りがF8まで絞り込まれて被写界深度が随分と深い。
写真を1枚追加。ゴーヨン単体でドアップ気味のカットを。
動体撮影は期待はずれと書いたので、敬遠される方もいらっしゃるかもしれませんが、とまり物やカモ類の水面移動程度だとAFでピントはビシバシ決まります。テレコン付でも解像感の劣化もあまり感じない。ロクヨンにテレコンだと換算2200ミリ超でAFが使えてしまうので1台持っていても決して損はないカメラです。
2011年12月25日 (日)
2011年12月23日 (金)
Nikon FT1動作情報
Nikon 1用のマウントアダプターであるFT1の動作情報をちょこっと。
CPU付レンズでは開放測光。絞り環付のCPUレンズは絞り環を必ず最小絞り(最大F値の位置)にしないとFEEエラーとなってシャッターが切れないので注意。
非CPUレンズでは絞り環で絞りを設定。この場合、絞込み測光となる。大きく絞るとファインダー像自体が暗くなるのでやや使いにくいかな。
FT1経由で天体鏡筒をつないだ場合でも絞り優先オートで使えます。絞り値表示はF--となって表示されませんが対物レンズの開放F値なりのシャッタースピードがAEで制御され、モニター見ながら完全MEで露出をコントロールする必要は全くありません。露出補正も働きます。また、ピント位置の拡大表示も問題なく可能。
AF-Sレンズ使用時、1.4倍テレコン装着状態でもAFは作動します。
2011年12月20日 (火)
2011年12月18日 (日)
2011年12月17日 (土)
2011年12月14日 (水)
2011年12月13日 (火)
マウントアダプターFT1の発売日決定&仕様表発表
Nikon 1用のマウントアダプターであるFT1の発売日が12月22日と決まりました。同時に仕様表がニコンのサイトで発表されました。
http://www.nikon-image.com/products/camera/acil/ft1_list.htm
なんだかえらくわかりにくい仕様表ですね。制限事項も結構多いように感じます。AFが使えるのはシングルAFモードのみでAFポイントは中央1点のみ。この制約は飛翔撮影には結構きついかも。
発売日の決定及び仕様表の発表と同時に、カメラ本体のファームウエアのバージョンアップの発表もされました。このバージョンアップはカメラをFT1に対応させるためのバージョンアップです。
http://www.nikon-image.com/support/downloads/digitalcamera/acil/firmware/index.htm
Nikon 1はデフォルトのファームウエアの状態だと、伝統的なフォーカスエイド(右向き三角、丸、左向き三角の表示により合焦を知る方法)は使えませんが、今回発表になったファームウエアにバージョンアップすることにより合焦マークが表示されるようになります。
ただし、このフォーカスエイドが使えるのはCPU付きのレンズのみに制限されます。
なお、補足マニュアルが下記にあります。
レンズのフォーカス作動ボタンは使えるのかな、と疑問に思っていたのですが、補足マニュアルを見るとレンズのフォーカス作動ボタンは全て無効になるようですね。メモリーリコール(予め設定したフォーカス状態にボタンひとつで瞬時にフォーカスを戻す機能)が使えないのは残念です。
2011年12月11日 (日)
2011年12月10日 (土)
2011年12月 6日 (火)
ライブビューでの撮影
この日の日没時刻は午後4時45分。掲載のカットの撮影時刻は午後5時1分。肉眼ではオシドリがよく見えない状態で、サンニッパでもSSはISO800で1/10しか出ていません。掲載のカットはじっとしているオシドリのように見えますが、実際は終始羽繕いをしていたので、普通に撮っては全部ぶれます。デジスコだと超スローシャッターでも撮れるとか言われますが、しきりに羽繕いする動きのあるシーンには全く不向きです。
ミラーショックを廃除するためにライブビューモードで撮りますが(ニコンのD7000はミラーアップ状態でミラーの上下なく連写ができるニコン初のデジタル一眼です)、ライブビューファインダーで羽繕いと羽繕いの間隙をぬってじっとしている瞬間にレリーズを試みても、実際に写るのは羽繕い中のぶれぶれのカットばかりになります。これはライブビューファインダーに映し出される映像が実際と大きくワンテンポ遅れているためで、D7000に限らず、ライブビューファインダーを持った他のカメラでも多かれ少なかれ同じことが起こります。
こういう時の撮影のコツはファインダーを見ないことです。まずライブビューファインダーで鳥がじっとしているときにしっかりと鳥の目にピントを確保しておきます。そのうえでファインダーではなく双眼鏡で鳥を見ます。右手にはレリーズケーブル。双眼鏡で鳥の動きをじっと見て、羽繕いをやめて前を向いた瞬間にシャッターを切ります。シャッターが切れる瞬間はライブビューファインダー上ではまだ羽繕い中のはずです。そしてライブビューファインダーで鳥が前を向いてじっとしているように見える僅かな瞬間には、実際は次の羽繕いを始めているので、この段階でシャッターを切っても手遅れです。
因みに、デジタル一眼レフですからライブビューモードでミラーアップしたまま撮影しても、シャッターショックは残ります。ミラーショックやシャッターショックの影響を最も受けやすいSS領域はSS1/20~1/30付近の領域でこのあたりのシャッタースピードになるときには細心の注意が必要です。逆にSS1/2とか1秒とか2秒とかのマゾ的なシャッタースピードになるとかえってシャッターショックの影響は画像には出にくくなります。なぜそうなるかは自分で考えてみてください。ヒントは‘シャッターショックの影響時間<露光時間、長時間露光によるピントの芯’です。ここまでのスローシャッターになるとデジスコの画像をデジ一が再度逆転します。
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