2011年11月26日 (土)
2011年11月24日 (木)
2011年11月22日 (火)
2011年11月21日 (月)
2011年11月17日 (木)
Nikon FT1の絞り連動レバー・・・雑談モード
今回の記事はあくまでも雑談モードなのでさらっと読み流してください。でも興味ある方には結構興味深い話、かも?
11月15日に「待たれるFT1」のタイトルでアップした記事の中に掲載したFT1の写真を見て‘おやっ’思われた方っていないでしょうか? 赤矢印で示した最小絞り設定警告レバーと思われるパーツのやや右上、金属マウントの内側の左下あたりからにょきっと出ている突起ですが、これは「絞り連動レバー」と呼ばれるパーツです。ここまではニコン機をある程度長く使っている方であれば大抵の方は知っていると思いますが、この絞り連動レバーのデフォルト位置が気になりませんか?
絞り連動レバーはレンズを装着時にレンズ側の絞り連動レバーを押し上げて開放絞り状態にする役割を担っていますが、レンズ非装着の状態では通常、時計の長針でいうと45分くらいの位置にあります。しかし、該当の写真では40分くらいの位置になっています。
あれっと思って、絞り連動レバーが写っているFT1のほかの写真をいろいろ見てみると、45分の位置になっているものもあります。
さらに、別角度から写っているFT1の写真をいろいろ探すと、マウントアダプターの上面中心部分に設定ボタンらしきボタンがあり、ボタンを右、中央、左の3ポジションに切り替えて何かの設定をする仕様になっているようです。
私が推測するに、このボタンは装着レンズの種類によって設定を切り替えるボタンではないかと思います。FT1経由では非Aiレンズは使えないということを踏まえて3ポジションを考えると、この3つの設定は、Ai仕様の絞り環付非CPUレンズ、絞り環付CPUレンズ、絞り環を持たないGレンズ、あたりの3分類で設定ボタンを切り替える仕様なのではと勝手な予想をしてみました。そして、この設定ボタンの位置によって前述の絞り連動レバーのデフォルトポジションやその絞り連動レバーの果たす役割が変わるのではないかと想像しています。
露出計連動レバーをボディ側にもFT1側にも持たない(多分)にもかかわらず非CPUレンズで絞り優先オートが使えるというのは、これまでのニコン機からすればかなり謎なのですが、その鍵がFT1に搭載の絞り連動レバーに前述の設定ボタンでの設定ごとに異なる役割をさせているのではないかということと大きく関係しているような気がしてなりません。
あくまでも好き勝手な想像ですので、冒頭に書きましたように雑談として読み流してくださいね。
(追伸)
写真から設定ボタンが存在するように見えた件ですが、気になるので某社の知り合いに確認したところ、設定ボタンは存在しないとのことでした。私の思い過ごしだったようです。
FT1は電子接点経由ではなく何らかの方法で機械的にレンズの開放F値をカメラに伝える方法が用いられていると思うのですが、その方法が未だわかりません。F4まで搭載されていた開放F値連動レバーのようなものも搭載されてはいないようなので、どんな仕組みなのか興味があります。
2011年11月16日 (水)
2011年11月15日 (火)
待たれるFT1
Nikon 1が発売になってから今週末でほぼ一月になりますが、肝心のマウントアダプターFT1の詳細仕様が公表されないですね。FT1は12月発売予定とされていますが、一部の量販店での表記では2012年1月発売予定とされているところもあり、下手をすれば来年にずれ込む可能性もあります。
FT1の仕様については私はある程度の予測はしていますが、その構造は結構凝ったつくりになっているように思います。最近の最新情報ではAi仕様の非CPUレンズで絞り優先オートが使えるということが判明しましたが、これはいろいろなことを推測する重要な手がかりにもなります。
そんななか、トミーテックの中川さんがニコン1用のマウントアダプターの量産宣言をされましたが、私的にはちょっとばかし勇み足ではないかなと思っています。現在試作されているアダプターはAEが全く使えない完全マニュアル露出となるようですが、果たしてニコン1にBORGをはじめとする天体鏡筒をつないだとき、本当にAEは実現不可能なのでしょうか。
私はAEを実現できる可能性が大いに残っていると思っています。その重要な手がかりも、先述したAi仕様の非CPUレンズで絞り優先オートが使えるところに隠れています。非CPUレンズにはそもそも電子接点がありません。従って、アダプター経由でAEが使えるのかどうかは電子接点経由の電気信号的な仕組みに依存するのではなく、もっと物理的な構造に依存するのです。そのうえで、現在WEB上で見れるFT1の写真をじっくりと眺めてみると解決の糸口が見えてきます。
もったいぶった言い方になりましたが、FT1の写真をじっくり眺めると、正面から見て左斜め下(金属マウントの外側部分)に突起があることがわかります。これは果たしてなんなんのかを予測してみましょう。ニコンのFマウント、ニコンの歴代のカメラにある程度詳しい人ならおおよその予測がつくんじゃないかと思います。おそらくこれは「最小絞り設定警告レバー」だと思われます。
この最小絞り設定警告レバーはカメラボディ側に露出計連動レバーが設けられているカメラには存在しません。D70やD90などのような機種にはカメラボディ側に露出計連動レバーは設けられておらず、最小絞り設定警告レバーが設けられています。ニコン1のボディ側マウントには露出計連動レバーも最小絞り警告レバーもマウント部の写真を仔細に見る限り存在しないようです。おそらくFT1を装着したときのみ最小絞り設定警告レバーが登場するということなのでしょう。
この最小絞り設定警告レバーはレンズの絞り環で絞りを最小絞りにした時、レンズについている「最小絞り設定警告用ガイド」に押し下げられる仕組みとなっており、このガイドによって最小絞り設定警告レバーが押し下げられないとAEではエラーとなり完全マニュアル露出以外ではシャッターが切れないことになります。
裏を返せばこの最小絞り設定警告レバーを無理やり押し下げてやるとレンズ非装着時に完全マニュアル露出にしないと警告エラーとなってシャッターが切れないという現象は回避できると予想されます。FT1の実機自体がまだリリースされていないので、あくまでも予想ですが、その予想が根拠のあるものか、ないものかは上記に記載したことを読んでご判断ください。
トミーテックが試作したマウントアダプターはCXマウントにそのまま取り付けるアダプターなので上記のエラーを回避できる可能性は全くありません。アダプターの開発はCXマウントへの直結アダプターではなくFT1経由のアダプターを開発すべきで、FT1の実機リリースを待ち、その構造をじっくりと研究した上で開発に取り組むべきです。中川さん、見てますか? 本当にこのまま量産に踏み切りますか?
私はトミーテック社の社員でもなければBORG製品の開発担当者でもないわけですが、中川さんには125SDをモニター使用させていただいた恩義があるのです。CXマウント直結のアダプターでは製品開発に失敗する可能性が極めて高いことを認識しているのに、それを見て見ぬふりはできません。今回の記事は「待たれるFT1」とのごく一般的なタイトルをつけていますが、その中身は完全に中川さん宛の記事なのでした。
(11月16日追記)
どうやらもう量産に入ってしまわれたようなので、上記の記事は時既に遅しに失したみたいです。ま、ME専用と割り切ってお使いになる需要はあるかと思いますが。因みに、今回はAE化だけに焦点を絞った文章になりましたが、エラーを回避してAE化した場合には、同時にMFアシストも有効になると思います。
2011年11月14日 (月)
週末のセッカ
先週に引き続き、この土曜日もセッカを撮っていました。先週末と同様、セッカの個体数は相変わらず多いです。小雨混じりの曇り空の先週末とは異なり、日の出後はすぐにピーカンとなる天気でしたが、10時過ぎ頃まではよく頭だししてくれました。ヒバリも囀る春のような陽気でしたが、今週はぐんと冷え込むようです。週間天気予報を見ると、3度くらいまで冷え込む日もあるようなので、今週は密かに期待しています。未だ滞在中のノビタキが寒波到来でいなくなってしまうのではと心配ですが。
↑縦ピクセルを900ピクセルにしてみました。皆さんお使いのモニターで、クリックした画像が縦スクロールなしで見れるでしょうか? 最近のモニターは解像度が飛躍的に上がっていますが、縦位置カットは縦方向のピクセルサイズをあまり大きくすると縦スクロールが入るので頃合のよいピクセルサイズがどのあたりか難しいです。
2011年11月13日 (日)
2011年11月10日 (木)
2011年11月 9日 (水)
2011年11月 8日 (火)
アワダチソウを背景にセッカ
背丈の低いアワダチソウが群生する場所にツンツンと突き出たススキ。そんな場所によくセッカがとまります。草がようやく伸びてきたとはいえ、例年に比べるとずっと低いので遠くの背景に抜くのが難しく、背景が思うようにソフトにボケてくれないのが難点です。一般的には草の背丈が均一に低いと、カメラ位置を下げて背景を綺麗にボカせるのですが、このフィールドは地形の起伏を使ってボケを作る場所で、草の背丈が低すぎると撮影地点よりも目標とする草の先端の方が低くなり、レンズ光軸の延長線はすぐに比較的近くの草に突き当たってしまい、遠くの背景になってくれません。冬羽のセッカがこんなに撮りやすい状況はまたとないので、2回目の草刈がされる前に何度も通ってもっと綺麗に秋のセッカを撮りつくしたいと思っています。
2011年11月 7日 (月)
セッカ続きます
本日(といっても既に日付が変わってしまいましたが)もノビタキフィールドへ。1羽だけになったノビタキは今日もいたが、来週末には多分いなくなるでしょう。
ホオアカは6羽ぐらいと思っていたが、今日確認すると軽く10羽を超えていた。もしかしたら20羽近くいるんじゃないだろうか。とにかく多い。
本日のメインは愛想のよいセッカ。非繁殖期のセッカはさえずりながら飛び回るようなことがなく、草むらに潜り込んでいるので通常は撮影が難しいが、ここに今いるセッカはファミリーなので親子間、兄弟間で鳴き交わす時には必ず穂先に頭だしする。1羽が鳴いて頭だしすると、続いて次々と穂先に頭だし。目の前に同時に4羽なんてことも頻繁に。というわけで、今日は徹底的にセッカを撮ってやろうと早朝から7時間、トイレも行かずにセッカを撮り続けました。もちろんノビタキがいいところに出てきたときにはノビタキを撮りましたよ。大量にセッカを撮って、とても現像しきれないので、とりあえず1枚だけアップします。
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