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2010年8月11日 (水)

ノビタキ巣立ち雛の後ろ姿

巣立った雛の後ろ姿を今の時期にじっくりと見ておくことはとても大切なことだと思います。掲載の巣立ち雛は巣立ってからある程度期間も経過し、徐々に換羽が始まっていますが、頭や肩羽はまだまだ幼羽がたくさん残っており、お腹の部分も幼羽が抜けきっていません。しかし、風切羽や初列雨覆、大雨覆は秋の移動の頃に見るのと変わらなくなっています。幼羽がすっかり抜け落ちた頃、その個体が今年の夏生まれた子なのかどうかは初列雨覆や大雨覆の縁部を見ればよくわかります。
ひと番のノビタキ夫婦が平均4~5個の卵を産み、3~4羽程度の雛が無事巣立って秋を迎えるとしても、秋の移動時期に見るノビタキの半分以上が今年生まれの個体だということになります。番によっては2回の繁殖をするのもいるのでこの夏生まれた個体の占める割合は実際にはもっと多いことになります。秋の移動の頃にはすっかり換羽して、第1回冬羽のこの夏生まれの個体とそれ以外の個体の区別がつかなくなる方も多いと思いますが、今の時期の個体をじっくり見ておくと区別がつけやすくなります。
それにしても、後姿の風切羽は何度見ても美しいですね。私は秋の移動の頃の第1回冬羽個体の後姿が特に好きです。

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