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2010年6月 7日 (月)

親子

今シーズンもぎりぎりセーフで親子の姿を見れました。あとひと月もしたら水面が見えなくなるくらい蓮の葉が生い茂るのでカンムリカイツブリを見つけるのは全く不可能になります。これから先、ここに行ける時間もとれそうにないので、長男の体育大会終了後に無理をして行ってきました。順光側からははるかかなたなので逆光側から撮影しましたが光が強すぎ。山の端に太陽が沈むまで待つことにしましたが、太陽が沈むと親子揃って湖面の中央の蓮の葉の陰で寝てしまいました。

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カンムリカイツブリの親子とは全く無関係な話題ですが、“ジャパンバードフェスティバル”実行委員会主催のBIRD-1グランプリという野鳥写真のフォトコンテストが行われます。フォトコンそのものには興味のない私ですが、その応募規約におやっと思う一文がありました。

http://www.birdfesta.net/jbf/b1.html

応募規約によるとこのフォトコンテストの入賞作品の著作権は全て主催者であるJBF実行委員会に帰属するとされています。確かに一部のフォトコンテストで未だに入賞作品の著作権が主催者に移転するとしているものも散見されますが、最近ではほとんど見かけません。
そもそも著作権は大きく分けると著作財産権と著作者人格権に分かれ、著作者人格権の方は著作者に一身専属的なもので譲渡できない性格を持っています(だから著作権の譲渡といっても著作者人格権については文字どうりの譲渡ではなく著作者人格権を原著作者が行使しない旨の合意と解釈されます)。
最近の多くのフォトコンテストでは入賞しても著作権そのものは原著作者に帰属し、主催者は入賞作品を関連イベントや関連メディアで無償で使用できるとする(主催者へ無償使用許諾)運用が一般的です。
著作権が主催者に帰属してしまうということは、原著作者自身も入賞作品の写真を自由に使えなくなることを意味し、また、著作者人格権の不行使の合意に伴い、入賞作品を主催者が勝手にトリミング等して原著作者のオリジナルの作画意図を没却させるような手を加えても原著作者は何も文句は言えないということを意味します。

該当のBIRD-1グランプリの趣旨説明を見ると、“鳥の写真を通して、鳥や自然全般への興味・関心を深めるという環境教育の趣旨”となっていますが、このような趣旨の基で開催されるフォトコンテストの入賞作品の著作権をコンテスト主催者に帰属させてしまう必要性がどこにあるのか、はなはだ疑問です。趣旨そのものに賛同し、入賞目当てでなくてもイベントには参加協力の意味で写真を提供してみようという気持ちがある方でも、著作権の移転を伴ってしまう危険があるのであれば二の足を踏むことにならざるを得ないと思われます。

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コメント

こんばんは(*^_^*)
毎年カンムリカイツブリ親子さん撮ってらっしゃいますよね
今年もそろそろかなって待っていました
やっぱりオンブするのですね  凄く可愛いです

そもそもこの子達を知ったのはスワロのコマーシャルポスターでした
すっごく可愛くてなんていう子達なのか分からなかったのです
こんなに可愛い親子がいるのですね~一度見て見たいです(*^_^*)

投稿: わこ(*^_^*) | 2010年6月14日 (月) 22時09分

わこさん、こんばんは。
カンムリカイツブリの繁殖地は日本では数が少ないですから近畿圏で撮影できるのはとても貴重ですね。
スワローのポスターに使われていたというのは知りませんでした。

投稿: 探検隊隊長 | 2010年6月15日 (火) 01時30分

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