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2010年3月13日 (土)

寒桜

約ひと月ぶりに、カメラを手にし、鳥にレンズを向けた。満開の寒桜とメジロが気持を少し和ませてくれる。

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(花と鳥)
花の量が多いと、「花に鳥が負ける」と言う方がいるが、はたしてそうだろうか。花と鳥の関係は勝ち負けのような関係では決してないと思う。相互に影響しあって、その良さを互いに引き出す関係にあるんじゃないだろうか。花が鳥の生き生き感をより引き出し、鳥が単なる花の情景に生命感を与える。そんな関係が花と鳥の関係だと思っている。この相互関係は画角に占める花の量や画角に占める鳥の大きさとは無関係。それでも花に鳥が負けていると感じるとすれば、それはただ単に鳥に花を絡めることだけに躍起になって相互に引き立てあう構図がおろそかになっているからだと思う。

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コメント

こんばんは
深いですね…構図って
私はメジロちゃんだったら「蜜がおいしいんだよ」だし、他の鳥でも花がアクセサリーのように見えるところが好きだったり。
相変わらず好きなように撮ってるということですね(^^ゞ

投稿: でつ | 2010年3月14日 (日) 19時44分

でつさん、こんばんは。
花と鳥が喧嘩しないように、両方のいいところを引き出せるといいですね。

投稿: 探検隊隊長 | 2010年3月14日 (日) 22時22分

隊長さん、お帰りなさい。
鳥撮り主体の人はどうしても鳥をメインにしたがり、花撮り主体の人は花メインにしたがります。
でも、じつは「メイン」なんてないんですよね。1枚の写真に鳥や花が写りこんでいる。それだけのことです。
もちろん勝ちも負けもないし。
ドシロウトの目線でフレームを切ってみたりする工夫も大事ではないかと思ってます。
技術を捨て、感性だけを肥大させて、子どもとか少年少女の目線で撮る。私は、けっこうそういうことを心がけてます。
な〜んて、偉そう発言でしたー。失礼しましたー。

投稿: Kankan | 2010年3月15日 (月) 01時44分

Kankanさん、こんにちは。
ノビタキ到着まで一月を切りましたので活動再会です。

撮影者はしっかり頭でいろいろ考えて、見てもらう人には撮影者がいろいろ考えたことを気付かせずに単純に見て気持ちよくなってもらうのが理想です。ドシロウトの目線というのが適当かどうかはわかりませんが、私が写真を撮るときに想定しているのは写真のことや鳥のことについて予備知識を持たない人です。

投稿: 探検隊隊長 | 2010年3月15日 (月) 09時48分

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