2010年1月31日 (日)
2010年1月29日 (金)
ハイチュウ探し
下記3枚のうちのいずれかがハイイロチュウヒです。さて、賢明な皆さんならすぐに判りますよね。レッツトライ!
上記の答えはエントリーNo.3の個体でした。
エントリーNo.1とエントリーNo.2はチュウヒ。このうちエントリーNo.1の方は大陸型に分類されるものです。
ところで、エントリーNo.3のハイイロチュウヒは♀タイプですが、正面顔ではハイイロチュウヒらしさが非常に薄いです。ハイイロチュウヒの♀タイプは正面から見ると首のあたりをとりか囲む白い羽が円状見えてフクロウ顔ぽく見えることがありますが、この個体は正面から見たときその特徴があまり目立たず、一見すると普通のチュウヒのようにも見えます。同じこの個体も少し顔を斜めから見ると一見してハイイロチュウヒとわかるのですが。
まあ、羽の裏を見れば一目瞭然なんですが、あえて羽の裏が見えない3枚を選んでみました。
2010年1月28日 (木)
ウルシ科の木の実
ウルシ科の木の実で鳥がよく好んで食べるのはハゼとウルシとヌルデ。大きさはハゼの実が一番大きく、ヌルデの実が一番小さい。ハゼの実はかなり大きく、形状が平べったい円盤状に見えるので他と見間違うことは少ないが、ウルシの実とヌルデの実は遠目からはなかなか区別がつきにくい。
ジョウビタキが食べているのはウルシかヌルデか。ヌルデはウルシに比べて赤みが強く、実が一番小さいので実と実の間隔がもっと密集しているように見えるので、これはウルシの実であろうか。
それにしても、今年はウルシ科の実が本当に豊富にある。普通に車がびゅんびゅんと走る車道の道端でもたくさんの実がまだまだ残っている。冬鳥が少ないと言われる今シーズンだが、これだけ木の実があると野鳥も相当分散傾向にあるのだろう。
2010年1月27日 (水)
2010年1月26日 (火)
2010年1月25日 (月)
2010年1月23日 (土)
オオワシの表現
このオオワシの画像は、以前に一度ブログにアップしたものと同じで、サイズを特大サイズにしたものです(1200×800ピクセルサイズ)。
オオワシを代表とする大型鷲の撮影の難しさは、鳥の大きさをいかにして表現するかだと思います。かつて、琵琶湖にやってくるオオワシを天体望遠鏡を用いたデジスコシステムで換算焦点距離8000mm程度で画面いっぱいに撮影したこともありますが、長い焦点距離を使って200メートル先にいるオオワシを画面いっぱいに撮影したからといって必ずしもオオワシの大きさが写真で表現されているわけではありません。
野鳥のことを詳しく知らない方に、この鳥は翼を広げると2メートルを超えるんだよ、と言葉で説明して驚いてもらっても意味がありません。画面いっぱいに大きく写した飛翔中のケリも画面いっぱいに大きく写した飛翔中のオオワシも、いずれも一般の人にとっては「鳥」でしかなく、その大きさの違いは写真だけからは伝わってきません。
掲載のカットは作品としてみれば必ずしもよいものではありませんが、オオワシの大きさを写真だけから表現するという観点からはよいサンプルになるかと思います。画角に占める鳥の大きさという点では青空を飛翔中のオオワシを翼の先端が画面から少しはみ出すくらいに撮ったカットの方がずっと大きいのですが、写真から受ける印象はこのカットの方がはるかにオオワシの大きさが伝わってきます。1.4倍テレコンは使っているものの一眼システムで普通に撮影しているので、デジスコのような長焦点距離ではありません。この写真のポイントは背景のエリアに写っている木々の大きさがどれくらいかってことが見た人に伝わるかどうかです。周囲の木々を細い枝も太い幹も一緒に広く取り入れているので背景に写っている領域の広さが先ず伝わります。それとの対比があって初めて翼を広げたオオワシの大きさが写真を見た人に伝わるのだと思います。
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