2009年6月30日 (火)
2009年6月29日 (月)
2009年6月26日 (金)
2009年6月20日 (土)
2009年6月17日 (水)
2009年6月16日 (火)
OLYMPUSよりE-P1発表
オリンパスから予定より1日遅れでマイクロフォーサーズ機のE-P1が発表になった。
マイクロフォーサーズ機はフランジバックが非常に短いため、マウントアダプタを使えば他メーカーの各種マウントレンズを接続でき、また、フォーサーズ規格の35ミリ換算倍率がレンズ実焦点距離の2倍となるので野鳥撮影での応用範囲が大きい。また、先発のパナソニックのマイクロフォーサーズ機も今回発表のオリンパスのマイクロフォーサーズ機もミラーレス構造なのでミラーショックがなく、低速SSでの撮影には威力を発揮する。
発表があったばかりのE-P1だが、パナソニックのGH1と(E-P1が動画撮影対応なのでG1との比較ではなくGH1と比較)いくつかのポイントに絞って比較してみると以下のようになる。
Panasonic GH1 Olympus E-P1
規格 マイクロフォーサーズ規格 マイクロフォーサーズ規格
有効画素数 1210万画素 1230万画素
シャッター フォーカルプレーン フォーカルプレーン
AF測距点 23点 11点
ISO感度 100~3200 100~6400
連写 3.5コマ/秒(要ファームアップ) 3コマ/秒
連続連写枚数 制限なし 制限あり
手振れ補正 レンズシフト方式 センサーシフト方式
液晶モニター 46万ドット(バリアングル) 23万ドット(固定式)
ファインダー 電子ビュー(144万ドット) 別売光学ファインダー
MFアシスト 対応 対応
光学ズーム 対応 非対応
マルチアスペクト 対応 対応
動画撮影 可能(1920×1080まで) 可能(1280×720まで)
リモートケーブル 別売で対応 別売で対応
音声のみの記録 非対応 可能(ステレオリニアPCM/16bit 44.1kHz)
E-P1はセンサーシフト方式の手振れ補正である点がマウントアダプタ経由で他社製レンズを使った場合にはアドバンテージが大きい。シャッターはどちらもフォーカルプレーン方式なので極僅かなシャッターショックは避けられない。後発のE-P1が電子シャッター方式を取り入れてこないかと期待していたのだが。
液晶やファインダーはパナにアドバンテージがある。パナの電子ビューファインダーは非常に高精細であるが、液晶だけを比べてもバリアングル方式で46万ドット表示はE-P1に比べてかなり見やすいと思われる。
高感度ノイズ耐性はパナはあまり強くないが、E-P1がISO最高感度6400の設定となっている点、ノイズ耐性がパナに比べてどの程度か非常に気になる。ISO800でのノイズが気にならないようなら大きなアドバンテージになると思う。
E-P1がステレオリニアPCM録音できるのは結構面白いと思う。16bit 44.1kHzまでに限られるが、これでもカメラだけで十分リニアPCMレコーダーの代用になるのではないだろうか。
追伸
E-P1の画質であるが、海外流出の各ISO感度ごとのサンプル画像を見るとISO1600あたりまではノイズがほとんど気にならないレベルにまで抑えられている。ISO3200でも等倍表示しなければさほどノイズは気にならない。野鳥撮影などでよく出くわす薄暗いグリーンバックなどではそのままあてはまらないかも知れないが、ノイズ耐性に関してはパナよりも一歩もしくは二歩リードと見てよいんじゃないかと思われる。あくまでも参考までということで。
2009年6月15日 (月)
コマドリ
松の梢でヒンカララ~。やっぱりここのコマドリは最高です(^^♪
1枚目と2枚目はPanasonicのG1にNikonのVR500mm/F4と1.4倍テレコンで35mm換算1400mm相当で撮影。VR500は絞り環のないGレンズなのでレンズマウント側から小さなゴム片で詰め物をして絞りを強制開放にして撮影してます。コマドリまでの距離が相当ありますがG1はピント位置を拡大表示できるのでマニュアルフォーカスでも精度の高いピント合わせが可能です。高感度ノイズが目立つのが難点。D300と同程度に高感度ノイズ耐性があれば、この場所でのコマドリ撮りには最強でしょうね。
発表が一日延期になったオリンパスのマイクロフォーサーズ機は果たしてどんな仕様で出てくるか、気になります。
2009年6月11日 (木)
2009年6月10日 (水)
ライチョウの山へ・その2
片道1200kmの遠征先からの帰路に立ち寄ったライチョウの山。午前零時少し前に麓の駐車場に到着し、仮眠をとったが、この時期の始発ケーブルが何時発だったか調べていなかったので4時に起きた。5時前に駅舎に行ってみるとまだ真っ暗。少し待って、駅舎の入り口が開いたので訪ねてみると、始発ケーブルは7時発とのこと(6時発となるのは7月18日より)。もっとゆっくり睡眠をとれたなと後悔しながら、時間もあるので川沿いを少し散策してみたがホオジロが梢で囀っているのを見た程度だった。ツバメやイワツバメはいたるところで子育てしており、駅の周辺を早朝から飛び回っていた。オオアカゲラのドラミングが駅舎の上方から響き渡る。
始発ケーブルに乗り、美女平に到着後、高原バスに乗り継ぐまでに15分ほどあったので自然観察路の入り口付近まで行ってみる。コルリの囀りが木立の中から響き渡る。7時30分発の高原バスに乗り継ぎ、室堂平を目指す。途中、かなりガスっていたが室堂平に近づくにつれてガスは晴れてきて視界はまずまずの状態。ターミナルに到着後、階段を登って外に出ると早速イワヒバリが囀りながら歓迎してくれる。イワヒバリもじっくりと撮りたいところだが今回はお昼過ぎには引きあげるつもりでいたので目的のライチョウを探すために先を急ぐ。みくりが池の周回コースを歩き始めると早速ハイマツの周辺でライチョウの番を発見。遠くの切り立った岩にも見張りに立つ雄のライチョウの姿が。6月のライチョウは縄張りを守るために雄が岩の上や木のてっぺん、建物の屋根などに見張りに立つことが多く、視線を遠くにやるとあちこちで見張りに立つライチョウを目にすることができた。予定よりも1時間ほど長く4時間ほど山で過ごし、下山した。
5月の連休あたりは高さ10メートル超にもなり観光客で賑わう雪の大谷。
鳥の撮影は70-200mm/F2.8ズームで。距離があるときはテレコンを使用。
三脚は一応持って上がったが重いだけで不用だったように思う。
2009年6月 8日 (月)
2009年6月 4日 (木)
2009年6月 3日 (水)
2009年6月 2日 (火)
M4/3用マウントアダプタ
マイクロフォーサーズ用のマウントアダプタでニコンFマウント用がようやく発売になります。パナのG1用にBORGのマウントアダプタは既に持っているのですが、いくつかのパーツをねじ込み式で組み合わせるBORG仕様はカメラの縦位置、横位置を頻繁に変える私にとってはやっぱり不可なんですよね。カメラを回転させたときに不意にネジが緩んだりします。マイクロフォーサーズ用に限らず、マウントアダプタをいくつかのねじ込み式パーツで構成する場合、どうしてもネジのゆるみが発生します。とりわけフラッグシップクラスの一眼の場合、カメラを縦位置にしたときにバッテリー部が横にくるので横がヘビーになりカメラを回転させないときも重みでネジが緩む場合があります。
今回宮本製作所から発売になるNF-M4/3マウントアダプタは4/3-M4/3マウントアダプタを介さずにひとつでニコンFマウントに変換でき、BORGのようにネジでいくつかのパーツを組み合わせて構成するのではなく一体構造なので剛性も期待できるはずです。BORGのマウントアダプタでもう一つネックになるのはねじ込み式なのでねじ込んだ時にマスターレンズの上側とカメラの上側との位置合わせがきっちり合わない(ネジ式なので製品の個体差によってねじ込んだときにレンズの上面がどの位置にくるかはかなりばらつきがあるはずです)という点です。
というわけで、NF-M4/3、一個注文しました~。
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