曇りのち雨
本日は午後から雨の予報でした。そんな日に正午を回ってからフィールドに出るのは私ぐらいでしょう。案の定、フィールドに到着すると同時に雨が降り出しました。最初からカッパを着てレインカバーを取り付けての撮影です。雨が降っているのでカメラマンはもとより散歩の人も遊歩道を通らず、静かなものです。おかげで鳥は飛んでもすぐに戻ってきてくれます。
この場所は極自然なフィールドですが、昨年あたりからルリビタキやミヤマホオジロに餌付けする人が若干訪れるようになってきたようです。餌付けの功罪については実証的もしくは科学的な根拠に基づいて論じなければ単なる道徳観の押し付けにもなる危険があるので、あえてコメントしませんが、一つだけきっぱりと言えることは餌付けで撮った写真はどんなに綺麗に撮っても画がこじんまりしてスケール感に欠けるということでしょうか。野鳥の写真が花マクロのおじさんの写真になってしまうのです。
下記の2枚はもちろん純天然もの。雨降りの人のいないフィールドではじっとしていると鳥の方からどんどん近づいてきます。2枚ともクリックで特大サイズに。
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コメント
隊長さん、こんばんは。
雨降りだというのに、綺麗に発色していますね。
特大サイズだと画像の詳細が分かり、そのすばらしさが実感できました。
投稿: T.M | 2009年1月18日 (日) 19時17分
T.Mさん、こんばんは。
雨降りはかえって色が鮮やかに出ますね。雄個体が中心でいつも結構な数がいますが、雌は1羽しか見れませんでした。
投稿: 探検隊隊長 | 2009年1月18日 (日) 20時53分
探検隊長さん、こんばんは。雨ですっかりぬれた枝につやつやした目のミヤマホウジロ♂、きれいですね!私はというと、雨でちょっと安心しつつ、家でパソコンをいじっていました。今度の機会には、こういうのにも「よしっ!」と気合いを入れて挑戦してみようかな。
投稿: UYAN | 2009年1月18日 (日) 21時24分
こんばんは。
餌付けも限度の問題ですね。
私も居ると判ってるコルリやコマドリなど、餌撒いて出してみたい気になりますが・・・(^^ゞ
(私自身、一切餌付けはしません)
ミルワームや縛り付けてる紐(これは猛禽の場合。あまり詳しく書くと、真似する輩が出てくるから書きませんが)等が写ってるのは論外として、それらが写ってなくても、ソノウがボコッと膨れているので、見れは一目で判ります。
更にタチの悪いのは、在りえないセットを組まれると、もう撮る気すら無くなります。
餌付けされ続けると、地べたへ降りる事が多くなり、猫によく食われてしまいますね。
バンディングにも問題あるグループがあるのは事実だけど、どっちも同じような気がします。
投稿: kuwa | 2009年1月18日 (日) 22時40分
UYANさん、こんにちは。
意図的に遅い時間から出かけたわけでもなかったのですが、結果は良かったですね。昨日は気温が低くなかったので雨でも平気でしたが氷点下近い気温の中の雨だとつらいですね。
投稿: 探検隊隊長 | 2009年1月19日 (月) 08時11分
KUWAさん、こんにちは。
警戒心がなくなるというのは餌付けの“罪”の方のはっきりした現象の一つでしょうね。
ミヤマは普通にしてても地べたで採餌してますが。ウソもいましたが、こちらは相変わらずてっぺんの空抜けのところでモグモグしていました(笑)。
投稿: 探検隊隊長 | 2009年1月19日 (月) 08時17分