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2008年10月 8日 (水)

田圃に突き出た草の上で

昨日のノビタキから。田圃に実った稲から突き出すように伸びた草にとまるノビタキはず~と以前から綺麗に撮りたいと思っているテーマなのですが、なかなか思うようなシーンに出くわしません。
稲穂や稲の葉の形を出すには稲の高さとほぼ同じ高さにレンズを調節しないと背景が全面緑ボケになってしまいますが、この田園地帯はそんなに広くはないのでレンズの高さを低くすると遠くの背景に余計なものがすぐに写り込んでしまいます。見渡す限りの田圃。その中に突き出た草。そんなシチュエーションが理想ですが、なかなか。

最初はこんな距離から300_4041

上のカットの左手側には柵があるので左に回りこみ、柵の途切れるところまで行くとノビタキの真正面に。これはさすがに近すぎました。
この草には何度もとまります。稲が刈られるまでの限定スポット。300_4063

本文で書いたことで少し誤解を招きそうな部分があるので補足しておきます。稲の背丈と同じ高さに稲と平行にレンズを構えると、鳥のとまっている距離とほぼ同距離の稲では稲の葉の形がくっきり鮮明にでますが、逆に鳥の位置の前後ではボケが大きくなります。ピントの“面”を想定するとわかりやすいですが、稲の背丈と平行にレンズを構えた場合はピント面は地面に対し垂直に立つのでピントの合う距離が限定されます。前後にもピントを出したいと思った場合、やや角度を付けたほうがピント面に傾斜がつき鳥の手前ではフォーカスセンサー位置より下の部分にピント位置が、鳥よりも奥ではフォーカスセンサー位置より上の部分にピント位置がきて、稲の質感はより出るかもしれません。ただ、あんまり角度を付けると奥行き感がなくなりアウトオブフォーカス部分のボケも綺麗でなくなります。
ここに書いたことは誰かに対するアドバイスでもなんでもなく、いわば自分自身への将来の撮影のための覚書みたいなもんです。ノビタキは初春から晩秋まで撮り続けているのでもう撮りつくしたのではと言われそうですが、全然そんなことありません。まだまだ撮りたいものがたくさんあり、初夏の北の大地でまだ若い青々した麦畑で遊ぶ黒ノビさんもいつか撮ってみたいと思う光景です。秋の稲穂はそれをシュミレートするのに最適で、そんな来るべき日のために頭の中でどう撮るべきかをいつも試行錯誤しています。

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コメント

こんばんは
いません。。。(ToT)ノビタキさん。
ススキはたくさん生えているのですが、いるのはスズメばかりです。
隊長さんがノビタキさんを撮り続けるように、私はヤマガラさんを撮り続けています(^_^;)

投稿: でつ | 2008年10月 8日 (水) 22時15分

でつさん、こんばんは。
でつさんのヤマガラ。いつも拝見させていただいてますよ。エゴの実はまだまだ豊富そうですね。この実がなくならない限り、ヤマガラさん、ずっと来てくれそうですね。ほんと可愛いです。
ノビタキさんは見かけませんか? でつさんがヤマガラさん撮っている間に河川敷とかで遊んでるのではないでしょうか。

投稿: 探検隊隊長 | 2008年10月 8日 (水) 23時11分

こんばんは
今日、ちょっと足を延ばしたら(といっても徒歩ですが)、鳥の神様がいるのか、ノビタキさんに会えました(^O^)
キャラリーは私だけ、1対1でずいぶんと遊んでもらえました♪

投稿: でつ | 2008年10月 9日 (木) 18時30分

でつさん、こんばんは。
秋のノビタキに会えて本当によかったですね。
私は信州などの繁殖地にもノビタキに会いに行っているので、8月中旬頃まで繁殖地でのノビタキを見ていますが、それでも地元での“秋の再会”は毎年変わらずすごく嬉しいです。だから、でつさんの今日のノビタキとの出会いの嬉しさも自分のことのようによく分かります。
鳥との出会いは意外で、なかなか見れなくとも、一度見ると、別の場所で連続して見ることがあり不思議です。次はご自宅のすぐ近くで会えるんじゃないでしょうか。

投稿: 探険隊隊長 | 2008年10月 9日 (木) 18時45分

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