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2008年8月30日 (土)

タマシギ親子

雨の土曜日。少し雨が小降りになってから、先週に続いて田園地帯へと赴き、タマシギの親子を撮影。雛がまだ小さくて警戒心が非常に強いため、すべて車中からの撮影となった。

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雛も小さな羽を精一杯広げて
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一妻多夫の掟。雛が生まれた時には母鳥の姿はなし。父ちゃん頑張れ!

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2008年8月29日 (金)

朝の田圃

水滴が綺麗でした。ピントが少し甘いです。何か虫でもついていないかと探しましたが近いところには何もいませんでした。
もうすぐ9月です。隣の家の木にコムクドリが飛来するのを待つ今日この頃です。

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2008年8月28日 (木)

カルガモを真剣に撮ってみる

早朝6時台。タマシギの親子の出を待っていた田圃の稲の植えられていない部分に突然カルガモが飛んできて目の前に降り立った。早朝の採餌シーンはとてもユニーク。距離が近いのと早朝の光とがあいまって色合いがとても鮮明に出る。しばしの間、カルガモを真剣に撮影した。

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こちらは同じ干拓地での約ひと月半程前の撮影。まるでカーリングのストーンのように見える。カルガモがブログに登場することはあまりないので、この機会にあわせてアップします。

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2008年8月26日 (火)

セイタカシギ第2弾

前回アップのセイタカシギは動きものを入れるため枯れた蓮による背景の汚さには敢えて目をつぶりましたが、やはり水上の貴婦人は貴婦人らしく綺麗に撮ってあげないと。というわけで、セイタカシギ第2弾をアップします。できるだけ綺麗どころを選りすぐってみました。たっぷりとご覧あれ。

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タマシギ

鳥枯れの季節は水の入った休耕田でタマシギ探しが夏の定番。別にタマシギは好んで休耕田に現れるわけではないけれど、稲の伸びたこの季節には休耕田以外では見つけようがありません。

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日曜日は早朝6時から4時間半、夕刻4時から2時間半、都合7時間、同じ田圃でタマシギ親子の登場を待ったが、出てきてくれたのは夕刻のほんの一瞬のみ。稲の根っこの隙間から親子で顔を出して、さあこれから広いところへ徐々に出てくるかと思った瞬間、人が近づいてきて、すたこらさっさとまた稲の奥の方へと隠れてしまいました。トリミングの超証拠写真を1枚。逆光の中、細かな虫が一杯飛んでいたので虫が目立ってしょうがない。タマシギの雛はまだまだとてもちっちゃくて可愛いんだけど。

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2008年8月25日 (月)

セイタカシギ

この時期、毎年どこかには現れるセイタカシギ。やはり人気者です。この子が現れるとフィールドがにわかに賑やかになります。
土曜日、日曜日と同じ干拓地に出向きましたが、タマシギの出が今ひとつだったので、必然的にセイタカシギのカットが増えました。動きものを含め一部をご紹介。

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1枚目~7枚目は土曜日撮影分。
8枚目~13枚目は日曜日撮影分。
全体のごく一部です。すべてのカットでカメラのアクティブDライティングを有効(標準設定)にしてあります。最後のカットのみ現像時にアクティブDライティングを強にしています。

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2008年8月22日 (金)

夏山

朝のうちよいお天気だった山に雲がかかってきて。雲で向こうの山の雪渓が見えなくならないうちにあわてて撮った1枚でした。

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2008年8月21日 (木)

夏に撮った花

この夏方々に出かけていって、撮影した花です。花の撮影目的で行っているわけではないので、マクロレンズとかは使っていません。ほとんどが鳥撮影用の望遠レンズで撮影しています。

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1枚目、2枚目:蒜山高原
3枚目~5枚目:立山室堂
6枚目~10枚目、12枚目:霧ヶ峰高原
11枚目:北海道サロベツ原野周辺

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2008年8月20日 (水)

ツバメチドリ

お盆休み最終日の日曜日。炎天下の干拓地にシギチを探しに行ってみた。水の入っていない乾いた土の畑にはツバメチドリがやってきていた。ここでは毎年、お盆前後からツバメチドリが見られるようになる。8月ともなると、夏羽時にのど元から目元に現れる黒いくっきりとした縁取りはごく薄くなってしまってあまり目立たない。いつかくっきりとした夏羽を見てみたいものだ。
名前に“ツバメ”とついていても、ツバメチドリはツバメの仲間ではない。チドリ目ツバメチドリ科の鳥。飛翔時にはツバメのごとく飛ぶのでツバメチドリの名前がついた。ある程度高速で飛ぶが、ツバメほど急激に飛ぶ方向を変化させることはないので撮影はツバメの飛翔に比べると易しいように感じる。

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羽の裏側は赤褐色
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ツバメチドリの飛翔
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2008年8月19日 (火)

イワヒバリ

昨年は雪渓のなかで後ろ向きの証拠写真1枚に終わってしまったイワヒバリ。今回標高の高~い山に行った一番の目的は実のところライチョウよりもイワヒバリをきっちりと撮影してくることにあった。そんなわけで、高原バスで目的地に到着して真っ先に探したのはライチョウではなくイワヒバリ。人の流れとは反対側に少し歩くとイワヒバリはすぐに見つかったが、始発ケーブルから高原バスへと乗り継いでも上に到着したときには午前7時過ぎとなってしまうので晴れていると太陽は既にギラギラの時間帯。この日も午前中は予想以上に好天でしばらくは太陽が雲に隠れそうにもない。撮影ポジションからは逆光ぎみでなかなか難しい。ここで早朝の柔らかい光を望むとなるとやはり前日から山で1泊するしかないようだ。しかし、1泊するほど鳥の種類はいないんですよね。今回見たのはイワヒバリにカヤクグリ、ライチョウ、そしてウソ。ホシガラスは見なかった。

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2008年8月18日 (月)

ライチョウ

いつもなら中央道で高原に向かうのだが、今回は北陸道経由で大きく北回り。途中で標高の高~い山に立ち寄ってライチョウにご挨拶。

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2008年8月17日 (日)

夏のノビタキ最終章

秋の移動を控えた、この夏最後のノビタキを求めて信州の高原へ。すっかり秋色に変身した個体、換羽途中の個体、未だ真っ黒な夏羽の個体、この時期いろんな個体が入り混じっていました。花の方もレンゲツツジやニッコウキスゲといった通り一遍等の時期とは異なり、いろんな種類の花がそれぞれの個性を主張していました。
これから約ひと月ほどのインターバルを置いて、地元をノビタキが通過し始める頃、私の秋のノビタキ撮りがまた始まります。

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2008年8月16日 (土)

秋の気配のする高原

ちょいと、この夏3回目の高原へ。秋の気配が随所に感じられました。

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2008年8月11日 (月)

星とアオバズク

地球を周回する月はひとつしかないけれど、星の数なら無数にある。月がだめなら星を重ねてみましょうってことで、やってみました星とアオバズク。2等星ぐらいの明るさの星。超望遠レンズでアオバズクにピントを合わせると、背後の星は大きくボケて、まるでお月さんのように。本日(今晩)の撮影です。

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D300+500mm/F4 ISO800 SS1.3秒 ミラーアップ撮影

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キャンプ場の鳥

週末は大山に恒例夏の家族キャンプに。今回は2泊3日と短く、早朝限定の鳥探しの時間も極短時間。イカルとホトトギスの鳴き声がよく響き渡っていました。クロツグミは雄雌とも見かけたものの一瞬にして茂みへ隠れてしまい、今回も写真は撮れずで残念。

一番よく鳴き声を聞いたのはイカル
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我が家のテントの間近にやってきたコゲラ
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オオルリは今年生まれの若が目立った
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木のてっぺんで朝日を浴びるモズのペア
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常連のゴジュウカラ
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こちらもキャンプ場では常連のアカゲラ
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ブユ対策には万全の注意をしていたのに、今回左手をブユにやられました。現在左手がグローブの様に腫れてグーができません。

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2008年8月 8日 (金)

可愛い子

天然水の水場にやってきたとても表情の可愛い子。コガラのような感じがするが、喉もとの黒いエプロン部分がコガラにしてはやや大きいようにも感じる。ヒガラの幼鳥の可能性もるが、逆にヒガラにしては雨覆の模様がちょっと違う感じ。やっぱりコガラかな?。

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こちらはヒガラで間違いなし。
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2008年8月 7日 (木)

ヤマガラ

シジュウカラと同じ倒木にとまったヤマガラ。こちらも久々の撮影。

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湧き水で水浴び
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2008年8月 6日 (水)

シジュウカラ

いやぁ、暑いですねぇ。涼しげな写真を探したけれど、ないんですよね。てなわけでシジュウカラ。「なんでや」、なんて突っ込みはなしで。なんとなく、久しぶりに撮った気がするので。

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2008年8月 5日 (火)

オオルリ

ルリビタキやウソのいる標高の高いところから一気に標高を下げてオオルリのいる場所に。成鳥雄のご登場は1回のみ。約2ヶ月ぶりでのオオルリとのご対面でした。

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2008年8月 4日 (月)

ウソ

標高の高い山では夏でもウソが普通に見れる。太陽がすでにギラギラの時間帯だったのでここでの撮影はほとんどしなかったが雌雄それぞれ少しだけ撮ったので、せっかくだから1枚ずつアップしておきます。背景も光の状態も最悪ですが。

雌個体
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雄個体
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暑い夏。本当に近場では撮るものがなくなってきました。この時期、ストレスなくシャッターを押しまくれるのはシギ・チドリの渡りが本格化し始めた海ぐらいでしょうか。

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2008年8月 3日 (日)

久々にルリビタキ

高い山で久しぶりにルリビタキを。8月ともなると既に巣立ち雛が登場していて、梢で囀るシーンはほとんど見れなくなっていた。

数少ない囀りシーン。遠いので500mmに1.7倍テレコンで撮影。
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こちらは巣立ち雛。
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2008年8月 2日 (土)

落ちたアオバズクその2

タイトルに“その2”とありますが、また落ちたわけではありません。一昨日の雛の落ちる前と救出後の写真のアップです。
話は変わりますが、昨年、一昨年と月とアオバズクの写真を撮っています。今年は月の高度と月の出時刻が合わず、撮れない年となっています。来年は8月上旬に撮れるチャンスがあると思いますのでまた来年チャレンジしたいと思います。

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2008年8月 1日 (金)

落ちたアオバズク

人物の写っている写真のブログへの掲載は肖像権の関係から基本的に載せないのですが、今回は例外です。なぜなら、写っている被写体が他ならぬ私自身なのですから。掲載の写真は昨日、地元のアオバズクの雛が木から落ちたのを救出したときの写真で一緒にいたお知り合いが撮影したものです。

昨日早朝5時前、神社に到着すると巣立ったアオバズクの雛3羽と親鳥2羽が元気に境内を飛び回っていました。一時はさえぎるもののない木の太い幹に親子5羽が一列に横並びするシーンもありました。雛も元気に飛び回り、木から木へと自由に飛び移っていました。
しばらく観察していると雛の一羽が楠の葉につかまってコウモリのように宙ずりになりました。雛が宙ずりになることはこの場所でも過去に見ていますし、他の営巣地でも比較的よくあることで、自力で飛べるようになっている場合はあまり心配する必要もありません。
ところが、今回はどうも様子がおかしかったのです。宙ずりになったまま羽ばたくものの、足が細い枝の分かれた部分に引っかかってはずれない様子です。羽をばたつかせてもがくもののどうしても足が枝からはずれません。雛鳥が宙ずりになっているところは地上から10数メートルあり、助けてやりたくとも手が出せません。雛の異常に気づいた親鳥が雛から50センチくらいのところにとまって心配そうに見ていますが親鳥にもどうすることもできません。
午前5時を回り、いつもなら神社の宮司さんが境内の朝の掃除のために出てこられるので木の剪定用の高ばしごでも借りられるかと思っていたのですが、この日に限っていつもの時間になっても出てこられません(あとでわかったことですが、この日はお出かけで神社の掃除も朝のラジオ体操もありませんでした)。

随分と長い時間枝に足を絡ませて宙ずり状態でもがいていた雛鳥の足が突然枝からはずれ、別の木へと飛び移ってゆきました。安心したのもつかの間。飛び移った木でもしっかりした木の幹ではなく不安定な葉の部分にとまろうとしたために再び体勢を崩し、またまた枝に引っかかって宙ずりになってしまいました。先ほどの場所よりは低い位置ですが、それでもはしごがなければ救出できない高さです。
二回目に枝に絡んだときは比較的短時間で足が枝からはずれました。枝から足がはずれて、雛鳥は斜め下に地面の方向に向かって飛んでゆきました。そのあとを親鳥が間髪をいれず追いかけました。雛鳥が飛んだ方向に行くと、神社の本堂横に張られた有刺鉄線のある金網に雛が引っかかっていました。地上から約50センチのところです。羽が有刺鉄線に引っかかり、足は金網に引っかかって体勢が完全に横向きになっています。雛を追いかけた親鳥は木に戻って近くにいません。
この体勢から雛鳥が自力で脱出できる可能性は全くなさそうだったので、人の手で救出してあげるしかありません。境内には野良猫も来るので放置すると猫にやられる可能性が極めて高くなります。
知り合いの手袋を借りて雛を金網からはずしてやり、地面に張り出した楠の根の上にそっと立たせてみます。最初は少し怯えている様子でしたが雛の足と羽の様子を確認する必要があるので至近距離からじっくりと足と羽の状態を確認します。きょとんとした目で雛もこちらを見つめます。
どうやら足にも羽にも怪我はないようでとりあえず一安心です。ただ、このままでは猫にやられますので高いところに戻してやる必要があります。この神社では過去にも何度かアオバズクの雛の落鳥があり、そのたびにバーダーの協力で安全な高さの所まで戻しています。今回も境内にあった竹ざおに雛をとまらせて木に戻す作戦にでます。掲載の写真を撮影してくれた一緒にいた仲間が竹ざおを雛の前に持ってゆきつかまるのを促して、なんとか竹ざおに雛がとまってくれましたが、木に戻そうとしたときに自力で飛んで民家の軒先の屋根にとまりました。
民家と民家の間で目に付きにくい場所で日中はここで休息させ、落鳥により消耗した体力を回復させて夕刻の活動時間を迎えさせたほうがむしろ安全だと判断し、屋根にとまった状態でそもまま置くこととしました。あとから何名かのカメラマンがアオバズクの撮影のためにやってきましたが、屋根の上の雛のことはもちろん教えません。

夕刻近くの時間。朝のアオバズクの雛が気になって、仕事を早めに切り上げ、神社に立ち寄りました。屋根の上に雛の姿はありません。今朝の事故のことを報告していた知り合いが先に駆けつけていましたが、話を聞くと日中に近所の子供が屋根の上の雛に折れた木の枝を投げるいたずらをして、驚いた雛が神社の境内とは反対側の方向に飛んでいってしまってそれから行方がわからないとのことでした。
このあと私を含む3人でアオバズクの夜の活動が始まる時間まで3羽の雛全部の確認の努力をしましたが、飛び回るようになった時間にはすっかり暗くて同時に3羽を確認することができませんでした。

今朝午前4時に目覚ましを合わせ、落ちた雛が無事家族と合流できているか確認に行くつもりでしたが、ここ三日間ほど連続で3時台起きをしていたせいか不覚にも寝過ごしてしまいました。7時前に知り合いが行っていないか電話してみたところ現地とつながり、今朝、親子合わせて5羽が一緒にいるところを無事確認したとの報告を受けました。

今回は、巣立った雛鳥が細い枝に足を絡ませて身動きできなくなってから落鳥するまでの一部始終を目の当たりにしましたが、巣立ったといっても雛は親鳥に比べてまだまだ未熟です。雛が落鳥する原因にはいろいろなケースがありますが、朝行ったら既に落ちていたということの方が多く、落鳥の原因を特定できるケースというのは比較的少ないと思います。何はともあれ、怪我もなく、無事に家族と合流してくれてとにかく安心しました。

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