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2008年3月 7日 (金)

タンチョウ

再び舞台を道東に戻して。今回は昨年に引き続いて撮影したタンチョウです。その前に、ちょっと遠征の日程を紹介。今回の遠征も北海道入りは女満別からでした。昨年とはダイヤが変わったのか到着が随分と遅く、初日の2月21日は空港到着後、レンタカーを借りて荷物の積み込みなどをしていたら既に午後4時を回ってしまい、オホーツク海側をゆっくり見て回る暇もなく、すぐに日没となってしまいました。1箇所だけ日暮れまでに立ち寄った場所でオオハクチョウやホオジロガモ、カワアイサなどを撮影。その後まっすぐに第一の目的地である羅臼を目指しました。
羅臼での夜はシマフクロウの撮影が待っています。結局午前1時半頃までエンジンを切った凍えるような寒さの車中から撮影を行い、就寝は午前2時過ぎ。しかし、翌朝は早朝の流氷船が控えています。起床は午前4時。ほとんど寝る時間がありません。
2月21日は流氷船でオオワシ・オジロワシの撮影後、山側のワシ類や港のカモ類を探しながらゆっくりと野付方面へ移動。野付では重い機材を担ぎながら歩いての鳥探しです。ここで1日遅れで道東にやってきたS氏およびK氏と連絡を取り合って落ち合うことに。野付のネイチャーセンターで挨拶を交わし、ほんの一瞬の間だけ三脚を並べ、そして互いにその後の遠征の成果を期待しつつ、我々は第二の目的地の鶴居へとむかったのでした。
さて、ここまでの経過を見るだけでもかなりのハードスケジュール。私と同行のYさんは鶴居についた時点で疲れがかなりのピークに。私も今回の遠征前から少し風邪気味だったのだ一気に本格的な風邪引きに。
翌日23日は早朝4時起きでタンチョウの塒撮影が控えていましたが、Yさんは早々に塒撮影をパス宣言です。天候は曇りで、翌朝の気温もあまり下がりそうもなく、塒撮影としては今年も最悪のコンディションが予想されたため、無理をして早起きする必要もなかったのですが、昨年も最悪のコンディションだった私としてはどうしても未練があり、一人で塒へと出かけていったのでした。
案の定、塒の状態は最悪。霧氷のムの字も全くありません。天候は曇りで真っ赤な朝日も全く期待できない状況。あわてて三脚立てて場所とりするまでもないコンディションだったのでしばらくの間車の中で休息し、あたりが薄っすらと明るくなり始めた頃に観察場所となる橋の方へ行って見ました。
コンディション悪しといえども、既に結構な数の人が三脚を設置しています。シャッタースピードの上がらないなか、既に撮影を始めている人もちらほら。
私はというと、ファインダーを何度か覗いて見たものの、どうにも撮影意欲のわく状況ではなく、結局数回シャッターを切っただけで、早々にその場をあとにすることに。
塒の状況があまりにも最悪だったので、塒を俯瞰で撮れる山の上まで上がって見ましたが、あまりいいところにはタンチョウはいません。結局俯瞰で何枚か写真を撮ったあとYさんの待つホテルに戻り、朝食をとって、ホテルをチェックアウトした後,午前中は定番のタンチョウ撮影ポイントで午後1時頃までタンチョウの撮影をしていました。

塒を見渡せる山からの俯瞰撮影。霧氷がびっしりついていたらさぞかし素晴らしかったのだが。
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定番のタンチョウ撮影ポイントでの撮影。しばらくして雪が激しく降り始め、視界も悪く、なかなかクリアな写真は撮れない状況となってしまった。
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このあと、午後からタンチョウの餌を奪いに来るオジロワシとのバトルを撮りに場所を移動するつもりだったが、移動途中で思いがけないうれしい出会いに遭遇したためオジロワシとタンチョウのバトル撮影は撮りやめとなったのでした。そのお話はまた次の機会に。

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コメント

こんばんは
旅の計画からo(^-^)oワクワクな感じですね。
それにしてもタンチョウさんは優雅ですね。
バレエを見ているような姿にうっとりです。(いや、逆ですね、人間が憧れたんでしょう、こういった姿に)
優雅さの裏にもバトルありですか。。。
 
隊長さんにひとつリクエストが。。。
”雷鳥冬には白くなる”っていうのを見てみたいのですが。。。在庫ってありますか?
あつかましくてごめんなさいm(__)m

投稿: でつ | 2008年3月 7日 (金) 19時03分

お疲れ様でした。
まさに強行軍での撮影行。移動距離を地図で辿ってみるだけで・・・・真似できないなぁ~
やはり、リタイヤ後にユックリと時間をかけて行くところかも知れません。
それでも、素晴らしい写真がこれだけ残せる(まだあとが楽しみですが)北帰向はいいですね。
苦労話を読ませてもらえないと、飛行機でちょいと行ってレンタカーでちょこっと走って撮して帰ってこれるものだと思ってしまいますよね。
紀行を読ませてもらって、本当に面白く勉強になります。

投稿: ぱわすて | 2008年3月 7日 (金) 20時16分

でつさん、こんばんは。
本日は東京出張で、宿泊先にてこのコメントを書いてます。
冬羽の雷鳥は残念ながらまだ撮れていませんが、今年あたり、是非撮りたいと思っているものの一つです。ゴールデンウィークあたりの立山ならまだ残雪もあり、その中で白い雷鳥が撮影できます。

投稿: 探検隊隊長 | 2008年3月 7日 (金) 20時56分

ぱわすてさん、こんばんは。
確かに道中日記だけを見ていると大変そうに思えてきますが、そんなに難しく考えることもないと思いますよ。乗り継ぎが必要ですが、中標津か釧路から道東入りして鶴居を中心にじっくり回ればそんなに無理な計画は必要ありません。鶴居から羅臼や野付は日帰りでも行けますので鶴居をベース基地にして日程的に余裕があれば羅臼や野付も回ってみようくらいののんびりした計画を立てればいいと思います。流氷船に乗らずともオオワシ・オジロワシがいくらでも撮れることは昨年で実証済みですし。

投稿: 探検隊隊長 | 2008年3月 7日 (金) 21時04分

ふぅ~~~まるで絵画のようです。
そのまま襖にしたら親父が喜びそう!
自然に生きるタンチョウさん、生き生きしてて・・・こちらまで嬉しくなります。
まだまだあるようですね!楽しみです♪

投稿: TOSHI | 2008年3月 8日 (土) 07時31分

おはようございます。関西野鳥園さんではお世話になりました。アドバイスいただいて 二月の中旬に湖北へ行ったのですが天候もよくなく三脚は 壊れオマケに鳥一匹いない状態で ようやく飛んできて撮った写真は散々でしたが これにこりず 今度は 違う季節に行ってみたいと思います。

タンチョウさんの舞素敵ですね。
一番下の写真のステキなこと 思わず拍手しちゃいました。

投稿: kikko | 2008年3月 8日 (土) 09時55分

TOSHIさん、こんばんは。
金曜日から東京出張で、そのついでに北海道行きの埋め合わせに家族とTDLに行って家族サービスしてきました。返信が遅くなって申し訳ございません。
北遠征の写真もそろそろおしまいです。今年は流氷は良かったですがタンチョウの撮影では塒撮影はともかくも日中もあまりお天気が良くなかったために少し消化不良でした。計画ではあれこれと綿密に予定を立てていたのですが夕陽がなければ夕陽の飛翔も撮れないし、お天気ばかりには勝てません。もし次の機会があるならば、今度はじっくりと腰を落ち着けてタンチョウだけを撮ってみたいと思っています。

投稿: 探検隊隊長 | 2008年3月 9日 (日) 22時54分

kikkoさん、こんばんは。ブログの方にご訪問ありがとうございます。
コハクチョウはせっかく行かれたのに残念でしたね。コハクチョウに関しては同じ季節であっても日によって塒から飛立つ時刻も違いますのである程度早い時間に現地に到着している必要がありますね。オオワシはオオヒシクイは既に北帰してしまいましたが、コハクチョウはまだ残っていると思います。

投稿: 探検隊隊長 | 2008年3月 9日 (日) 22時57分

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