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2008年3月30日 (日)

淀川

Img_0425

上の写真は私が春先から初夏、そして秋によく行くフィールドです。居住地とは川を挟んで対岸になるものの川を渡ればすぐの場所で、平日の早朝も含め、年に何度も訪れる場所です。今日は久しぶりに川を渡ってこの場所へ行って見ました。
写真の場所はそのフィールドの中でも要となるとても大事な場所。川側に近く、少しくぼ地なっているこの地点は人が原則的に入れない場所で、野鳥達が人の気配を感じて逃げ込む格好の場所になっていました。
今日行ってみると、その最も大事な部分がご覧のとおり地肌むき出しに工事されています。左の方には今までなかった遊歩道のようなものも見えます。昨年秋に行ったときには“立ち入り禁止”の看板とともに、自然環境の再生を{している旨の表示ありました。ところが、何のことはない、自然再生どころか野鳥達の格好の隠れ場だった最も要の部分を人工的に整備された場所にしてしまおうとしているようです。
ちょうど写真の奥の方の土がむき出しになっている部分。正にこの場所は春や秋のノビタキも最も多い場所。堤防に咲くカラシナにやってくるノビタキも人が近づいてきて警戒したときはこの場所に逃げ込んでいたのです。そんな場所がなくなってしまうとどうなるのかはいうまでもないことです。
自然をわざわざ破壊してやる整備工事。一体何の意味があるのか。土木工事業者に仕事を回すための無駄なだけでなく有害な工事は即刻やめてもらいたい。某タレント弁護士が知事選に当選してしまったら大阪の恥だと思っていたが、なってしまったものは仕方がない。こういう工事をやめさせたなら少しは評価してあげるのだが、何が本当に大事なことなのかを理解しないまま、ただ闇雲に緊縮財政を唱えているだけでは本当に大事なものは見えてこないだろう。

本日撮影の写真をいくつかまとめてアップしておきます。途中から雨が降りだして濡れながらの撮影でした。

ジョウビタキ♀
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ベニマシコ♀
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ベニマシコ♂
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カワラヒワ
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ハクセキレイ
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カワラヒワとハクセキレイの喧嘩
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ツグミ
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コメント

隊長さん、こんばんは。
まったくおっしゃるとおりです!「何が本当に大事なことなのか」もう少し考えてもらいたいものですね。
マイ・フイールドの公園でもどんどんと造成拡張されていますが、久しぶり訪ねると木々は伐採され池の護岸には遊歩道が出来、藪は芝生の広場に...生き物が安心して隠れる場所がなくなっていく一方です。野鳥の会の方も要望は出しておられる様子ですが、お構いなしに工事は進行している現状です。ここまで巨額の資金を投入して立派過ぎるほどに整備する必要はどこにあるのでしょうか。もう少し自然環境保全、共存共栄を考えた整備になってほしいものです。

投稿: T.M | 2008年3月30日 (日) 19時40分

環境整備。。。人間のエゴですね。
こういった開発の際の自然調査、なされているのでしょうか。鳥さんたちが安心できる場所は大切にしたいものです。

投稿: でつ | 2008年3月30日 (日) 20時07分

ヤマセミが見れる場所を3箇所発見したら2ヶ月ぐらいで工事が始まって見れなくなって結局ここ2年で全滅です。で今頃になってダムは必要ないのでといって本体工事は着工せずです。こんな中途半端なことしてどれだけの生き物たちに損害を与えたか、計算できる人は建設業界の人には皆無でしょう。すべてが人間の為にはるか太古から当たり前のようにあったものが消えてゆく、すべて私たち人間の責任です。目に見えるものだけに関心を持たず、目に見えない小さなことにこそ大切なものが隠れていることに早く気づかなければならない。1人ではなにも出来ないが皆が団結することが大事であると思う。年々減っていく鳥達を感じることは非常に辛い。

投稿: メーテル | 2008年3月31日 (月) 00時12分

T.Mさん、でつさん、そしてメーテルさん、コメントありがとうございます。

こういった工事に際する環境調査というのはほとんどされていないでしょう。仮にされていたとしても、極めて形式的にどれだけの面積の自然を残すかということぐらいしか考えられていないと思われます。
生き物の暮らす自然環境はいろいろな要素が複雑に絡み合っています。写真で紹介した場所も、画角内に写っている極狭いエリアだけでもいろいろな要素があります。昨春はこの場所にも黄色いセイヨウカラシナにとまる夏羽のノビタキを求めて遠くの方からもたくさんのカメラマンがやってきていましたが、綺麗な花が咲いているから野鳥がやってくるわけでは全くありません。水場となる川があり川辺には野鳥が避難する隠れ場があって初めて花にも鳥がやってきます。自然環境を考えるということはそういった有機的な機能をきちんと理解していないとできないことですね。
行政のトップにはより思慮深くあってほしい、そう思って止みません。

投稿: 探険隊隊長 | 2008年3月31日 (月) 12時45分

淀川は一級河川なので、河川敷の管轄も国土交通省のはすで、橋下は関係ないのでは?
国交省も以前は無駄な工事ばかりしてましたが、最近は多少自然環境にも配慮した工事をするようになりましたね。
人口干潟もその一環で、作った当初はろくに鳥も寄り付かないものでしたが、年月と共に周りの自然と一体となり、鳥(写真屋)もよく利用するようになりました。
まぁ、中には今だにトンチンカンな工事もありますが、その辺りは生物に詳しい学者さんなども携わっておらるはすだから、少し長い目で見る必要がありますね。

投稿: kuwa | 2008年3月31日 (月) 22時14分

kuwaさん、こんにちは。
橋下は関係なかったのですね。
人工干潟なんかの効果は徐々に出てきているようですが、そういった場所はもともと古くに開発がされ、それを見直して干潟を作ろうという発想だと思います。
淀川中流域の河川敷は公園も適度に存在するのでいまさらこのような工事をする必要は全くない場所なので計画性がほとんど見えてきません。ここもすぐ横は駐車場がありグラウンドがあり府民の憩いの場所は既に十分確保されているところです。

投稿: 探検隊隊長 | 2008年4月 1日 (火) 09時55分

こういった工事は、決定事項として市政だよりなんかで知らされ、「あーこんなのが出来るのか」で終わってしまい、そのまま受け入れてしまいがちです。河川敷なんか特に幾らでも工事が出来るので、黙っていればこういう工事はこれからも続くのではないでしょうか?そのうち、身近で見られている鳥でも、近い将来、特定の場所でしか見れなくなるかもしれません。ノビタキもそのうちの一つだと思います。
こういう疑問がこの様に発表されることは、凄く大事だと思いました。
間違いなく無くなり続ける自然にもっと関心を寄せてもらいたいです。

投稿: ハリアー | 2008年4月 4日 (金) 22時20分

ハリアーさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
本文にも書きましたが、今回のケースでは「自然を再生する」とか言っていた場所を全部掘り起こして工事をはじめたのが一番腹立たしい点です。無計画、無節操極まりないことを物語っていますよね。

投稿: 探検隊隊長 | 2008年4月 5日 (土) 22時57分

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