ニコンのライブビューについて一部訂正
少し前にニコンのライブビューのことについて書きましたが、先日のニコン主催のデジタルライブに行ってこられたお知り合いのKさんの情報に基づき、一部訂正させていただきます。
ニコンのライブビューではドライブモード選択ダイヤルのなかの一つにライブビューモードがあり、同じダイヤルで連写モードを設定するので、連写とライブビューとを同時に使用することはできないものと思っていましたが、どうやらライブビューモードでも連写できるようです。この点は嬉しい誤算でした。連写の設定はメニューのどこかで別途設定するようです。ニコンの名誉のため以前の記載を訂正いたします。
ライブビューモードでの連写中にミラーがばたつくのかどうか(連写中にミラーが上がったり降りたりするのか)については実際に試されたKさんもよく覚えておられないようです。連写の最初の1枚目では一旦ミラーが降りることは間違いないのですがそのあと2枚目以降もミラーが降りて上がっての繰り返しなのかどうかはっきりしません。
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コメント
隊長さん
参考になるご意見というか一部訂正記事、ありがとうございました。
投稿: ejisan | 2007年10月 2日 (火) 07時46分
D3とD300のライブビューについては,ふぉとカフェにレビューが掲載されていますよ.
しかしこれを見ると,三脚撮影モードでもレリーズ時にミラーが動くように書いてありますが,
この部分がちょっと謎です.
D3
http://www.photo-cafe.jp/scoop/archives/2007/09/d3_liveview.html
D300
http://www.photo-cafe.jp/scoop/archives/2007/09/d300_07.html
40Dのライブビューが優れているのは,先幕シャッターを電子式にしたことによって
とても静かな連写を可能にしたことです.
これは40DのCMOSセンサーの機能なので,Mark IIIにはないものです.
しかし,Mark IIIでもライブビュー時の測光は撮像素子でやっているので
ミラーアップのまま連写することは可能です.
自分のMark IIIでも遊んでみましたが,通常の撮影に比べれば遥かに静かでしたよ.
ただ,連写中は液晶モニターがブラックアウトするので,私には撮影が楽しくないです.
MZ3のように多少タイムラグはあっても連写中にもモニター表示はして欲しいです.
キヤノン 技術レポート 40D
http://web.canon.jp/Camera-muse/tech/report/200709/200709.html
デジカメWatch ~キヤノンEOS 40Dで一眼デジスコに挑戦
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2007/10/01/7116.html
D3とD300はコントラスト検出方式AF搭載ですから,測光も撮像素子でやっていると思うのですが,
これが正しければ,Mark III同様,ミラーアップのまま撮影可能なはずです.
ふぉとカフェの記事が本当なら,ライブビュー時でも測光は撮像素子ではなく,通常撮影のように
カメラ内露出計でやっていることになりますね.
投稿: m125 | 2007年10月 2日 (火) 12時19分
m125さん、こんばんは。
ライブビューで飛び物狙うんですか? 私はこれで飛び物撮ることはまずないので連写中のブラックアウトはあまり気になりません。というかブラックアウトしてたかどうかもあまり記憶にないです。
投稿: 探検隊隊長 | 2007年10月 2日 (火) 22時23分
探検隊隊長さん,連写は飛びものに限らず,動きのなかの一瞬を捉えるものでは?
動いている以上,連写中もピントを合わせる努力をするのは当然だと思っています.
それが出来ないものは私にはとても使えません.
デジ眼のライブビューはまだ始まったばかりですから,将来に期待しています.
投稿: m125 | 2007年10月 3日 (水) 03時32分
おはようございます。
連写中もピント合わせの努力をする。なかなか難しいことなんですが、その努力を怠ってはいけませんね。肝に銘じます。
ライブビューの実験を何度かして、ライブビューモードで一番魅力のある部分はミラーショックなしに連写できるという1点につきるように感じています。逆に、液晶でのピント合わせができるという点については拡大表示しない状態では光学ファインダーの方がピントの山はつかみやすいように思います。拡大表示してしまうとピントリングに少し触れるだけでも像が揺れますので動き物にピントを合わせるのには全く向かないように感じます。そういう意味で、連写中にブラックアウトするか否かにかかわらず、ピント合わせのためにライブビューを使うケースは被写体が止まり枝も含めてしっかりととまっているケースに限られると思います(私の場合)。シャッタースピードが1/10秒を切ってくるようなケースではミラーショック対策のためにライブビューを多用することになると思います。この場合もm125さんのご指摘のとおりピント合わせの努力はすべきなんでしょうが、ミラーショックが心配されるくらいのシャッタースピードになってくると(薄暗い水場での水浴びシーンなど)連写中に動きが一瞬とまる偶然性の方に期待する要素の方が大きくなってきます。
投稿: 探検隊隊長 | 2007年10月 3日 (水) 08時11分
探検隊隊長さん,どうも済みません.連写の使い方が全然違ったようですね.(^_^;
動きのなかの一瞬ではなく,動きのなかで偶然止まった瞬間を狙うのですか!
そういう撮影は全く想定していませんでした.
私がライビューが使えたらいいなぁと思っていたのは,距離が遠過ぎて
被写体が小さくしか写らない場合で,ファインダーではピントが良くわからず,
AFも頼りにならないような状況です.ライブビューで拡大すればピント楽ちんかと
期待していましたが,使い勝手が今ひとつでした.
投稿: m125 | 2007年10月 3日 (水) 19時31分
いつも偶然狙いをしているわけではないんですが、極端に暗い場所では被写体ぶれの方は偶然狙いでしか止まらないです。もちろんレリーズする前に鳥の動きはよく見て、出来るだけ動きの少ない瞬間で連写しているんですが。これまではこのような状況でのミラーショック対策にニコンの露出ディレイモードを使っていたため、レリーズからシャッター切れるまでに0.4秒のタイムラグがありました。40Dのライブビューになってミラーアップしたまま通常撮影より短いレリーズタイムラグで連写開始できるので暗い水場などでこそ威力を発揮すると期待しています。
10倍拡大って半端ではないですよね。遠い距離でファインダーでのピント合わせが見づらい状況では5倍もしくは10倍拡大させると確かにピントの山が見えてきますが、よっぽど好条件が揃わないとピント操作で像が揺れるか少しの風でも液晶内の画像が大きく揺れて、揺れが落ち着くまでピント合わせができません。花の撮影なんかにはよさそうと思いがちですが屋外での植物は風ですぐに揺れるのでライブビューの拡大表示でピント合わせするのは気が遠くなるほど大変ですね。
投稿: 探検隊隊長 | 2007年10月 3日 (水) 19時51分