ニコンのライブビュー
ニコンのライブビューはキャノンに比べていまいちのようですね。ライブビュー撮影はボディー正面から見て右上のドライブモード選択ダイヤルでライブビューモードに設定する(ミラーアップなんかに設定するのと同じやり方)ので、当然、ドライブモードは連写モードにならず、連写ができません。
また、通常使うと思われる三脚使用モードでのライブビュー撮影の手順はミラーアップしてAF-ONボタンを押してコントラスト検出AFでピント合わせしたのち、レリーズするとミラーが一旦おりて、そのあと通常撮影と同じようにミラーアップ→シャッター膜動作→ミラーダウンとなります。これはオリンパスなんかのライブビューと同じ動きで、レリーズしてから一旦ミラーダウンする分、タイムラグも大きくなると思われます。また、ミラーダウン後の動きは普通の撮影と変わらないので、ミラーショックもあります。
ということでニコンのライブビューは野鳥撮影では使い物にならないというのが私の結論です。ライブビューに関しては完全にキャノンのほうが良いようです。ご参考までに。
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コメント
ライブビューの記事、興味深く読ませていただきました。
ありがとうございました。
今度のニコンのD3桁、D1桁にライブビュー機能がありますが、上記の内容はこれらのことを指してのことですね。
この記事を読むとNよりもCの方を選択した方がいいようですね・・・。
投稿: ejisan | 2007年9月14日 (金) 16時21分
あくまでもここで述べているのはライブビュー機能に限ってということですよ。ニコンのD3の画質はサンプル見る限りとても素晴らしいです。高感度撮影時の優位性を考えてキャノンを選択する理由は全くなくなりました。
投稿: 探険隊隊長 | 2007年9月14日 (金) 17時07分
ライブビュー機能、先日来テストをしたいと思いながらようやく遊んでみました。
三脚ではなくて、テーブルの上に置いての撮影だったので正確な”ブレ”テストにはなっていませんが、0.5秒でもまったくブレ無しで撮れていました。
ピント合わせの関係上、被写体を真ん中に持ってこないと難しい面もありますが、鳥さんの位置さえ拘らなかったら隊長さんが言っておられるように後の問題は相手が動かないことだけでしょうか。
ライブビューでも連写が出来たこともちょっとビックリしましたが、嬉しいですね。
投稿: ぱわすて | 2007年9月16日 (日) 18時37分
ぱわすてさん、こんばんは。
マークⅢでもピント拡大する位置はセンターだけでなく自由に動かせるんじゃなかったでしょうか。
投稿: 探検隊隊長 | 2007年9月16日 (日) 21時17分
>マークⅢでもピント拡大する位置はセンターだけでなく自由に動かせるんじゃなかったでしょうか。
そうなんですか(^_^;)
分かりませんでしたというか、そういうテストをしなかったので確認してみます。m(._.)m
投稿: ぱわすて | 2007年9月16日 (日) 23時32分
ライブビュー中に表示される白い四角枠をマルチコントローラーで前後左右に動かせます。
拡大表示してからもマルチコントローラーで拡大箇所が動きます。拡大表示しながらのピント合わせは機動性が損なわれますが、デジスコのように3倍くらいのルーペがついた液晶フードをかぶせ、液晶の拡大表示機能は使わずに撮影すると結構すばやいピント合わせとミラーショックのない高速連写が両立しそうな気がします。
投稿: 探検隊隊長 | 2007年9月17日 (月) 06時52分