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2006年11月29日 (水)

一本の木

今日は昨年の冬に撮影した在庫のルリビタキ♂をご紹介。なぜ今頃に昨冬の在庫の写真を引っ張りだしてきたかというと、ルリビタキが留まっている木について書きたかったから。
この木は、すぐ横にヌルデの木があって、ヌルデの実目当てに寄ってくるルリビタキが時々いい感じで留まってくれるのでお気に入りの撮影ポイントだったのですが、何故か今年は見当たりません。リリビタキが見当たらないんじゃなくって木が見当たらないんですね。伐採されたわけじゃないと思いますが、ここは大阪府が管理する府民の森なので時々手が加えられて木の場所も変えられたりするのかもしれません。ああ困った。さて今年はどうしましょうか。

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2006年11月27日 (月)

コチョウゲンボウ&チョウゲンボウ

土曜日の鳥見、第一部午前編は広い干拓地で猛禽探し。お知り合いのYさんとお会いし、しばらくおしゃべりしてから二手に分かれて探したが、しばらくするとYさんから携帯に電話をいただき、コチョウゲンボウがいるというので再び合流。土お越しをした田圃のなかで、あまり背景は綺麗な場所ではないものの、なんとか撮れた。
同じ場所の周辺ではチョウゲンボウが電柱や電線に何度も留まり、時々餌を取りに飛んでくれた。

コチョウゲンボウ
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チョウゲンボウ
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2006年11月26日 (日)

再びオシドリ

昨日の土曜日は2種の鳥を求めて2箇所を転戦。1箇所目でお知り合いのYさんと偶然にお会いし、2箇所目もご一緒にお付き合いいただいた。
こちらは昨日午後の部のオシドリ。秋色の水面を一生懸命選んだがなかなか思うような色が出なかった。太陽の光がやや弱すぎたのと紅葉が赤ではなく黄色なので期待した水面の緑と赤のコントラストが出せなかったのは大変残念。再々チャレンジに行きたいが、次に行けるときにはもう紅葉は終わっているかもしれない。

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2006年11月23日 (木)

祝日の鳥見

今日は祝日。天気予報では雨模様だったがなんとか一日持ってくれた。午後から雨だろうと思って、今日も比較的近場の山に出向く。ルリビ♂♀、ムギマキ、アカゲラ、ウソなどを観察する。ウソは本日も観察のみ。

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2006年11月19日 (日)

山で出会ったその他の鳥

ルリビタキを撮りに行った際に山で見た鳥たち。ツグミ類の声が目立つようになってきた。

デジスコでテレ端のシロハラ
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ムギマキ。今期はあまりに出すぎて感動が薄らいできた。
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モズ。山で見ることは意外と少ない。
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メジロ
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アトリ。今年は公園でもたくさんいたが、山で見るのは一味違う。
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アオジ。これも冬鳥の代表格。
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2006年11月18日 (土)

ルリビタキ

ルリビを求め、今日も山へ。といっても昨日とは違う場所。アトリ、ムギマキ、ルリビタキ♂♀などが見られたが、今日は予期していなかったウソを間近で見ることができた。しかし、写真は撮れずで残念無念。今日はデジ一眼を中心に撮影していたのだが、途中で大きく撮ってみようなどというバカな考えを起こし、デジ眼をバッグにしまってデジスコに切り替えた。ところが野鳥の動きが早くて全然撮れないでいるところへ突然ウソが目の前の木に群れで現れた。デジスコで導入しようとするも間に合わず。するとウソは目の前の木から間近の5メートルくらいの距離の低いところに降りてきた。こんなチャンスはめったとないが、スコープのピントが合わない。結局もたついている間にウソは飛んでいってしまった。
今日ほどデジスコの機動性のなさを恨んだ日はない。バカな考え起こさずにずっとデジ眼で撮っときゃよかった。
今日の教訓。デジ眼で撮れる時はデジスコは使うな。

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♂個体。今期初撮り。
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2006年11月17日 (金)

木の実

月刊BIRDERでお馴染みの文一総合出版から「野鳥と木の実ハンドブック」がこの11月に発行されたので買ってみた。木の実中心の図鑑だが、普通の野草図鑑等と違って野鳥が食べる木の実を中心に編集されているのが特徴だ。
ありがたいのは、一年のうちどの時期に木の実が熟してくるかということだけでなく、熟した木の実を野鳥がよく彩食する時期も記載してある。ざっと目を通していると、木の実が熟す時期と野鳥がその実をよく食べる時期とは必ずしも一致しないということがよくわかる。また、普段よく目にする木の実でいかにも野鳥が好んで食べそうと思うものでも実際にはあまり野鳥が食べないということもよくわかる。手元に1冊置いていて損はないと思う。総ページ数80ページで大きさも比較的小さいのでカメラバッグに常時入れておいても邪魔にならない。大きな書店に行かないとなかなか置いていないようだ。お値段は1200円也。

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地元のお山のルリビタキ

先週末はお猿のお山だったが、ここ数日は地元のお山にルリビタキの偵察にいっている。昨年よく行ったポイントには♂個体がいたが、枝込みの高いところを移動してなかなか写真にはならない。
今朝は、同じフィールドの別ポイントを偵察してみた。地鳴きの声がいろんな方向から聞こえ、♀のルリビタキが姿を見せてくれた。多いときには3羽くらいが同時に姿を見せる。しかし、出てくるのは♀ばかりで♂の姿は見当たらず。シーズン初めは縄張りもまだ確定していないため、見れるかどうかは行ったときの運次第。これから徐々に撮影もしやすくなってくるだろ。しかし、本格的に撮れるのは年が開けてからと思う。

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全てデジスコで撮影。

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2006年11月12日 (日)

お猿のお山で

今日はルリビタキ求めてお猿さんのいるお山へ。ルリビはいたけれどまだ警戒心が強いようでなかなかいいところには出てきてくれない。とりあえず♀個体の証拠写真だけ。地元のルリビの方がやっぱり撮り易いかな。
ルリビ目当てだったが愛想のよかったのはムギマキ。結構低い抜けた枝に何度も飛来した。やはりムギマキはカラスザンショウの実が大好きなようだ。

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ホバ中の一枚
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こちらはジョウビタキ♀
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2006年11月 8日 (水)

オジロワシ

北の大地へオジロワシの撮影に。5メートル未満の超大接近でドアップ。というのはウソウソ。このオジロワシは大阪市内の檻の中の個体です。
約1ヶ月ほど前にDiGiSCO.comのたーぼ♪さんから頂いちゃったデジタンZ6で撮影のテスト。オジロワシまでの距離は1.5メートルほどでしょうか。結構柵が近く、ドアップにしないと柵の前ボケが被るので近距離なのにカメラのかなりテレ側で撮影。単眼鏡のピントは直進式で合わすのですが、これだけの超アップになると結構微妙なピント合わせが難しいです。オジロワシの顔の向きによって柵の前ボケに嘴が被ったり被らなかったりなので、ピント重視よりは柵の合間に顔が入った瞬間を狙ってレリーズしてます。そのためピントがやや前ピンです。全部縦位置構図なのは柵の格子が縦長の長方形に開いていたため。
デジタンZ6の詳しいことは下記をご参照。

http://www.digiscoshop.com/digitan/index.html

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使用カメラ:オリンパスSP-310

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2006年11月 6日 (月)

水場の野鳥

野鳥たちの休息の場所として設置されたバードバス及びその周辺にやってくる鳥たち。コマドリ撮影の合い間にいつものごとく何種類もの小鳥がやってきた。ヤマガラやシジュウカラなどのカラ類はもとより、アオバト、ミヤマホオジロ、クロジ、キクイタダキなど、年間を通してここを訪れる鳥は数えあげれば枚挙にいとまがない。

ヤマガラ
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エナガ(後ろはヤマガラ)
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メジロ
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ビンズイ
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ヒガラ
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2006年11月 5日 (日)

コマドリ

渡りの途中のコマドリ。例年ならもう少し渡りの初期の段階で現れるのだが、今期はどことも少し遅い登場だったようだ。今日は同じ場所で♀2個体が入れ替わり立ち代り。

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薄暗くてSS上がらず。ぶれを押さえるためにいずれも露出ディレイモードで撮影。
1枚目は露出ディレイモードのまま連写。露出ディレイでもシャッタースピードそのものは変わらないので何枚か連写すると動きのあるものもなんとか撮れます。

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2006年11月 3日 (金)

オシドリ

換羽も紅葉も、未だ早すぎた感じだが、ひとまず偵察に。

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2006年11月 2日 (木)

1.6倍AFテレコンバーターのテスト

梅田の中古カメラ屋さんでニコンの古~い1.6倍テレコンを入手してきたので、自宅の窓辺からテストしてみた。このテレコンはTC-16ASという型番だが、少し変り種のAFテレコンバーターである。AFとついているのがミソで、これはオートフォーカスレンズに装着するとAFで動作するという意味ではなく、マニュアルフォーカスレンズに装着した場合にテレコン自体がAF駆動してオートフォーカスで撮れるという変なレンズなのだ。ニコンの銀塩時代にオートフォーカスカメラが発売されだした直後に、マニュアルフォーカスレンズのレンズ資産を活用できるようにと用意されたテレコンである。
テレコンバーター自体がAF駆動するといってもテレコン本体でのAF駆動範囲はその大きさからしても限りがあるため、普通のオートフォーカスと全く同じというわけには行かない。このテレコンを使う場合は、マスターレンズでピントリングによりおおよそのピント合わせを行い、最後の合焦をテレコンのAF機能を使って行うという用い方になる。
こう言うと「な~んだ」、ということになりそうだが、デジスコユーザーならスコープのピントノブでおおよそのピント合わせを行ってから、コンデジのAF機能で最後のピント合わせを行うという使い方はむしろなじみじゃないだろうか。野鳥撮影ではオートフォーカスレンズでもなかなかピントが合わずにレンズ駆動を繰り返していらいらする場面が多々ある。レンズの駆動範囲をリミッターで制限しても被写界深度が極浅い超望遠レンズではリミッターでの駆動範囲の制限はほとんど意味をなさない。それならばむしろ、おおよそのピント合わせはマスターレンズのピントリングで手動で行い、最後の厳密なピントあわせだけをAFテレコンバーターのオートフォーカス機能を使って行うというというほうが実用的だったりする。もうひとつ、このテレコンを使った利点がある。それは、大きなマスターレンズをAF駆動させるのではなく小さなテレコンを僅かな駆動範囲だけAF駆動させるため、カメラ本体のモーターによる駆動であるにもかかわらず合焦が非常に早いということだ。最新の超音波モーター内臓AF-Sレンズよりこのテレコンを使ったほうが合焦が早いという話を聞いたことがあるが、実際、マスターレンズでピントの荒合わせを行った後のAF合焦は極めてスムーズだ。テレコン自体のAF駆動範囲は本当に極僅かしかないので、マスターレンズがAFである場合のようなピントの迷いによる大きなレンズの繰り出しがないのもよい。
このテレコンは仕様上は合成F値がF5.6まででオートフォーカスが使えるということになっているが、ED500mm/F4Pに装着してみたところ、合成F値はF6.4となるもののオートフォーカスは使えた。野鳥撮影での使用を考えた場合、ED400mm/F3.5と組み合わせれば非常に魅力的になると思われる。ED400mm/F3.5はマスターレンズの重さが2.8キログラムと大砲の範疇に入るレンズとしては極めて軽量で、レンズ長もED500mm/F4Pより10センチも短い。D2Xのクロップモードで使えば35ミリ換算800mm、1.6倍テレコンとの組み合わせで1280mmとなる。ED400mm/F3.5とTC-16ASの組み合わせというのは山行きには最強ではなかろうか。にわかにED400mm/F3.5が欲しくなってきた。

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いずれもED500mm/F4Pに装着したクロップモードの撮影で、35ミリ換算焦点距離は1600ミリ相当となる。
このテレコン入手の理由は単にAFが使えるということではなく、1.4倍テレコンよりももう少しだけ倍率の高いテレコンが欲しかったという点もある。最新のAF-S用1.7倍テレコンは物理的にED500mm/F4Pには装着できない。ケンコーの2倍テレコンは流石に画質の劣化が大きい。そこでこのテレコンに目をつけたというわけだ。中古で税込み9975円は大変お買い得。
因みに、ニコンのデジタル一眼でこのテレコンが使える(AF機能が使える)のはD2HやD2Xなど、D一桁台のカメラに限られる。

(補足説明)
このテレコンは古いマニュアルフォーカスのレンズ資産を活用するために用意されたものだが、最新のAF-Sレンズに装着するというへそ曲がりな使い方も可能だ。最近のニコンのAF-Sレンズではマスターレンズ側にフォーカスモード切り換えスイッチがあり、A(オートフォーカス)、M(マニュアルフォーカス)、A-M(オートフォーカスからピントリング操作で即座にマニュアルフォーカスに移行モード)の3つのモードのなかから選択できるが、マスターレンズ側のフォーカスモードをMにしておき、カメラ側のフォーカスモードはオートフォーカスにしてこのテレコンをつなぐと、テレコンのみのAF機能が作動する。
マスターレンズ自体がオートフォーカスなのになぜこんなへそ曲がりなことをするのか。その目的はズバリ、チョウゲンボウなどの飛びもの狙い。マスターレンズのオートフォーカスを使うと、フォーカスが迷走してレンズが大きく動いたときファインダー内が完全にアウトオブフォーカスとなり被写体がどこへ行ったかわからなくなってしまう。半押しした途端に鳥を見失ったという経験はこれまで数えきれないほどある。
テレコンのオートフォーカスは先にも書いたようにフォーカス駆動範囲が極めて狭く、アウトオブフォーカスの状態でもマスターレンズでピントの荒合わせがされていれば、被写体を見失うほどにぼけるところまでレンズが駆動しない。マスターレンズでしっかりとピントの荒合わせをすることが前提になるが、意外とこちらのほうが飛びものでは歩留りがいいかもしれない。

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2006年11月 1日 (水)

治水緑地で

近所で鳥見。昨日の自宅から1分のフィールドに続き、今朝は通勤途中の治水緑地へ。
ヒドリガモが既にたくさん到着していました。イソシギも地べたでのんびりと採餌。珍しい鳥がいるわけではないけれど、ここも地元の大事なフィールドです。

ヒドリガモ
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カイツブリ
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ハクセキレイ
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イソシギ
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