2006年11月29日 (水)
2006年11月27日 (月)
2006年11月26日 (日)
2006年11月23日 (木)
2006年11月19日 (日)
2006年11月18日 (土)
ルリビタキ
ルリビを求め、今日も山へ。といっても昨日とは違う場所。アトリ、ムギマキ、ルリビタキ♂♀などが見られたが、今日は予期していなかったウソを間近で見ることができた。しかし、写真は撮れずで残念無念。今日はデジ一眼を中心に撮影していたのだが、途中で大きく撮ってみようなどというバカな考えを起こし、デジ眼をバッグにしまってデジスコに切り替えた。ところが野鳥の動きが早くて全然撮れないでいるところへ突然ウソが目の前の木に群れで現れた。デジスコで導入しようとするも間に合わず。するとウソは目の前の木から間近の5メートルくらいの距離の低いところに降りてきた。こんなチャンスはめったとないが、スコープのピントが合わない。結局もたついている間にウソは飛んでいってしまった。
今日ほどデジスコの機動性のなさを恨んだ日はない。バカな考え起こさずにずっとデジ眼で撮っときゃよかった。
今日の教訓。デジ眼で撮れる時はデジスコは使うな。
2006年11月17日 (金)
木の実
月刊BIRDERでお馴染みの文一総合出版から「野鳥と木の実ハンドブック」がこの11月に発行されたので買ってみた。木の実中心の図鑑だが、普通の野草図鑑等と違って野鳥が食べる木の実を中心に編集されているのが特徴だ。
ありがたいのは、一年のうちどの時期に木の実が熟してくるかということだけでなく、熟した木の実を野鳥がよく彩食する時期も記載してある。ざっと目を通していると、木の実が熟す時期と野鳥がその実をよく食べる時期とは必ずしも一致しないということがよくわかる。また、普段よく目にする木の実でいかにも野鳥が好んで食べそうと思うものでも実際にはあまり野鳥が食べないということもよくわかる。手元に1冊置いていて損はないと思う。総ページ数80ページで大きさも比較的小さいのでカメラバッグに常時入れておいても邪魔にならない。大きな書店に行かないとなかなか置いていないようだ。お値段は1200円也。
2006年11月12日 (日)
2006年11月 8日 (水)
オジロワシ
北の大地へオジロワシの撮影に。5メートル未満の超大接近でドアップ。というのはウソウソ。このオジロワシは大阪市内の檻の中の個体です。
約1ヶ月ほど前にDiGiSCO.comのたーぼ♪さんから頂いちゃったデジタンZ6で撮影のテスト。オジロワシまでの距離は1.5メートルほどでしょうか。結構柵が近く、ドアップにしないと柵の前ボケが被るので近距離なのにカメラのかなりテレ側で撮影。単眼鏡のピントは直進式で合わすのですが、これだけの超アップになると結構微妙なピント合わせが難しいです。オジロワシの顔の向きによって柵の前ボケに嘴が被ったり被らなかったりなので、ピント重視よりは柵の合間に顔が入った瞬間を狙ってレリーズしてます。そのためピントがやや前ピンです。全部縦位置構図なのは柵の格子が縦長の長方形に開いていたため。
デジタンZ6の詳しいことは下記をご参照。
http://www.digiscoshop.com/digitan/index.html
使用カメラ:オリンパスSP-310
2006年11月 6日 (月)
2006年11月 5日 (日)
2006年11月 3日 (金)
2006年11月 2日 (木)
1.6倍AFテレコンバーターのテスト
梅田の中古カメラ屋さんでニコンの古~い1.6倍テレコンを入手してきたので、自宅の窓辺からテストしてみた。このテレコンはTC-16ASという型番だが、少し変り種のAFテレコンバーターである。AFとついているのがミソで、これはオートフォーカスレンズに装着するとAFで動作するという意味ではなく、マニュアルフォーカスレンズに装着した場合にテレコン自体がAF駆動してオートフォーカスで撮れるという変なレンズなのだ。ニコンの銀塩時代にオートフォーカスカメラが発売されだした直後に、マニュアルフォーカスレンズのレンズ資産を活用できるようにと用意されたテレコンである。
テレコンバーター自体がAF駆動するといってもテレコン本体でのAF駆動範囲はその大きさからしても限りがあるため、普通のオートフォーカスと全く同じというわけには行かない。このテレコンを使う場合は、マスターレンズでピントリングによりおおよそのピント合わせを行い、最後の合焦をテレコンのAF機能を使って行うという用い方になる。
こう言うと「な~んだ」、ということになりそうだが、デジスコユーザーならスコープのピントノブでおおよそのピント合わせを行ってから、コンデジのAF機能で最後のピント合わせを行うという使い方はむしろなじみじゃないだろうか。野鳥撮影ではオートフォーカスレンズでもなかなかピントが合わずにレンズ駆動を繰り返していらいらする場面が多々ある。レンズの駆動範囲をリミッターで制限しても被写界深度が極浅い超望遠レンズではリミッターでの駆動範囲の制限はほとんど意味をなさない。それならばむしろ、おおよそのピント合わせはマスターレンズのピントリングで手動で行い、最後の厳密なピントあわせだけをAFテレコンバーターのオートフォーカス機能を使って行うというというほうが実用的だったりする。もうひとつ、このテレコンを使った利点がある。それは、大きなマスターレンズをAF駆動させるのではなく小さなテレコンを僅かな駆動範囲だけAF駆動させるため、カメラ本体のモーターによる駆動であるにもかかわらず合焦が非常に早いということだ。最新の超音波モーター内臓AF-Sレンズよりこのテレコンを使ったほうが合焦が早いという話を聞いたことがあるが、実際、マスターレンズでピントの荒合わせを行った後のAF合焦は極めてスムーズだ。テレコン自体のAF駆動範囲は本当に極僅かしかないので、マスターレンズがAFである場合のようなピントの迷いによる大きなレンズの繰り出しがないのもよい。
このテレコンは仕様上は合成F値がF5.6まででオートフォーカスが使えるということになっているが、ED500mm/F4Pに装着してみたところ、合成F値はF6.4となるもののオートフォーカスは使えた。野鳥撮影での使用を考えた場合、ED400mm/F3.5と組み合わせれば非常に魅力的になると思われる。ED400mm/F3.5はマスターレンズの重さが2.8キログラムと大砲の範疇に入るレンズとしては極めて軽量で、レンズ長もED500mm/F4Pより10センチも短い。D2Xのクロップモードで使えば35ミリ換算800mm、1.6倍テレコンとの組み合わせで1280mmとなる。ED400mm/F3.5とTC-16ASの組み合わせというのは山行きには最強ではなかろうか。にわかにED400mm/F3.5が欲しくなってきた。
いずれもED500mm/F4Pに装着したクロップモードの撮影で、35ミリ換算焦点距離は1600ミリ相当となる。
このテレコン入手の理由は単にAFが使えるということではなく、1.4倍テレコンよりももう少しだけ倍率の高いテレコンが欲しかったという点もある。最新のAF-S用1.7倍テレコンは物理的にED500mm/F4Pには装着できない。ケンコーの2倍テレコンは流石に画質の劣化が大きい。そこでこのテレコンに目をつけたというわけだ。中古で税込み9975円は大変お買い得。
因みに、ニコンのデジタル一眼でこのテレコンが使える(AF機能が使える)のはD2HやD2Xなど、D一桁台のカメラに限られる。
(補足説明)
このテレコンは古いマニュアルフォーカスのレンズ資産を活用するために用意されたものだが、最新のAF-Sレンズに装着するというへそ曲がりな使い方も可能だ。最近のニコンのAF-Sレンズではマスターレンズ側にフォーカスモード切り換えスイッチがあり、A(オートフォーカス)、M(マニュアルフォーカス)、A-M(オートフォーカスからピントリング操作で即座にマニュアルフォーカスに移行モード)の3つのモードのなかから選択できるが、マスターレンズ側のフォーカスモードをMにしておき、カメラ側のフォーカスモードはオートフォーカスにしてこのテレコンをつなぐと、テレコンのみのAF機能が作動する。
マスターレンズ自体がオートフォーカスなのになぜこんなへそ曲がりなことをするのか。その目的はズバリ、チョウゲンボウなどの飛びもの狙い。マスターレンズのオートフォーカスを使うと、フォーカスが迷走してレンズが大きく動いたときファインダー内が完全にアウトオブフォーカスとなり被写体がどこへ行ったかわからなくなってしまう。半押しした途端に鳥を見失ったという経験はこれまで数えきれないほどある。
テレコンのオートフォーカスは先にも書いたようにフォーカス駆動範囲が極めて狭く、アウトオブフォーカスの状態でもマスターレンズでピントの荒合わせがされていれば、被写体を見失うほどにぼけるところまでレンズが駆動しない。マスターレンズでしっかりとピントの荒合わせをすることが前提になるが、意外とこちらのほうが飛びものでは歩留りがいいかもしれない。
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