第二京阪の影響
自宅から徒歩5分、バイクだと1分の一番近いフィールド。1年前まではこの場所はカワセミとの遭遇率が100パーセント近い場所で、写真が撮れるかどうかは別としても1時間も粘ればカワセミに遭遇できた。この場所は古い遺跡のある場所だが、そのすぐ横を第二京阪(高速道路)が通ることになっており、現在もフィールドのすぐ横で工事がすすめられている。
今朝久しぶりにこの遺跡のあるフィールドの池に行ってみたが、カワセミの姿はおろか鳴き声すら聞くことができなかった。たまたまいなかっただけならよいのだが、カワセミがよく留まっていた木の枝を見てもカワセミの白い糞の跡が全くない。もし生息しているのなら留まり木には白い糞の跡がみられるはずだ。第二京阪の工事が本格化して、カワセミの生息環境が破壊されるのではと心配していたが、まさにそのとおりとなってしまったようだ。工事はカワセミのいた池そのものにまでは及んでいないのだが、池の周りの環境は随分と変わってしまっている。大変残念でしかたがない。
池の横には遺跡の森があるが、この森ではヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、コゲラ、メジロなどがやかましいヒヨドリとともに元気に飛び回っていた。それだけが救いだ。
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コメント
探検隊隊長さん、こんばんは。
あの場所は探検隊隊長さんに初めてお会いできた思い出のだったと思います。
何度もお会いしましたしカワセミも撮らせていただきました。
やはり工事の影響で環境が変わってしまったんですね。
本当に残念でなりません。
また森の方に伺いたいと思っていますのでお会いできましたらよろしくお願い致します。
投稿: トムヤン | 2006年10月31日 (火) 21時45分
そうでした。トムヤンさんとはじめてお会いした場所でもありましたね。キビタキやコサメ、エゾビタキ、ジョウビタキなんかもここで見ましたよね。
カワセミもいつか戻ってきてくれることを願っています。
投稿: 探検隊隊長 | 2006年11月 1日 (水) 08時12分