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2006年10月31日 (火)

第二京阪の影響

自宅から徒歩5分、バイクだと1分の一番近いフィールド。1年前まではこの場所はカワセミとの遭遇率が100パーセント近い場所で、写真が撮れるかどうかは別としても1時間も粘ればカワセミに遭遇できた。この場所は古い遺跡のある場所だが、そのすぐ横を第二京阪(高速道路)が通ることになっており、現在もフィールドのすぐ横で工事がすすめられている。
今朝久しぶりにこの遺跡のあるフィールドの池に行ってみたが、カワセミの姿はおろか鳴き声すら聞くことができなかった。たまたまいなかっただけならよいのだが、カワセミがよく留まっていた木の枝を見てもカワセミの白い糞の跡が全くない。もし生息しているのなら留まり木には白い糞の跡がみられるはずだ。第二京阪の工事が本格化して、カワセミの生息環境が破壊されるのではと心配していたが、まさにそのとおりとなってしまったようだ。工事はカワセミのいた池そのものにまでは及んでいないのだが、池の周りの環境は随分と変わってしまっている。大変残念でしかたがない。
池の横には遺跡の森があるが、この森ではヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、コゲラ、メジロなどがやかましいヒヨドリとともに元気に飛び回っていた。それだけが救いだ。

遺跡の森のコゲラ(デジスコで撮影)
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2006年10月29日 (日)

ヒヨドリ

今日は午後から近くの植物園へ。紅葉目当てか小学生の団体が広場を占拠していた。
冬鳥に期待したが、ジョウビタキの声も聞かず、目にするのはメジロやシジュウカラ、ヤマガラなど。この週末は天邪鬼で鳥目当てのカメラマンの多い場所を避けて行動したが、成果は全くなし。
この先の大雑把な鳥見計画は11月中旬の田圃のタゲリ、11月中旬から12月初旬ころの紅葉がらみのオシドリ、11月の後半の祝日頃のオオワシ、ルリビが入った頃からルリビとジョウビタキを中心にといったところだろうか。例年と全く代わり映えしない。もう少し先まで視野を広げると、この冬はぜひとも蓼科あたりに遠征を絡ませたいと思っている。
皆さんの秋冬のおおよその計画はどんな感じだろうか。是非お聞かせ願いたい。長期的な計画を交換し合うと、「あっ、そういうのもいいね」という新たな発見があると思うのだが。

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2006年10月28日 (土)

ヤマガラ

ただでさえ木の実が不作の今年のお山。マミジロが木の実を食べつくしてしまって鳥がいない。ツミが上空を飛んでいたのも鳥が現れない原因か。ホオジロの鳴き声ばかりが目立つ。そんなときでも愛想のいい子はやはりヤマガラ。エナガの群れと混ざって近くにやってきた。

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遠い子も。意外とこういうのの方が好きな人も多いんじゃないだろうか。
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お山の紅葉は山全体が色づくにはまだ少し時間がかかるかなぁという感じだったので、望遠レンズで風景の一部を切り取ってきた。

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2006年10月27日 (金)

ムギマキ続編

ドアップのムギマキもいいのだけれど、あまりに近すぎるムギマキは趣がないので少し趣のあるのを撮りたくて再チャレンジに。

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さて、多少の趣は出せただろうか。

今回の使用レンズはサンヨンではなくサンニッパ+テレコン。D2Xの秋のファームアップでAF合焦性能は向上している、はずなのだが、留まりものでもAF迷いまくり。背景がごちゃついているからというのも原因しているかもしれないが、鳥の頭にAFセンサーエリアを持ってゆくと背景に引っ張られて迷い続けます。エリアの広い鳥のお腹付近で合焦させると比較的スムーズに合焦するが、目の部分はピントずれするのでマニュアルでピント微調整が必要となる。結局ほとんどマニュアルフォーカスでの撮影。
AFセンサーの測距点の数云々というよりも一つ一つのセンサーエリアが広すぎるのだと思う。45点なんてのは要らないとしても、一つ一つのセンサーエリアはもっと狭くしてもらって、しっかりとピンポイントで狙えるように改善してもらいたい。

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2006年10月24日 (火)

ムギマキ♂若

ムギマキの若い個体。僅かに眉斑が認められるので♂若のようだ。成鳥♂のくっきりとしたコントラストの個体を撮りたいが、なかなか思うようには。

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D2X+300mm/F4+1.4倍テレコン。撮影距離3メートル未満。ノートリ。
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2006年10月23日 (月)

賑やかな都市公園

あみだくじを引いたら偶然皆「こうえん」になったのか。都市公園にはお知り合いがたくさん集まり、賑やかで楽しい一日に。

オオルリ♂若
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キビタキ♀
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キビタキ♂
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コサメビタキ
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アトリ
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ジョウビタキ
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2006年10月20日 (金)

週末は

さて、週末はどこ行こっか?

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2006年10月18日 (水)

秋ノビタキ特設ギャラリー2006年版

Title
http://www.photohighway.co.jp/tp/105_f.asp?key=1843801&un=2964&m=0&pa=&Type=105

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ブログで公開済みのものも未公開のものもいろいろ取り混ぜて。
蕎麦ノビは来年の宿題かな。

ギャラリーのスライド再生のさせかたがわかりづらいですが、ボリュームマークのようなのをクリックすると自動再生します(左から順に、低速、中速、高速再生)。

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セッカ

春から初夏のセッカと違い、秋のセッカはほとんど鳴かず、茂みの奥に隠れていることが多いためなかなか姿を見れないが、今朝はセッカの幼鳥二羽が姿を見せてくれた。今年生まれた兄弟のようで、ほとんど近くに寄り添っていたが、時折一羽が離れるともう一羽が不安そうに穂先に顔をだして「どこに行ったの~」とでも言わんばかりにピーピーと鳴き始める。とても可愛い。

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仲良く揃って二羽留まり
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今日もノビタキ

ノビタキが見れるのもあと僅か。「同じ鳥ばかりよくもまあ」と思われるかも知れないが、撮れる時にはじっくりと撮っておきたい。だから何度でも、どこへでも出向きます。

今朝(17日)のコスノビ
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2006年10月16日 (月)

秋モズ

最近好天が続いて気持ちいいです。モズの高鳴きも本当によく見聞きするようになりました。ジョウビタキやアトリが現れだして、あっと言う間に冬の訪れとなりそうですが、もう少し気持ちよい秋を楽しみましょう。

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2006年10月15日 (日)

ススキとノビタキ

セイタカアワダチソウと並んで秋の定番はススキとノビタキ。こちらも何枚か撮ってきたが、満足ゆくのはなかなか撮れず。もう少しススキノビらしいのを撮りたいが、今期はそろそろ時間切れかな。

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おまけとしてセッカを1枚。
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セイタカアワダチソウとノビタキ

彼岸花やコスモスといった比較的稀なシチュエーションのノビタキが先行した今期だが、秋の定番といえばやはりセイタカアワダチソウに留まるノビタキ。セイタカアワダチソウも黄色く色づき、毎年の秋の風景が近所の原っぱでも見られるようになってきた。
昨日は定番のセイタカアワダチソウとノビタキの取り合わせを求めて奈良の旧跡まで。いつものごとくデジ眼とデジスコの二刀流ノビタキスペシャルバージョンで数百カットを一気撮りしてきた。

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上記は全てデジ眼(D2X+ED500mm/F4P+1.4倍テレコン)による撮影。

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2006年10月12日 (木)

ノビタキ

少し雰囲気の違ったノビタキを2枚。1枚目は蕎麦畑に隣接する普通の畑で。もう一枚はコスモス畑に隣接する普通の畑で。
そろそろ真剣にススキ&ノビ、セイタカアワダチソウ&ノビの定番バージョンを撮らないと。

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2006年10月10日 (火)

ミユビシギ

三連休の最終日。前半2日とはうって変わって風のない穏やかな秋晴れとなった。強風に悩まされて満足な写真が撮れなかった2日間の鬱憤晴らしに、約3週間ぶりで海へと出向くことに。
9月の前半は大きな群れを期待しながら期待を裏切られっぱなしであったが、今回は待望のミユビシギの大群に出会えた。人を全く恐れることなく、近づいても砂浜を前後左右に移動するだけでなかなか思うように大飛翔を見せてくれない。ミユビシギ一本に絞って約5時間を同じ砂浜ですごす。
今回はカメラのファームウエアを更新したのでそのテストも兼ねて久しぶりにAFレンズで撮ってみた。

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2006年10月 9日 (月)

蕎麦の花

蕎麦の花に留まるノビタキ目当てに滋賀まで出かけたが、残念ながら蕎麦ノビは撮れず。時折三脚が倒れるかと思うほどの強風が吹き、蕎麦の花のアップを撮ることすらひと苦労させられた。

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蕎麦の花の超ドアップ。花の大きさはひとつの花の直径が5ミリ程度しかない。
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2006年10月 7日 (土)

今朝の鳥撮り

今日は午前10時までの限定でコスモス畑に鳥撮りに。曇りだろうと思っていたが、5時に起きたら外は雨。現地に到着しても雨が降ったり止んだりで、途中から風も強くなってきてなかなか撮影には厳しい日となった。
雨の止み間に日が差して、西の空には大きな虹が。

ノビタキ(デジスコ)
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ノビタキ(デジ眼)
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コスノビ(デジスコ)
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セッカ
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カワラヒワ
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カワラヒワ
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虹(コンデジ単体手持ちで)
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2006年10月 6日 (金)

十五夜

あれから3日経って今日は十五夜。
デジスコで撮影。少しうす曇り。

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2006年10月 5日 (木)

二刀流?

鳥を撮っているとデジスコの距離、デジ眼の距離というのがある。距離が合っているとどちらか一台でいいのだが状況によってはどちらも使い分けたいときがある。撮影ポジションがずっと変わらなければ三脚を二つ設置してしまえばよいが、多くの場合はそうはゆかない。そんな時、たまにこんなことをする。春のノビタキ撮りでも使った手だが、ノビタキ撮りには結構合っている。固定はしっかりしているのだが、それでも移動時は慎重に運搬します。

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デジスコの方で撮影。
ノートリミングで離れた杭どまりのノビタキをここまでの大きさで写せるのはやはりデジスコならでは。
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こちらもデジスコ。
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こちらはデジ眼で。コスモスに来るノビタキはワンチャンスなので機動性の高いデジタル一眼で先ず押さえ、じっくりと撮らせてくれそうな状況ならデジスコでもすぐ撮影開始できるというところが大きなメリットです。しかし、実際にはそう長くは同じところにとどまってくれませんね。
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もう一枚、デジ眼のコスノビ。
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デジ眼でのカワラヒワ。かなり至近距離まで近づいても逃げなかった。
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2006年10月 3日 (火)

もうすぐ中秋の名月

ってことで、15夜の前ですが一眼で月を撮って見ました。帰宅したときは筋雲がかかってもっと綺麗だったのですが。

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2006年10月 2日 (月)

休耕田のタシギ

土曜日、ノビタキの出がすごく悪い時間帯にすぐ近くの休耕田でタシギ撮り。左の草のすぐ際はブロック塀で見た目にも全然いい感じの場所じゃないんですが、望遠レンズは風景の一部を切り取ってくれます。「写真」は決して真実を写さない。

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2006年10月 1日 (日)

ノビタキと遊ぶ一日

土曜日は家の用事や長く伸びた髪をカットにゆく予定だったが、日曜日の予報が雨ということで急遽予定を変更し、撮影に出向いた。本当は少し遠出するつもりでいたが、3時起きの予定が5時半過ぎになってしまったので比較的近くで一日過ごすことに。
知り合いが何人も訪れているかと予想していたが、午前中は誰にも会わず。ノビタキ撮りは一人だけの寂しい撮影となる。昼間の天気が良すぎて暑い暑い。太陽がぎらぎらしているせいか、10時過ぎたころからノビタキの出が極端に悪くなる。
午後の遅い時間になってお知り合いのご夫婦二組がいらっしゃって賑やかとなる。夕刻までわいわいがやがやと楽しく話しながらの撮影となった。

AM6時38分:朝のファーストカットは虫を捕まえて杭に飛びつきシーンから。
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AM9時56分:朝の時間のワンチャンスのコスノビをゲット。
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PM1時53分:杭留まりの振り向きノビさんをアップで。
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PM2時3分:昼間のワンチャンスのノビさんをデジスコで。
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PM2時14分:杭の方に飛んでいっちゃったのでコスモスを背景に。
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PM3時52分:太陽が西に傾きだし、強烈な斜逆光で。
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PM5時19分:苦し紛れで構図を工夫する。
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PM5時32分:Yさん夫婦もMさん夫婦も帰られたあと、最後のワンチャンスを。
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総時間11時間。ああ疲れた。本日、日曜日は予報どおり雨です。夕方からカット行こっと。

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