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2006年8月30日 (水)

今朝の鳥

朝からまたまた近くの府民の森に。カワセミを探そうといつもの池に到着すると、水が随分と抜かれている。しばらく様子を見るが池の水がかなり少なく見通しの良い枝の下は水が枯れているのでいいところに現れることはないだろうと早々に方針変更し、カラ類を探すことにする。
いつものことだがエナガは非常にたくさんいる。これもいつものことだが動きが激しく、まともなのは一枚も撮れない。
エナガの群れに混じっていたヤマガラがセミを捕まえて食べていた。ここでは最近ミンミンゼミとツクツクボウシの声しか聞かない。
エナガの群れが通り過ぎたので、もう一度池の朝とは反対側に行ってみる。遠くの枝でカワセミ2羽。遠いので留まっているところではなく飛んだ瞬間をと待っていたが動く気配もなし。

コゲラ
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ミンミンゼミを食べるヤマガラ
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これははたして? ウグイスにしては眉斑がない。見つけたときはもしやキビタキと思ったのだが。キビタキ♀だとしたらいよいよ秋の渡り第一陣か。
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識別のためにぶれぶれの横顔も一枚載せます。どなたか種の判別をお願いします。
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2006年8月27日 (日)

久しぶりに海へ

8月もあと僅かで終わり。子供らは夏休みの宿題のラストスパートに追われている、はずなのだが、相変わらずゲームに夢中。
各所の海でもシギ・チの秋の渡りで賑わい始めているようなので海の様子を偵察に三重まで行ってみた。
三重方面の天気予報は曇り。潮の状況は朝から満潮。シギ・チの観察にはあまりいい日でもなさそうなのだが大潮の干潮で潮が引きすぎるのを嫌ってとりあえず行ってみることに。
雨は大丈夫かと思っていたが伊勢道に入った途端にかなり強い雨が振ってきた。こりゃあ大失敗だったかなと思ったが、車を走らせるに従い雨は遠のいた。
現地につくと車が通れるはずの防波堤が車両立ち入り禁止に。「ゴミの不法投棄がひどく、残念ながらて閉鎖します」との表示が掲げられていた。
海はほぼ満潮で干潟はまだ見えず。到着早々、岩場にミユビシギらしき鳥を発見。こいつは幸先いいぞ、と思ったのもつかの間。その後何にも現れません。河口の対岸にウミネコの群れとウミウの大群がいたが、他の鳥はさっぱりで小群すら通過せず。
潮が引いてきてからオバシギが一羽現れたが、その後もぱっとせず。粘っていてもあまり変化がなさそうなのでお昼を回ったころに早めの撤収。

ミユビシギ?
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シロチドリ
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オバシギ
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ウミネコ
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ウミウ
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アオサギ
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セグロカモメ幼鳥?
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拾っては、わざと?落としてそれを取りに急降下を繰り返していた。餌とりの練習?
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追伸:最後の2枚はセグロカモメではなくウミネコの幼鳥のようである。
ウミネコの団体の中にいて、かつ、セグロカモメの成長は見なかったのだから、もっと早くウミネコ幼鳥と考えてよさそうなものだが、ウミネコの幼鳥の写真はこれまで意識して見たこともなかったものでご容赦を。

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2006年8月24日 (木)

デジスコでカワセミ

一眼では若干遠いんでデジスコを持っていったが結局倍率上げればシャッタースピード上がらずで被写体ぶれ。当然の結果といえばその通りなのだが。

シャッタースピード1/2秒
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同じ日の撮影分を一枚追加。こちらは♀個体です。
♀は下嘴の根元が赤いのが特徴。
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2006年8月23日 (水)

今朝のカワセミ

地元のアオバズクが去って、早朝散歩で撮るものがないのでカワセミ撮りに。
池に飛び込んではすぐに茂みの奥に戻ってしまうので撮影のチャンスは極めて数少ない。

D2X+500mm/F4P+1.4倍テレコン
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D2X+500mm/F4P+1.4倍テレコン+2倍テレコン。テレコン2段重ねのクロップモードで35ミリ換算2800ミリ相当。シャッタースピード1/30秒。
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ツバメチドリ

名前にツバメとつくが、この鳥はチドリ目の水鳥だ。成長夏羽では顔にデビルマンのような黒い縦線がくっきりと出る。飛翔時の胴体は名前のごとくツバメそっくりだが羽は後ろに切れ込んでいる。羽の裏側は赤い。

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飛翔
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最後の2枚は昨年の在庫より
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2006年8月22日 (火)

遠いカワセミ

随分長くカワセミを撮っていないので自宅から一番近い府民の森の池にカワセミ探しに。
距離にして約60メートル。小さいけれど雰囲気あるからまあいいか。

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2006年8月21日 (月)

カワラヒワ/アクションシーン編

飛びつき、飛び出し、闘争。カワラヒワのアクションシーンをいろいろと。

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背景の緑が完全に色飽和してしまった。
単調なグリーンバックも時として考えものですね。
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カワラヒワ/ノーマルシーン編

広い干拓地にシギ・チドリ類を探しにいったものの、シギチの出が今ひとつ。ざっと車で見回していたら枯れたヒマワリにカワラヒワが。こういうときは徹底的にカワラヒワに限る。気がついたら5時間以上も同じ場所で粘っていた。
まずは通常シーンを何枚か。

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アクションシーン編につづく

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2006年8月16日 (水)

高原にて

家族と今期4度目の関西の高原へ。
直射日光を遮るものが何もない標高800メートルほどにすぎない高原は太陽が容赦なく照りつけた。

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白い花
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黄色い花
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紫の花
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ちょっと息抜き
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高原のセッカ
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2006年8月15日 (火)

山の鳥

久しぶりに山へ。といってもいつも行く金剛山とは違って他府県のもう少しだけ高いお山に。この山へ行くのは20年ぶりくらいかな。
高低差200メートルの急坂を下って谷まで行ってみたらヒンカララララーと綺麗な声が。姿は見れませんでした。急坂を引き返すのがきつかった~。

ヒガラ
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ヤマガラ
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ゴジュウカラ
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カケス
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キバシリ
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遠い松の梢のルリビタキ。かなりトリミング。
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2006年8月11日 (金)

月夜の晩に

今日は今年のアオバズク撮影の締めを飾るにふさわしい作品を紹介させていただく。
発想は一週間前。知人と三人であたりがすっかり暗くなる午後8時近くまで雑談しながら飛び回るアオバズクを見ていた。
私はアオバズクの飛び回る姿を映像に納めようとビデオカメラを回していた。電線に留まったアオバズクを見ていてふと、空にぽっかり浮かぶ月に気がついた。
「月と重ねられるんじゃない」。これが発想の最初の第一歩だった。それから数日間、入念な下見が始まった。トライ&エラーを繰り返し、月の出、月の入りの時刻と深夜にアオバズクが好んで留まる木の方向に月がぽっかり浮かびそうな時間帯を入念に選んだ。
月の出の時刻は日ごとに変わる。前日は午前3時半頃がねらい目とめぼしをつけて目覚まし時計を午前2時半に合わせていたが、寝る前に飲んだビールがきいたのか寝過ごしてしまった。
昨晩は月の出が前日よりもさらに遅かった。月が東の山の端に出始めた頃は曇り空でほとんど月がぼやけて見えない状態だったが、午後11時頃には雲が晴れてきた。頃合のいい場所に月が回りこんでくるのは午前4時頃だろうと予測し、3時50分に起きて誰もいない未明の神社に出陣した。
民家の屋根のテレビアンテナに留まるアオバズク。月を重ね合わせようとしたが位置と角度が合わない。しばらくするとアンテナから飛んだアオバズクは抜けのよい太い木の枝に留まった。三脚設置位置と高さを模索し、アオバズクと月が入る位置をようやく見つけ出した。夢中でシャッターを切った。露出には自信がなかったが何度か露出補正を行った。
午前5時。あたりが明るくなり始めた頃、アオバズクは神社の隅の日中いつもいる木のほうに移動した。

写真は発明と通じるところがあると思う。同じような発想は誰でもできる。問題はそれを撮るための行動をするかどうかだと思う。100人が同じ発想をしても実際にそれを試みるのは一握りしかいない。
今回掲載する写真は露光時間も長く、ぶれを完全に押さえ込めていない部分もある。それでもどこかのネイチャーフォトコンテストに十分出せるインパクトはあると思っている(入選するかどうかは別問題だ)。
あえてここに公開するのは今年もいろんな表情を見せてくれて、たくさんの写真を撮らせてくれた地元のアオバズクに対する感謝を込めてである。

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使用機材:Nikon D2X+ED500mm/F4P

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2006年8月 9日 (水)

今朝も近くの治水緑地に

昨日に続いて近くの治水緑地に。待てども目当てのカワラヒワはやってきません。
というわけで、今日も昆虫と遊んでいました。

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透過光で
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ええっと、これは何ていうんだったっけ。名前忘れちゃった。
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等倍トリミング!
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飛び出し
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一応鳥も。普通種の代表選手。
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カワラヒワもこないのでアオバズクの様子を少し覗きに行ってみた。密かに六つ並びを期待したが、ばらけていたので表情の豊かな雛と抜けた位置の親鳥とを何枚か。

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今日は台風一過の晴天で、夜は満月ですゾ。

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2006年8月 8日 (火)

向日葵

近くの治水緑地に毎年この時期になると少しだけヒマワリが植えられる。このヒマワリに時々カワラヒワがやってくるので偵察にいってみた。
カワラヒワの寄り付きはあまりよくなかったがカマキリがいたので望遠レンズで何枚か。

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一度だけやってきたカワラヒワ
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2006年8月 7日 (月)

タマシギ

今日は某所の市民プールのすぐ横で朝から炎天下のなかタマシギ撮り。いるにはいるが葦の茂みに入ってなかなかいいところに出てこず。3時間待って抜けた場所に出たのはほんの一回のみ。
お昼を回って嫁さんと子供らがやってきたので合流してプールに。2時間半ほどプールで遊んだあと、子供らと別れてタマシギ撮影夕刻の部へ。7時近くまで粘ったが結局あまりいいところには出ず。
♀タマは初めてだったので一応の収穫はあったかな。

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夕刻、♂タマも登場。
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2006年8月 3日 (木)

アオバズク-もうすぐお別れ

留守中に旅立ってしまうのではないかとやきもきしていた地元のアオバズク。昨日の夕刻に様子見に行ったら、まだお山に行ってしまうことなく神社で待っていてくれた。午後7時も回って撮影はままならなかったが境内を元気に飛び回っていた。夕刻になるとスィーッ、スィーッというような雛のむせび泣く声が聞こえてくる。巣立ち直後は親鳥も雛鳥も同じ木にいるのだが、ここのアオバズクは旅立ちが近づくと毎年複数の木に分かれてとまることが多くなる。昨夕もいくつかの木に分散していた。あと数日中にいなくなることは間違いなさそうだ。
今朝はもしかしたら今期最後になるかもしれないと撮影に出向いた。ファミリー全部が横並びという贅沢なシチュエイションには残念ながら遭遇できなかったが親鳥を含む4羽並びには遭遇できた。
途中、なにかに驚き、親鳥が飛んだのを契機に、横並びの雛も散らばったが、そのうちの一羽が木から落ちそうになってハラハラさせられるひと幕もあった。しかし既に雛は自力で飛び回れるまでに成長しているので観察者の心配をよそに別の木に飛び移って行った。

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2006年8月 2日 (水)

大山の野鳥

鳥取県は大山に夏キャンプ。昨年の蒜山高原と位置的にはあまり変わらないが標高は大山の方が高く、キャンプサイトも高原と林間の違いがあって生息する鳥の種類も蒜山とは随分違っていた。
家族キャンプということもあり、サイト内限定での短い時間の探鳥であるが鳥種はなかなか面白いものがあった。
アカゲラ、アオゲラ、シジュウカラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、イカル、オオルリ、クロツグミ、キセキレイ、ハクセキレイ、ホオジロといったところが観測した鳥。
特にイカルは多かった。クロツグミも頻繁に鳴いていて、綺麗なオス個体も見れたが写真は撮れなかった。じっくりと探鳥目的だけで行っても相当楽しめそうな場所だ。
アカショウビンの生息場所はキャンプ場からはかなり離れているので今回は探しにも行かなかった。

アカゲラ
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アオゲラ
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オオルリ成長♂
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オオルリ若
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イカル
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キセキレイ
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テント&タープの場所から林に向かって鳥を探すことが多かった。
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<キャンプ場情報-大山鏡ヶ成キャンプ場>
休暇村大山に併設するキャンプ場。古くからあるキャンプ場だが、昨年リニューアルオープンしたのでキャンプセンターもとても綺麗。トイレは水洗。キャンプセンターにはシャワールームとコインランドリーがある。休暇村のお風呂も利用可能。蒜山高原や日本海も車で簡単にゆけるので高原、海、山の違った雰囲気を一度で味わえる。今回、皆生温泉海水浴場にも遊びに行ったが海には温泉組合が運営している無料の休憩所やシャワー室があり大変良心的だった。子連れには夜と早朝のカブト虫、クワガタ虫探しがおすすめ。炊事棟の明かりに集まってくるので早朝に探すと地べたに落ちていたりする。休暇村の宿泊客もキャンプ場の方にクワガタ探しにやってきていた。
気温は天候によって大きく左右される。曇りや雨の日は8月の日中でも22度くらい。晴れると30度前後になるが全般的に涼しく、また朝夕は霧が立ち込める。
キャンプサイトは林間サイト。サイトはAC電源付の区画サイト、AC電源なしの区画サイト、フリーサイトの3種がある。予約は休暇村のサイトからインターネット経由で可能。

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