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2006年6月30日 (金)

巷で話題の鳥-夏羽レンカク

今、関西の鳥屋さん達の間ではちょっとした話題のレンカクの夏羽。この前の週末はものすごい人だったようだが、少し間をおいて人がやや減ったタイミングで昨日、今日と二日続けて早朝に行ってみた。

まずは昨日分。デジ一眼とでデズスコの二刀流でいざ出陣。
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デジスコで。
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こちらもデジスコによるケリとのツーショット。
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ここからは本日分。昨日は距離が遠くてデジスコですらあまり大きく撮れなかったが、今日は近い方の田にいたので水面の写りこみにも気を使いながら撮ることができた。因みに今日はデジ一眼の一本勝負でした。
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最後の一枚はお気に入りであると同時にとっても残念な写真でもある。稲の畝筋の間にレンカクの頭と尾羽の両方がうまく収まり、かつ、頭と尾羽の両方が同じ畝筋の間で水面に映りこんでいるシーンというのはよほどタイミングが合わないと撮れない。この写真は絶妙の場所にせっかくレンカクがきてくれたのだが、田んぼの反対側にいた別のカメラマンの姿も水面に映りこんで重なってしまっている。カメラマンも映りこんでいることはわかっていたのだがどうしようもなかった。
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2006年6月26日 (月)

ホオアカその後

土曜日に今期3度目の関西の高原へ。5月末に行った時と比べて囀っている個体を見る機会が明らかに減っている。池の葦原や草原の草の背丈も随分と高くなっていたが、これからさらに伸びると写真は撮りにくくなるだろう。
草原に咲いている花の背丈を周囲の草が追い越してしまっているので花絡みは望み薄かもしれない。
囀る姿を見る回数が減ったと思ったら、既に雛が巣立っていた。これからしばらくは親子のシチュエイションが狙い目かもしれない。

お気に入りのソングポストの位置はあまり変わらないようだ。
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距離を詰めると一面緑バックになって縦位置にしても背景に変化がない。
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親子のツーショット。
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こちらはホオジロの囀り。木の梢で囀っている個体が多かったが、これは目の前の近いところで囀っていた。
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♂のプレゼントを待つモズの♀。一度求愛給餌シーンを見れたが枝かぶり。
その後もう一度♂が来るのを待ったが、肝心の♀が枝の低いところにもぐりこんでしまった。
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求愛給餌直後の証拠写真。♀の口には♂からもらったプレゼントがしっかり。
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2006年6月25日 (日)

ツバメ

梅雨の合い間をぬって三度関西の高原へ。高原の枯れた池にはツバメの大集団が陣取っていた。

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高原からの帰り道に見つけたイワツバメ。車から降り、橋の上から狙ってみたが超手ごわくてこれが精一杯。
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2006年6月22日 (木)

アマサギポイント偵察

ようやく梅雨らしい天気になってきた。雨が続くのはいやだが、こればかりはどうしようもない。
雨が降りだす前に久々に近くのアマサギポイントの様子を見に行ってみた。アマサギの数は少し減っているようだが、チュウサギが少し混じっていた。
雨に降られそうだったので機材は70mm-200mm/F2.8に1.7倍テレコンという軽量装備の手持ち。

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アマサギとチュウサギ
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チュウサギ
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2006年6月19日 (月)

ルリビタキ

残雪をところどころにのこす御嶽山を背景に見ながら一歩自然遊歩道の中にはいると薄暗い森の中。
冬に自宅近くのフィールドで何度も見たルリビタキが久しぶりに出迎えてくれた。警戒心が全くない。というか、遊歩道を歩き進んでゆくとこちらに興味を示しているのか一定の距離を置きながら追いかけてくる。
大阪では聞けない綺麗な囀りを目の前の枝で披露してくれた。枝にとまったところを撮影していると、背後から別の個体が私の背中にぶつかってきた。

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一枚追加です。撮影データですが使用レンズは500mm/F4に1.4倍テレコン。クロップモードで35ミリ換算1400mm相当。絞りは一段絞ってF8。下記の写真のシャッタースピードは1/40秒でした。もちろんこのレンズには手ぶれ補正機構というシャレた機能はついていません。ミラーショックを押さえ込むために奥の手を使いました。
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2006年6月18日 (日)

コマドリ

標高1800メートルの温泉地。亜高山帯の高所ではコマドリ、ウグイス、オオルリの日本三鳴鳥が競うように囀っていた。
コマドリは少し遠い松の梢でヒンカラカラカラ~。コマドリ三昧を目論んだが、近い所には残念ながら出てきてくれず。それでも存分にコマドリの囀りを堪能できた。

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2006年6月15日 (木)

セッカの撮り直し

今日からいよいよ梅雨らしい天気になってきた。お天気がいいのも昨日まで。これからは雨が多くなりそうなので、お天気のいい日にと昨日セッカの撮り直しに早朝から他府県へ。

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2006年6月12日 (月)

気まぐれ探検隊

ブログを含む私のメンサイトのタイトル。このタイトルの由来を書いたことはこれまで一度もなかった。
かつてFM東京の深夜番組に「気まぐれ飛行船」という番組があった。作家の片岡義男とジャズシンガーの安田南がパーソナリティをつとめる番組で中高生のころにエンディングテーマの「10ペンスのブルース」が流れる深夜3時まで欠かさず聞いていた。
サイト開設時にこの番組のタイトルをそのままいただいてしまおうかと思ったのだが、それではタイトルの由来があまりにも見え見え。
長男がまだ2歳くらいのころ、プラレールや機関車トーマスシリーズにはまっており、NHKの子ども向け番組の「乗り物探検隊」という番組をよく見ていた。
「気まぐれ飛行船」と「乗り物探検隊」、この二つが合体して「気まぐれ探検隊」がスタートした。それからもう9年近くの月日が経つ。

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2006年6月11日 (日)

ツバメ

今日は子供と遊ぶ約束をしていたので早朝から午前11時くらいまでの限定ということで淀川近くの田圃に出向く。これといった目的の鳥は決めてゆかなかったものの、田圃に到着するとツバメが低いところをたくさん飛んでいたので道路に座り込んでツバメの撮影をすることに。
飛びもの中心に数百枚撮影したところで1枚目のメモリーがいっぱいになったので、場所を変えて淀川河川敷の様子見に。セッカの声が聞こえてきたので、セッカ待ちをしているとお知り合いにばったり会った。しばらく話をしながらセッカを数カット。お話している間に10時半を回ってしまったので撤収。自宅に着いたのは11時を少し回っていた。

飛びものは全てノートリ、マニュアルフォーカス。
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道路脇で休息中の子を道路に座って撮影。
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花を背景に。
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2006年6月10日 (土)

セッカ

今日は大先輩のBrownさんにお教えいただいたポイントに白い花絡みのセッカを撮りに。
道に迷うこともなく、早朝6時少し前に現地に到着。到着後すぐにセッカが出迎えてくれて幸先よし。と思ったのもつかの間。それ以後全然いいところに出てくれません。いつものヒッ、ヒッ、ヒッという鳴き声とともに飛んでくるにはくるのですがチャッチャッチャという下降時の鳴き声とともに地面近くのごちゃごちゃしたところに一直線。もぐりこんで姿を見せてくれません。
途中からBrownさんと、もう一方ネットでお名前をよく存じ上げている方とが合流され、楽しくお話しながらセッカ待ちでしたが、結局そのあとまともに留まったのは1回だけでした。

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セッカ待ちの間に、たくさんいたモンキチョウを撮影。
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2006年6月 9日 (金)

アマサギ第3戦

自宅から15分のアマサギポイントでアマサギ撮影第3戦。自宅から15分といっても、ここは県境のトンネルを抜けた場所で、既に奈良県。今朝は風が強く、時々小雨がぱらつく天気だったが、撮影にはさしたる影響はなかった。

アマサギの数は徐々に増しているようで、このような群れが2、3箇所に分散していた。エリア全体では20個体以上は入っているようだ。
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ノアザミの咲く畦道に偶然やってきたのでアザミを絡めて一枚。
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このカットは三脚を低くしたわけではなく、アマサギが上の段の田圃にいたために結果としてローアングルになったもの。
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狭い農道で三脚を使って撮影していると飛んだときにはなかなか対応できない。今度行く機会があればAFサンニッパでトビもの中心に狙ってみたい。
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こだわりの畝筋狙い。今日はじっと待ちの戦法が功を奏し、比較的よいポジションにめぐり会えた。
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畝筋に対して田圃の奥行きがないと縦位置では畦が写ってしまう。
前ボケがもう少し綺麗ならいいのだが。
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端の方に来たときに畦道をわざと入れてみた。
もう少し花が盛大に咲いていたら言うことないのだが。
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欲をいえば仰角はもう少し浅いほうが理想だったのだが、三段ほど高い位置から見下ろす場所に立っていたのでしかたなし。3戦目にして畝筋が綺麗にでた写真が撮れたのでひとまず満足。

おまけのケリ。一つの田圃に5個体ぐらいが団体で。
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2006年6月 7日 (水)

今日のアオバズク

早起きのつもりが二度寝してしまったので早朝の田圃巡りはあきらめて地元のアオバズクの様子を少しだけ見に行きました。見に行ったといっても、通勤で使う駅から徒歩3分ですから少しだけ寄り道した程度なんですが。
今日は定番の一番大きな楠に。既に♀の姿は見当たらず、抱卵に入っているのでしょう。
夜行性の鳥にとって昼間は休息時間なので驚かさないように静かに見ているのですが、巣立ったばかりのムクドリが時々大声をあげて騒ぐので、ムクドリが騒ぐたびにアオバズクは目をキョロキョロさせていました。

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2006年6月 6日 (火)

アマサギ第2戦-映り込み

アマサギ短期決戦、第2戦です。
今日も畝筋狙いでしたが惨敗です。ほとんど車の中から撮ってたってこともあるんですが、思うようなポジションにはなかなか。
綺麗な畝筋の写真はないので水面映り込みを集めてみました。水面映り込みも稲が伸びてくると当然映りません。これもやっぱり短期決戦?
しかし、映り込みはやっぱり田植え前のほうがすっきり映りますね。

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紋白蝶が突然画角に。
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2006年6月 4日 (日)

運動会

本日は運動会の撮影につき、鳥の撮影はお休みでした。小学校の校舎が一部改修工事されるため、例年秋に行われる運動会が6月に前倒しで。

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というわけで、昨日の高原の写真から3枚。
1枚目はヒバリ。
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続いてウグイス。
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最後はセッカ。
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今週も高原へ

高原のホオアカ撮り、第2週目です。今日は早くにご到着。朝からクロツグミの歌声を堪能できました。
写真は先週とあまり変わり映えしません。高原の花はこれからのようです。

ちょっと葉っぱが前かぶりですが口の中がよく見えます。
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最接近。
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口にいっぱい虫くわえて。
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痒かった?
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横飛び。
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ホオアカのセッカどまり。
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柵の上でも囀り。
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何かしら特徴のあるのを集めてみました。

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2006年6月 2日 (金)

アマサギ

ゴールデンウィーク前に京都でふられたアマサギ。今朝ようやく今シーズン初撮りとなった。アマサギの狙い時はレンゲ畑の頃と田植え直後の頃だと思う。前者は今年は撮れなかったが、今はちょうど田植えが終わったばかりで植えられた苗の背が低く畝筋の平行線がはっきりと見える。少し時間が経ってしまうと田圃の苗はどんどん成長し、畝筋がはっきりしなくなる。
4時半に起床し、自宅を出たのは少し遅めの5時30分。車で15分ほどの自宅から一番近いアマサギのポイントには10個体程度のアマサギがいたが、なかなか思うようには撮らせてくれない。すぐに飛んでしまうわけではないのだが、遠くからでも人の気配を感じると徐々に徐々に遠ざかってゆく。田圃での撮影は三脚設置可能ポイントが農道か田圃の畦道になるので畝筋の平行線がすっきりと見える角度から撮影できる状況というのは実はなかなかやってこない。無理に畝筋が綺麗に見える位置に移動しようとするとアマサギをかえって遠ざけてしまったり飛ばしてしまったりする。
苗の背丈が伸びすぎない間の短期決戦でなんとか理想のアングルをものにしたいのだが。

この独特の亜麻色こそが他のサギ類にはない魅力。D2x_3599

亜麻色が少ないがこれもアマサギ。
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2006年6月 1日 (木)

巣立ちの時

一見すると親鳥とほとんど変わらないようにまで成長したムクドリの雛。
親鳥が餌を運んで来るのを首を長くして待っていた。巣の前までやってきた親鳥が雛たちをじらすように巣の前の枝で一瞬立ち止まった。我慢しきれなくなった雛鳥が一羽、思わず巣から飛び出した。彼は二度と巣の中に戻ることはなかった。巣立ちの瞬間である。

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