湖北
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昨日、近くの植物園に行った帰りに、自宅からすぐのカワセミポイントに立ち寄ってみた。
中学生くらいの少年が何人もバス釣りに来ていたのでカワセミ撮影は期待できないと機材も出さずにすぐその場をあとにしたが、ポイントについたときに池の様子に驚いた。
淀川やそのワンドでは鑑賞用外来種のウォーターレタスが異常繁殖し問題になっているが、なんとこのカワセミポイントの池にもウォーターレタスが大繁殖していたのである。
ふた月ほど前に訪れた際には一切見当たらなかったし、昨年の同時期にもウォーターレタスなどはまったくなかった。
こいつが水面を覆いつくすとプランクトンが大増殖して富栄養化が進み、魚が住めなくなる。魚が住めなくなると魚をとって生活しているカワセミも住めなくなる。
淀川ではボートでウォーターレタスの駆除作業を行なっているが農業用水用にしか使われていないこんな小さな溜池のウォーターレタスは誰も駆除してくれない。
チャリンコで大挙して釣りに来ていた中学生たちはやかましく騒ぎながらバス釣りに夢中になっていたが、目の前のウォーターレタスがこの池に与える影響をはたしてわかっているのだろうか。そのうち釣りもできなくなるぞ。
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