夏祭とともに旅立ち
通勤経路の駅前神社のアオバズクが旅立った。
6月初めの親鳥の見張りから始まり、約2カ月間にわたって定点観察してきただけに、旅立ってしまうと寂しいものである。
この神社は毎年7月末に神社の夏祭りが行なわれる。この頃は雛が巣立ってちょうど2週間目くらいにあたる。
祭りに大勢の人が押しかけるその頃がちょうど彼らの旅立ちの時期と重なる。
祭りの前日に行ってみたが、そのときにはいつもと違う木の枝影に雛鳥と親鳥がひっそりと隠れていた。
アオバズクは営巣地からの旅立ちのあと、山に移動し、秋ごろまで日本にいるようだ。その後東南アジアへと旅立って行く。
今年は昨年以上にカメラマンの数も多かったが、大きなトラブルもなく、夜中にフラッシュ撮影するようなカメラマンもいなかったので親鳥の飛来から旅立ちまで無事経過した。
来年もまたこの地に戻ってきてくれて、元気な雛鳥が誕生することを期待したい。
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