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2005年8月10日 (水)

NIKONのバカヤロー

ニコンのオンラインアルバムが昨日ほぼ1日、サーバーメンテナンスで使用できない状態になっていた。
メンテナンス終了後、接続してみると404エラーで接続できない。
メンテナンスに伴い、各ユーザーのオンラインアルバムのトップページURLが変わってしまったようだ。
オンラインアルバムを自分のサイトからリンクしているユーザーも多数いるはずなのにトップページURLを勝手に変えてしまうなんて許せない。しかも事前の告知は一切なし。

URLが変わっただけなら新しいトップページのURLにリンクし直せばすむことだが、今回は、オンラインアルバム自体の仕様が随分と変わってしまっている。
見た目の仕様としてはデザインのカスタマイズができなくなってしまった。センスのいいものに仕様変更されたのならよいが、今回の変更はお世辞にもセンスがよいとは全くいえない。
加えて今回の仕様変更では見た目のデザインの問題にとどまらない重要な変更がある。ニコンのオンラインアルバムは動画ファイルも扱える数少ないアルバムスクリプトの一つであり、動画ファイルのアップロードに際してはインデックスとして動画から切り出した静止画ファイルをサムネイル画像として使うことができた。
ところが今回の仕様変更でインデックス用のサムネイル画像は使えなくなってしまった。動画をアップロードしたときにはMOVIEというそっけないタイトルが全ての動画に使われるようになる。なんとも味気ない仕様変更である。
また、動画再生時には以前の仕様だと専用スキンが使われ、オンラインアルバム内で再生表示されたが、これも仕様変更され、再生時にはメディアプレーヤーが別ウインドウで開く仕様となってしまった。

ニコンオンラインアルバムは確かに無料サービスとして提供されているもので、仕様の変更も予告なくされることは利用規約上も明かであるが、一方でニコンはオンラインアルバムを通じてプリント注文なども受け付けており、純粋なユーザーサービスとしてこのサービスを運用しているわけではない。
とにかく今回の仕様変更はニコンのセンスが大いに疑われるものである。

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