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2005年3月27日 (日)

探鳥会

金剛山の探鳥会に参加してきた。
探鳥会への参加は初めてだったが、さすがに皆さん鳥はよく知っている。
今年は木の実が不作だったためか、金剛山でも冬鳥の姿が例年に比べ少ないとのこと。
この時期いつも見られるレンジャクの類もまだ確認されていないとのことだった。餌となるヤドリギの実が全然ないようだ。
金剛山ではヤマドリもかなりの確立で出没するらしいが、この日は残念ながら見れなかった。
その他の鳥も出が悪く、餌台中心の探鳥会と化してしまっていたのは残念である。
カラ類はとにかく勢ぞろいだった。
山頂の広場では小学生くらいのこどもたちの手の上にコガラがひまわりの種をついばみにやってきていた。
金剛山も来月にはオオルリやキビタキが渡ってきて新緑の中大変にぎやかになることだろう。

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2005年3月22日 (火)

フォトアルバムスクリプト

写真のウェブ掲載用にはニコンオンラインアルバムのような無料のものと、有料ではあるが容量が自由に選べるものとがある。
ニコンオンラインアルバムでは50MBの制限があるため、現在有料スペースを利用しているが、半年間の契約期間が満了し、先日更新手続きをした。

そんななか、掲示板スクリプトやダイヤリー用のスクリプトでお世話になっているKENTさんところの無料CGIスクリプトにフォトアルバム用のスクリプトが新しくアップされていた。
スライドショー機能などはついていないが、こういったCGIのよいところは自宅サーバーに置いてしまえばハードディスクの許す限り容量は無限大というところにある。
作りもシンプルでなかなか良いのではと思われる。

(KENTさんのサイト)
http://www.kent-web.com/

(アルバムスクリプトサンプル)
http://www.kent-web.com/variety/album/album.cgi

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2005年3月17日 (木)

更新情報

リンク集にヒグチコウさんのサイト「KOU PHOTOGRAPH」を追加し、同サイトと互換リンクしました。

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2005年3月13日 (日)

花見

近くの植物園の桜林で早咲きの2本の桜の木が花を咲かせていた。他の木はまだ固い蕾なのに、2本だけがもう七分咲きといったところだった。
同じ植物園内の梅林の梅もまだ十分に花を残しており、桃の木もまだ蕾だった。

早咲きの桜の木にはメジロやヒヨドリ、カラスが入れ代わり立ち代わりやってきて、しきりに桜の花にくちばしを突っ込んでいた。

桜の木の近くではシジュウカラやヤマガラも声をあげていたが、今日は桜の木の前に腰をおろしてじっくりと桜の木に来るメジロを眺めていた。

午後4時過ぎになって急に雪が激しく降り出したため機材を撤収し植物園をあとにした。

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2005年3月 3日 (木)

レンズ欲しい病

銀塩だろうとデジ一眼だろうと、レンズ交換式の一眼レフを入手したら誰もが陥る不治の病がある。それが「レンズ欲しい病」である。
この病気は極めて深刻な病気であり、悪化すると僕のような職業の人間に仕事を依頼して、破産申立、免責申立をしなければならなくなる。しかも、破産の原因が「レンズの買いすぎ」ということになると、これはいわゆる「浪費」ということになり、免責不許可事由にもなりかねない。極めて恐ろしい病気なのである。

僕が初めて一眼レフを購入したのはそれほど遠い昔ではない。せいぜい16~7年前くらいだろうか。30年、40年選手の超ベテランに比べるとまだまだ初心者である。
最初の一眼購入時には確か35-70ミリの性能的にも中級程度のズームレンズをセットで入手したと記憶している。
その後、レンズは今日まで増殖の一途をたどっている。同じく、16年ほど前に水中専用カメラを購入し、これに伴って水中専用レンズも増殖していった。
また、水中専用カメラではなく普通の一眼レフを専用水中ハウジングに入れて海に潜るようになり、あまり陸上では登場する機会のない16ミリフィッシュアイなども手に入れるようになった。
使用カメラの中心が銀塩からデジ一眼に変わると、デジタル特有の焦点距離からこれまで手持ちのレンズではカバーできない画角を補うため、さらにレンズが増殖を重ねて行く。
野鳥撮影をするようになって、必要なレンズ構成も変化し、これに伴って入手したレンズもある。
気がついてみると、単焦点レンズだけでも11本、ズームレンズが4本、水中専用レンズが4本と身の回りにレンズがあふれかえっている。

野鳥撮影にはデジスコシステムがあるので、600ミリ超えの大砲に手を出していないのがまだ救いであるが、性懲りもなく新たに手振れ補正付きズームを一本入手してしまった。
入手したレンズはレンズ表記の焦点距離が70-200ミリである。デジタルでの35ミリ換算でも105-300ミリにしかならない。1.7倍のテレコンを付けても、テレ端の実効焦点距離は510ミリにとどまる。野鳥撮影にはいかにも中途半端な距離である。
このレンズの焦点距離を生かすにはクロップモードで35ミリ換算2倍の焦点距離になるD2Xが必要だ。
レンズだけ先買ってどうすんのという突っ込みが聞こえてきそうである。
D2X、いよいよか。

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2005年3月 2日 (水)

EOS20Da

キャノンから新しく発売されたEOS20Daにはライブビュー機能が備わっている。このカメラは天体撮影用に特化した機能を持たせたカメラであるが、ライブビュー機能もその一つである。クイックリターンミラーをミラーアップさせた状態では、通常、光学ファインダーで実像の確認はできないが、このカメラではミラーアップ状態で、液晶ファインダーにより被写体を5倍または10倍に拡大カラー表示させることができる。これにより、普通のミラーアップ撮影ではできなかったミラーアップ後のマニュアルフォーカスでのピント合わせが可能になる。
天体撮影では長時間露光で、かつ、極めて厳密なフォーカスが要求されるため、天体撮影用の特化機能として搭載されたものである。
このライブビュー機能は野鳥撮影でも使えないものだろうか。デジスコでは35ミリ換算での焦点距離が3000ミリにも及ぶのでミラーショックによる振動が生ずる一眼レフカメラではコリメート法によるデジスコシステムを組むのは極めて非現実的となる。ミラーショックを回避するためにはミラーアップ機能のある一眼レフを使う必要があるが、そうなると光学ファインダーでフォーカスを確認し、ミラーアップさせたあとはファインダーには一切被写体は見えないことになり、野鳥が微妙に動いてもフォーカスの修正は不可能である。
ミラーアップ後も液晶ファインダーで被写体を確認してマニュアルフォーカスでピント微調整ができるということであれば、これまで非現実的と考えられたデジタル一眼でのコリメート法による超望遠撮影も可能性が出てくるのではないか。
長時間のミラーアップはノイズ増加の原因になったり、液晶ファインダーで確認できる画像が5倍または10倍のいずれかで高倍率過ぎること、カメラの内部からの振動源はミラーショックだけに限らないことなどから、直ちにライブビュー機能が野鳥撮影に威力を発揮してくれるとは言い切れないところもあるが、興味深い機能であることは確かである。
これまで使ってきた一眼が銀塩、デジ眼含めて全てニコンであることや、該当のEOS20Daが受注生産品で簡単に店頭で手にとって触れるものではないことから、実際に人柱となって購入に踏み切る可能性はないと思われるが、キャノンユーザーで入手した人がいれば是非使用感を伺いたいものである。

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